[CML 031124] 山田孝男毎日新聞記者(特別編集委員)への日本記者クラブ賞授賞を批判する(続)

higashimoto takashi higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
2014年 5月 2日 (金) 22:29:38 JST


(承前)しかし、「日本記者クラブ賞」受賞者の:山田孝男記者(特別編集委員)は私のような批判があることは先刻承知しているようで、自社の毎日新聞に受賞の弁を次のように述べています。

(中略)

以上は山田編集委員の受賞の弁の全文ですが、「最近、たくさん頂戴した批判は次の二つだ。/『右寄りの歴史認識や安保政策に甘過ぎる』/『秘密保護法に理解を示すのはおかしい』」という批判されている内容の認識は決して的を外していません。が、「この場を借りて一言、弁明させていただく」として弁明していることは、「他国に守られながら、何でも反対、阻止、粉砕と叫ぶだけでは平和は築けない」というおそらく彼の長年の思弁(持論)のエクスキューズひとつです。そのほかにも「原発事故を経て」云々といろいろ述べていますが、授賞理由の「小泉純一郎元首相の原発ゼロ発言を特報した」点に関わってのリーズンを述べているだけのことにすぎません。「たくさん頂戴した批判」のエクスキューズは「他国に守られながら、何でも反対、阻止、粉砕と叫ぶだけでは平和は築けない」という一点のみです。が、「他国に守られながら」云々のエクスキューズはもう何十年も前から(戦後一貫して)保守派(ことに右翼層)がいわゆる「革新」を批判するために好んで用いてきた使い古されたイディオム(常套句)のひとつにすぎません。したがって反批判は簡単です。いわゆる「革新」派は「何でも反対」「阻止」「粉砕」と言ってきたわけではない。そうしたイディオムは歴史的事実にも現在の事実にも反する誹謗・中傷のたぐいにすぎない、と。およそジャーナリストからぬエクスキューズといわなければならないでしょう。

その上、山田記者は次のようにも述べています。

「時に社説と食い違う拙稿について、同業他社の悪友たちから「オレのところじゃ無理」という、羨望(せんぼう)ともあざけりともつかぬ感想を聞くことは少なくない。/コラム「風知草」はいかにも、毎日新聞社の自由な風土があればこそ成り立っている。私の勝手放題に忍耐強く付き合ってくれている同僚と、何よりも、ご愛読くださる読者の皆様に感謝を申し上げたい。」

毎日新聞は「自由な風土」の新聞社? また、「私の勝手放題に忍耐強く付き合ってくれ」る新聞社? 新聞社という会社組織は他の会社組織と比較して相対的に「自由な風土」 
と呼んでもよい側面は多少はあるかもしれません(記者の本棚にウイスキー瓶が置かれていたり。ただし、ひと昔前のこと)。しかし、会社組織であることには変わりはありません。以下の2例は朝日新聞社の事例にすぎませんが、他の新聞社も含めて新聞社はこれまでも「社の方針」に背く者は容赦なく切り捨ててきました。

・烏賀陽弘道元朝日新聞記者の場合:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%83%8F%E8%B3%80%E9%99%BD%E5%BC%98%E9%81%93
・吉竹幸則元朝日新聞記者の場合:
http://jupiter-press.doorblog.jp/archives/12434431.html

以下、省略。全文は下記をご参照ください。

■山田孝男毎日新聞記者(特別編集委員)への日本記者クラブ賞授賞を批判する(続)(弊ブログ 2014.05.02)
http://mizukith.blog91.fc2.com/blog-entry-869.html


東本高志@大分
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