Re: [CML 031224] 放射線は老化を促進させる

Yabuta Tohru ynntx at ybb.ne.jp
2014年 5月 9日 (金) 23:56:29 JST


藪田です。

檜原転石 さんへ

>「1mSvの被ばくで 10,000人中1人ががんになり、そのがんの半分が致死的」

ということを2か所で書いている。ところで、この元データはどこから拾ってきた話なんですか。

ICRPもどこも、こんな事は言っていないはずだが。

広島・放射線影響研究所のHPを見ると

http://www.rerf.or.jp/general/qa/qa11.html
Q&A
このホームページで紹介しているがんリスクに関する考察では、0.005 Gy(5 mGy)以上の放射線に被曝した人に焦点を置いています。0.005 Gy以下の低線量被爆者では、がんやその他の疾患の過剰リスクは認められていません。

************************

「0.005 Gy以下の低線量被爆者では、がんやその他の疾患の過剰リスクは認められていません。」とある。

0.005 Gyをシーベルト換算すると、4msvとなる。「4ミリシーベルト以下では、がんやその他の疾患の過剰リスクは認められていません」となると、

1mSvでは、当然影響はない。

>ところで大久保利晃放影研理事長は放影研の疫学調査の数字が「1mSvの被ばくで 
10,000人中1人ががんになり、そのがんの半分が致死的」として使われているこ 
とを知らないのでしょうか。また内部ヒバクを無視したい衝動は放影研の 宿命 
から来ているのでしょう。

檜原転石 さんは、大久保利晃放影研理事長の発言を批判しているが、その根拠も崩れる。いったいどこのデータを根拠に言っているのか教えてくれ。

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From: 檜原転石 
Sent: Friday, May 09, 2014 8:14 AM 
To: 市民のML 
Subject: [CML 031224] 放射線は老化を促進させる 

檜原転石です。

東本さん、こんちは。

あなたは「放射線に、安全な量はない」という立場だが、同時に「放射能デマの 
危険性についても警鐘をならすのが重要だ」と考えている。

よって「少しの放射線は影響ゼロ」という藪田さんや「放射脳」などというトン 
デモ語を使う林田力とは違う。

しかし、「放射線に、安全な量はない」という立場で、加えて、放影研の疫学調 
査でもチェルノブイリ事故の疫学調査でも明らかなように、放射線は免 疫機構 
を容易に壊し、がん以外の病気も多発させることを知っていれば、「福島で鼻血 
を出す子が続出し、下痢、頭痛が止まらない子が大勢いる」ある いは「娘の友 
達が何人も白血病の初期症状と診断され、甲状腺の異常が見つかった」などは、 
ことばのすべての細部にわたってそれらが事実かどうかは さておき、そのよう 
な事態が部分的にはたとえあっても何ら不思議でもなんでもないと考えるのが科 
学的態度です。よってそれらをデマと言い切れるの は核・原発マフィア系の科 
学者だけです。彼ら彼女らには「100ミリシーベルト以下のヒバク量では健康 
被害はない」という立場にいるからです。

またデマについて観点を変えますと、科学ネタは社会ネタとは違って――まあ私の 
場合ですが――継続的に学習していないと知識がすぐあやふやになる ということ 
です。よって簡単な勘違いをはじめ数字の桁を間違えるあるいは単位の間違いを 
することなども当然起きます。この場合でも、主張はデマと なります。だから 
私は原発については継続的に書いている時以外はなかなか書きません。しかし脱 
原発・反原発の人の主張の間違いは大目に見ることを 基本としています。

国際放射線防護委員会(ICRP)が現在採用しているリスク推定は―― 
「1mSv(公衆の年間被ばく線量限度である)の被ばくで 10,000人中1人ががんに 
なり、そのがんの半分が致死的」ですが、このリスク値は放射線影響研所(放影 
研)の疫学調査を使っています。ただしこれは単 位時間あたりにヒバクする放 
射線の量を考慮して、“低線量率ヒバク”として広島・長崎のヒバクシャ(一瞬で 
全線量のヒバクで高線量率ヒバク)の発 がんリスクの半分にしています。フク 
シマでは低線量率ヒバクになりますし、原発労働者も、集団検診の胸部エックス 
線も低線量率ヒバクとして計算さ れます。ただしCTの全身検査は高線量率ヒ 
バクシャのようです。しかし低線量率ヒバクの方が高線量率ヒバクよりリスクが 
2倍高いという疫学調査も あります。
また放射線影響研所(放影研)の調査が内部ヒバクを考慮していないというこ 
とを加味すれば、「1mSvの被ばくで 10,000人中1人ががんになり、そのがんの半 
分が致死的」をたとえば10倍ぐらいリスク値を高くして、「1mSvの被ばくで 
10,000人中10人ががんになり、そのがんの半分が致死的」としても間違いとは 
言い切れません。

ところで大久保利晃放影研理事長は放影研の疫学調査の数字が「1mSvの被ばくで 
10,000人中1人ががんになり、そのがんの半分が致死的」として使われているこ 
とを知らないのでしょうか。また内部ヒバクを無視したい衝動は放影研の 宿命 
から来ているのでしょう。



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