[CML 031253]  ご連絡 ―マンガ「美味(おい)しんぼ」鼻血描写問題に関連して

石垣敏夫 motoei at jcom.home.ne.jp
2014年 5月 10日 (土) 17:45:19 JST


石垣敏夫さま
東本高志さま

御無沙汰しています。内部被ばくを考える市民研究会の川根眞也です。
『美味しんぼ』の「福島県取材に入ったら鼻血が出た」が福島差別につながるか、と
いう論争になっています。
2014年5月7日、双葉町もこの『美味しんぼ』第604話発行によって、「県外の方から、 

福島県産の農産物は買えない、福島県には住めない、福島方面への旅行は中止したいな 

どの電話が寄せられており、復興を進める福島県全体にとって許しがたい風評被害を生 

じさせている」「双葉町民のみならず福島県民への差別を助長させることになる」と抗 

議声明を出しています。
その一方で、この双葉町の抗議声明も「原因不明の鼻血等の症状を町役場に訴える町
民が大勢いるという事実はありません。」として、「原因不明の鼻血がでた町民」が
「大勢」いることを否定しつつ、暗に「ある程度」の数の「原因不明の鼻血がでた町民 

」がいることを示唆しています。

双葉町『小学館発行『スピリッツ』の『美味しんぼ』(第604話)に関する抗議について 

』http://www.town.fukushima-futaba.lg.jp/secure/5924/20140507_kougibun.pdf
そもそも、埼玉県加須市に全村避難した住民約1200人のうち、167人が1年10ヶ月の間
に亡くなっています。
ブログ 大川原有重 春夏秋冬さん
『福島県双葉町から埼玉に避難した被災者 1年10ヵ月で167名が亡くなる』
http://blog.goo.ne.jp/okawaraarishige/e/847587b8013b982d65f2e9e33b5b73cc
実に14%に町民が亡くなったことになります。井戸川克隆元町長は、福島県双葉町に
戻ることは不可能であると考え、新たな町を他県に作るべきであると考えていました。政 

府、福島県の住民の健康無視、強制的な帰還、被ばくした住民が死ぬのを待つやり方に 

抗議をし続けてきました。政府や福島県は年間1ミリシーベルトを守らず、年間20ミリ 

シーベルトまでを帰還させる方針です。井戸川克隆氏はこれに対し、「年間1ミリシーベ 

ルトを守られない、私たちは日本国民ですか。」と政府に問いました。そして、町長が独
断、横暴であり、帰還を目標とする「復興事業」が進まないとして、双葉町町議会議員 

からリコールされたのでした。
福島県野菜を食べないのは、内部被ばくを避けるために、必要なことです。
、ウクライナに5回の調査に入った、小若順一さん
のお話で。そこでは、チェルノブイリ事故から28年たったウクライナの各町
で、大人も子どもも頭痛や鼻血、足痛を訴えています。その地域の畑土壌から放射性物 

質の作物への移行を少なくするよう、カリウムの化学肥料を提供したら、頭痛、鼻血、 

足痛が改善した、中には、まったく痛くなくなった大人、子どもがでてきた報告をされ 

ます。
◆チェルノブイリ原発から南東に400kmほど離れたロゾヴァ市リツェイ学校 11年生(1 

7~18歳)
手が痛い人 0人
足が痛い人 0人
風邪をひきやすい人、熱が出やすい人 0人
頭がくらくらする人、めまいがする人 0人
首が痛い人、のどが痛い人 0人
      ↓
この地域の野菜 セシウム137 すべてND(不検出)。検出限界0.01ベクレル/k
g
◆チェルノブイリ原発から西に125kmほど離れたモジャリ村
足が痛い生徒 6~7割
「子どもたちは元気ですか?」モジャリ村学校副校長「みんな病気よ」
「足が痛い子は?」 モジャリ村学校副校長「たくさんいるわよ」
↓
この地域の土壌 セシウム137      127ベクレル/kg これは現時点のさいたま
市のストロンチウム90   65ベクレル/kg 汚染に近い。
この地域の野菜中のセシウム137
コケモモ 25ベクレル/kg
ライ麦 10ベクレル/kg
    牛乳 5ベクレル/kg
ポテト 2ベクレル/kg
    チーズ 2ベクレル/kg
    リンゴ、リンゴジャム、クルミ、小麦・カラス麦、ニンジン 1.3ベクレル/kg
未満
セシウム137の最大値
キノコ 26670ベクレル/kg
    ベリー 6600ベクレル/kg
蜂蜜 3350ベクレル/kg
ということは28年後のさいたま市の蜂蜜も半分くらいの汚染度になるのか?(セシウ
ム137
の半減期が30年なので)
◆無痛地帯に一番近いが、痛みが出ていた村
チェルノブイリ原発から南東に150km離れた村 ノヴィ・マルチノヴィッチ村学校
25名 10、11年生(15~17歳)と父母
足が痛い人 1人(11歳から)
(この子は「頭が痛い」「自律神経失調症」「鼻血が出る」でも手を挙げた。キノ
コはよく食べる。)
頭が痛い人 18人 (72%)
自律神経失調症の人 5人 (20%)
鼻血がでる人 13人 (52%)
風邪をひきやすい人   12人 (48%)
風邪でよく学校を休む人 8人 (32%)
↓
ノヴィ・マルチノヴィッチ村議会議長に子ども1日分の食事を用意してもらった
食事1日分のセシウム137
サンプル名 重量(g) 1食あたりのベクレル数
肉のスープ 450 0.495
赤いボルシチ 400            0.28
蒸しじゃがいも 550 0.66
酢漬けトマト 350 0.525
ブラック・カラント・ジャム
400            0.4
―――――――――――――――――――――――――――――
合計 2150         1日2.36ベクレル
1kgあたりに換算すると、セシウム137が1.1ベクレル/kg。この食事を摂り続け
ていくと、上記の健康被害
になったということ。
↓
この地域の土壌 セシウム137 7ベクレル/kg ※これは非常に低い。し
かし、住民は畑に木炭の灰
ストロンチム90 3ベクレル/kg を撒いていた。土壌の
セシウム8ベクレル/kg
の場所で、木炭の灰は
263ベクレル/kgであった。

まず、放射性物質入りの食べ物、セシウム137で1ベクレル/kgでも食べ続けていく
と、頭痛、鼻血、足痛の
症状が出るということを、小若順一氏らは調査してきました。政府、文部科学省と現在 

交渉を開始しています。

学校給食の食材をセシウム137を1ベクレル/kg以下にしろ、と。
福島県の試験操業が始まり、築地にも魚が入ってきています。
朝日新聞デジタル『福島)3年越し いわきの試験操業の魚、築地に初出荷』2014年5
月9日
http://www.asahi.com/articles/ASG5842L2G58UGTB001.html
福島県いわき市沖で獲れたヤナギムシガレイは放射性セシウム合計 13ベクレル/k
gと報じられています。
子どもも大人も食べるべきではない、と考えます。
ちなみに、『美味しんぼ』原作者の雁屋哲氏は、2011年11月からの1年間で3回現地を
訪れています。
オーストラリアの情報を紹介している日本語ミニコミ紙「日豪プレス」記者から現地の 

放射能被害について聞
かれ、雁屋さんは、目に見えないのが怖いとして、自らの体験をこう語っています。
「取材から帰って夕食を食べている時に、突然鼻血が出て止まらなくなったんです。な 

んだこれは、と。今ま
での人生で鼻血なんて出すことはほとんどなかったので驚きました。その後も夜になる 

と鼻血が出るというこ
とが何日か続きました」
病院に行っても、放射能とは結び付けられないと言われたといいます。雁屋さんは、
さらに疑問を投げかけ
ています。「取材後にすごく疲労感を感じるようになった」、同行スタッフや当時の福 

島県双葉町の町長も、
鼻血や倦怠感に悩まされていたと話しました。現地の子供たちもだるさを訴えていたと 

し、「あの周辺は人は
住んではいけない所になってしまった」と漏らしています。
雁屋さんは、福島の食べ物を食べて応援することも疑問だと言っています。特に、漁
業は、何十年経っても
復活は無理なのではと指摘し、東北地方の海産物の多くについて、「恐らく食べられな 

くなるでしょうね」と
言っています。
内部被ばくを考える市民研究会 川根 眞也
http://www.radiationexposuresociety.com/
E-mail kawane at radiationexposuresociety.com

>東本さん
>>、放射能の専門家(放射線・放射線医学)がその因果関係を科学的な見地から否定 
> しているにもかかわらず
>>>「(放射線・放射線医学)」とはどこの団体でしょうか、団体名・医師名を正確にお
>知らせ下さい。
>
>被爆医師肥田舜太郞さんにお聞きしたのですが。放射線医学は歴史が浅く、見解を出 
>
せるほど研究が進んでいない、
>ほとんどの医師が放射線によるものか、否かの判断ができない、と述べています。
>医学事例としてヒロシマン・ナガサキ・スリーマイル島・チェルノブイリであり、日 
>
本では他に第5福竜丸被爆があります、
>米国は資料を集めているが内部被曝等放射線に因るもの、と考えられるものは発表を 
>
していない、とのことです、
>世界中に癌が増えているのは、米・ソ・英・仏・中等の核実験の因るものと言われて 
>
います。
>
>ですから、放射能事故後に起こる事象について、植物が異常に大きくなったとか、鼻 
>
血とか、因果関係を調べることは大切です。
>その事例を被曝者・関係者が勇気を持って発表することは重要なことです。
>ただしその事例だけで判断できないのが、エックス線医学を含む放射線医学の現実で 
> す。
>>核実験後人体実験にされたヒロシマ・ナガサキからまだ68年しか経っていません。
> 石垣?夫
>
>以下転送
>Subject: [CML 031237] 改稿:脱原発運動はいかにして無残なさまになっているか
>――マンガ「美味(おい)しんぼ」鼻血描写問題に関連して
>
>マンガ「美味(おい)しんぼ」(雁屋哲作・花咲アキラ画)鼻血描写問題について私 
>
もひとこと述べておきたいと思います。私が
>この問題を取り上げようとするのは、たとえば「鼻血が出る」という症状を「福島( 
>
近辺)」で鼻血を出したというだけで福島原
>発事故との因果関係を疑うというのではなく、なんの因果関係も明らかでないまま、 
>
かつ、放射能の専門家(放射線・放射線
>医学)がその因果関係を科学的な見地から否定しているにもかかわらず自分たちの意 
>
に添わない専門家はすぐに「御用学
>者」と決めつけ、ほとんどの(すべてといってよい)病理現象を放射能のせいにしよ 
>
うとする非科学的、あるいはエキセントリ
>ックな態度がいかに脱原発運動をの国民的規模の運動にしていくための妨げになって 
>
いるか。また、政治的な革新運動の
>「統一」の妨げになっているか、という視点からです。私は、これまでも、いわゆる 
>
「放射能デマ」問題が脱原発運動と政治的
>革新運動をいかに歪めているかという点については繰り返し述べてきました。以下の 
>
記事はそうした私の視点の一環として
>書いているものです。あるメーリングリストへの投稿の文を記事にしたものですから 
>
意の通らないところもままあるかと思い
>ますが、その点はご容赦いただきたいと思います。
>
>私が「放射能デマ」もしくは「放射能デマに相似するもの」と思っているのは、この 
>
CML上の最近の発言だけに限ってみれば、
>たとえば次のような発言です(2、3の例)。
>http://list.jca.apc.org/manage/listinfo/cml
>
>・T.Hさん wrote:
>http://list.jca.apc.org/public/cml/2014-May/031137.html
>> 重要なのは、「鼻血多発」は否定できないと言うことです。
>> 詳しいことはこちらをご覧ください。↓
>http://hinankenri.blog.fc2.com/blog-entry-100.html
>
>注:しかし、「詳しいことはこちらをご覧ください」と記されている上記のサイトを 
>
見ても「「鼻血多発」は否定できない」とT.H氏
>が断言する「事実」はなんら確認できない。なんら確認できない「事実」をもって「 
>
事実」と称するのはデマに相似する行為とい
>うべきでしょう。
>
>・M.Oさん wrote:
>http://list.jca.apc.org/public/cml/2014-May/031174.html
>> 四面楚歌を覚悟して事実と向き合って真実を伝えて下さる首長や心ある方々
>> 井戸川さん、鹿児島に度々いらして真実を伝えて下さっ(た)。
>
>注:上記は、漫画「美味しんぼ」の中で井戸川克隆・前福島県双葉町長が「(鼻血は 
>
)私も出る」「福島では同じ症状の人が大
>勢いる。言わないだけ」などと発言していることの擁護発言ですが、美辞麗句を並べ 
>
て「事実」や「真実」というだけで、肝心の
>「事実」と「真実」の中身はなんら証明されていない。こうした発言も「信憑性のな 
>
いもの」を「信憑性があるもの」のように拡散
>するという点でデマに相似する行為と呼んでいいものです。
>
>・ M.Oさん wrote:
>http://list.jca.apc.org/public/cml/2014-May/031186.html
>> 2011年の初夏に私も鼻血を出しています。掃除の最中に。鼻血など近年、まったく 
>
経験していなかったのに。
>> その後はまったくありません。この時の一度だけ。
>
>注:M.O氏は上記で福島原発事故と自身の鼻血には因果関係はあるとは言っていま 
>
せん。しかし、いかにも因果関係があ
>るかのように言う。因果関係が証明されないものを因果関係があるかのごとく拡散す 
>
る行為も一種のデマ拡散行為といえる
>でしょう。
>
>以下、省略。下記をご参照ください。
>
>■脱原発運動はいかにして無残なさまになっているか ――マンガ「美味(おい)しん 
>
ぼ」鼻血描写問題に関連して
>(弊ブログ 2014.05.09)
>http://mizukith.blog91.fc2.com/blog-entry-873.html
>
>
>
>東本高志@大分
>higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
>http://mizukith.blog91.fc2.com/
cgi-bin/sa.cgi?id=ll9MD
freeml byGMO]--  



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