[CML 031110] (2-2)【報告】第1108日目報告★原発とめよう!九電本店前ひろば★

青柳 行信 y-aoyagi at r8.dion.ne.jp
2014年 5月 2日 (金) 07:26:10 JST


青柳行信です。5月2日。
<つづき>
青森県、
23.<むつ市、バス避難を計画 東通原発事故想定>河北新報5月1日
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201405/20140501_21023.html
<青森県むつ市は30日、東北電力東通原発(青森県東通村)の事故を想定した 
住民避難計画を策定した。対象者数が5万人を超え、幹線道路で交通渋滞が発生 
する恐れがあるため、青森県や市が用意するバスでの避難を原則とした。東通原 
発の半径30キロ圏内に入る5市町村の避難計画が出そろっ 
た。・・・・・・・・・・・・・・・・
計画では、対象者数が多いため、青森県内で避難計画を策定した5市町村で唯 
一、海路や空路での避難の必要性に言及。「自衛隊などの派遣を要請する」と明 
記した。住民の移動手段となるバスの確保は具体的なめどが立っていない。運転 
手の確保と合わせ、今後の大きな課題となる。・・・・・・・・・・・・>

24.<むつ市が原子力災害避難計画策定>デーラー東北2014/5/01 09:00
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/kita_ar/20140501/201404300P005651.html
・・・・・・・添付図がわかりやすい。

参考記事、
25.<元NRC委員長、凍土遮壁に懸念 福島原発の汚染水問題>西日本2014 
年05月01日 21時51分
記事全文<東京電力で組織改革や原発事故への取り組みを監視する「原子力改革 
監視委員会」委員長で元米原子力規制委員会(NRC)委員長のデール・クライ 
ン氏は1日、都内で共同通信と会見し、福島第1原発の汚染水問題の切り札と期 
待される凍土遮水壁について「最良の選択肢との確信が持てない。意図せぬ結果 
が生じないか心配だ」と語った。同席した副委員長で英原子力公社名誉会長の 
バーバラ・ジャッジ氏も、実証性を見極める試験を夏の暑い時期に行う必要があ 
ると指摘。クライン氏とともに凍土壁の実効性に懸念を表明した。凍土壁には、 
日本の原子力規制委員会や土木専門家からも疑念の声が出ている。>

26.<発信箱:世界最高水準=青野由利>毎日新聞 2014年05月02日 東京朝刊
http://mainichi.jp/shimen/news/20140502ddm005070004000c.html
<科学の世界は厳しい。「STAP細胞はあります」といくら叫んでも、誰もが 
納得するデータが論文で示されていなければ存在しないのといっしょ。結論を導 
いた過程を、他の科学者も検証できるデータや根拠によって明示する。そこに科 
学の信頼性の源があるからだ。
それに引きかえ、と思いたくなるのが政策決定の世界だ。先月、閣議決定された 
「エネルギー基本計画」は、原発維持を打ち出した上、核燃料サイクルや再処理 
は相変わらず「推進」。脱原発を望む声は大きく、直接処分に対する再処理の優 
位性も崩れているのに、なぜ、こう判断したか、データや根拠の説明はまったく 
不十分。核のゴミ減容の役割を強調した高速増殖原型炉「もんじゅ」の延命も、 
その結論に至る道筋がわからない。
再稼働基準に至ってはまるで笑い話のようだ。菅直人さんが質問主意書で「世界 
で最も厳しい水準の規制基準」の根拠をたずねると、国際的基準を参考にしつつ 
「世界最高水準の基準となるよう策定した」という答弁書が返ってきた。「最高 
になるように作ったんだから、最高なんだ」という理屈は、「STAP細胞がで 
きるように作ったんだから、できたんだ」と言っているようなもの。科学論文な 
ら即却下だ。
さらに納得できないのは、原発推進派を中心に作った素案を基に、原発推進を担 
う経済産業省が原案を作ったこと。科学の世界では利害関係者とのつながりが不 
透明だと信頼性も失ってしまう。科学と政策は違う、という声もありそうだが、 
共通項はある。原発事故の背景には、データや根拠、透明性を重んじる、科学的 
思考の軽視があったはずなのだから。(専門編集委員)>

27.<今日の記者モノ  あなたの存在意義って…記者:久保田かおり>西日本 
電子版2014年05月02日 03時00分 更新
http://qbiz.jp/article/36917/1/
<近頃、永田町や霞が関で流行の言葉で表現するなら「失望」が最も似合う。そ 
んな2時間だった。4月22日、原子力規制委員会の田中俊一委員長と、電力会 
社やプラントメーカーなどでつくる自主規制団体「原子力安全推進協会」 
(JANSI)の松浦祥次郎代表との意見交換を傍聴した感想だ。
東京電力福島第1原発事故が起きて、「安全」を先送りしてきたと言える電力業 
界と原子力産業界への批判は、国会事故調査報告書などで指摘されている。松浦 
代表の言葉を借りるなら、協会は、業界を「生徒」とした場合に「家庭教師」と 
して安全向上のために指導する立場だ。JANSIのホームページにはデカデカ 
と「世界最高水準の安全性の追求」とある。だけど、松浦代表の言葉からは、不 
断に安全向上を目指す覚悟や信頼回復の取り組みを進める決意が感じられないば 
かりか、業界を引っ張るリーダーシップも見えなかった。今日は、独断と偏見で 
選んだ「失望」の発言ベスト3を紹介する(詳細は規制委の動画サイト 
で)。・・・・・・・・・・・・・・・
「有意義な議論ができた」と当事者は意見交換を締めくくったが、私は何とも言 
えない無力感に襲われた。だって、原子力界のドン的な存在の松浦代表の言葉が 
こんなにも軽く、信頼できないんですもの。川内原発1、2号機の再稼働が現実 
味を帯びる中で、業界がどう変わったのか見極められない。松浦代表は、高速増 
殖炉「もんじゅ」(福井県)を運営する日本原子力研究開発機構の理事長でもあ 
る。足元のもんじゅは、トラブル続きで事実上の使用禁止状態なのはご存じの通 
り。JANSIのトップが松浦代表で本当に国民が納得できるような家庭教師役 
ができるのかとの疑問も募る。次回の意見交換では、JANSIの存在意義が分 
かるような発言を期待しています! >

28.<「廃炉検討」言及相次ぐ 老朽化原発、負担見極め 電力4社>朝日デ 
ジタル2014年5月1日05時00分
http://digital.asahi.com/articles 
/DA3S11113020.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_DA3S11113020 
<運転を始めて40年前後経過した原発について、関西、中国、四国、九州の4 
電力社長が30日までに、廃炉にするかどうかを検討する考えを表明した。東京 
電力福島第一原発事故で規制基準が厳しくなり、老朽原発を維持するには巨額の 
設備投資が必要だからだ。一方で数十年かかる廃炉のコスト負担は重く、各社は 
難しい選択を迫られている。
「今年の秋ごろまでに判断したい」。関西電力の八木誠社長は30日、2014 
年3月期決算の記者会見でそう述べ、運転開始から40年を超える福井県の美浜 
原発1、2号機の存廃を検討する考えを明らかにした。
来年10月に稼働から40年を迎える佐賀県の玄海1号機をもつ九州電力の瓜生 
道明社長も同日、廃炉にするかどうかを「秋口までに判断したい」と明言。「投 
資額と負担との関係を勘案する」とし、運転を続けるための安全対策費や再稼働 
した場合に軽くなる燃料費負担などを見極める考えだ。
同じく運転開始から40年の島根県の島根1号機を抱える中国電力と、37年の 
愛媛県の伊方1号機を抱える四国電力の両社長も決算発表の会見で、廃炉にする 
かどうかの検討を始める考えを示した。
背景には、福島第一原発事故を受け、原発を動かし続ける基準が厳しくなったこ 
とがある。
昨年7月に施行された改正原子炉等規制法では、運転年限のなかった原発の稼働 
期間が原則40年になった。電力会社が希望すれば、40年を超えて例外的に1 
回に限り最長20年間延長できるが、原子炉や建物の劣化を細かく調べる特別点 
検をクリアし、新規制基準を満たす必要がある。16年7月時点で40年を超え 
ている原発の運転を延長したい場合、来年7月までに原子力規制委員会に申請し 
なければならない。こうした原発は7基あり、各社は延長を申請するかどうかの 
判断を迫られている。
■料金上乗せ、高い壁 廃炉を決めても、待ち受けるのはいばらの道だ。経済産 
業省によると、廃炉費用は1基あたり約500億円(平均)かかる。廃炉作業に 
は25〜30年かかるとされる。発電費用と同じように、電気料金に上乗せする 
こともできるが、一般家庭に負担増を求める料金値上げのハードルは高い。電力 
各社は原発事故が起きるまで、約60年間動かすことを想定していた。長期間、 
安定して発電できることが、原発を「経済的な電源」と位置づけてきた根拠だっ 
た。動かして40年前後で廃炉にすれば、設備投資などの経営計画は大きく変わ 
り、原発は「低コスト」とも言えなくなる。
廃炉には、「放射性廃棄物」をどう扱うかも大きな課題だ。放射能が強い原子炉 
内の設備や制御棒などは、地下50〜100メートルに埋めて捨てることになっ 
ているが、処分場のメドはない。搬出先が見つからないうちは作業が滞る可能性 
がある。すでに決まった福島第一原発の廃炉には1日約5千人がかかわり、少な 
くとも40年間を見込む。地元には福島第二原発の廃炉を求める声もあるが、東 
電の広瀬直己社長は30日の会見で「県民の意向や国のエネルギー政策を踏まえ 
て判断する」と明言を避けた。
■老朽化が進む原発 (電力会社名 号機 年数)
・関西   
美浜1号機 44年 2号機 42年 3号機 38年
大飯1号機 35年 2号機 35年
高浜1号機 40年 2号機 39年
・中国   島根1号機 40年
・四国   伊方1号機 37年
・九州   玄海1号機 39年
・日本原電 
東海第二   36年
敦賀1号機  44年
・東京   
福島第一 5号機 36年(廃炉) 6号機 35年(廃炉)
福島第二(廃炉?)1号機 32年 2号機 30年 3号機 29年 4号機 
 27年
※運転年数は2014年から運転開始年を引いたもの

29.<震災大津波、太平洋を往復=南米チリで反射、日本に−高さ30〜60 
センチ・気象研>時事通信(2014/05/01-14:23)
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2014050100432
<東日本大震災の大津波は太平洋を横断して南米チリ沿岸に到達した後、反射し 
て約2日後に日本の沿岸に戻って来た可能性が高いと、気象庁気象研究所の岡田 
正実客員研究員(元地磁気観測所長)らが1日、横浜市で開催中の日本地球惑星 
科学連合大会で発表した。・・・・・・・・・・東日本大震災の大津波は太平洋 
を渡って約1日後にチリ沿岸に到達し、同国のタルカワノ検潮所で高さ約2メー 
トルを観測したことが、米海洋大気局(NOAA)により報告されている。>

30.<低温で焼いた粘土で汚染水浄化 淡路瓦職人ら共同開発>西日本2014年 
05月01日10時29分
http://www.nishinippon.co.jp/feature/earthquake/article/85627
<低温で焼いた粘土が、放射性物質のセシウムやストロンチウムを効率よく吸着 
することを、兵庫県・淡路島特産の「淡路瓦」職人が、近畿大の山崎秀夫教授 
(環境解析学)と1日までに突き止めた。同県南あわじ市で、50年以上瓦を 
作っている小丸博美さん(78)が発案。・・・・・・・・・・・・・・・>
・・・・・・・・汚染水 量が半端じゃないから?

31.<太陽光発電システムの財産処分に注意>データ・マックス2014年5月 1 
日 14:23
http://ib-sumai.jp/2014/05/post_457_0501_dm1345.html
<2013年度まで国の太陽光発電の補助金を扱っていたJ-PEC(一般社団法人太陽 
光発電協会)より「財産処分の事前承認の徹底についての周知のお願い」が発表 
された。発表によると、補助金交付対象として設置した太陽光発電システムを法 
定耐用年数(17年間)のうちに取り外す場合、または手放すなどの処分をする場 
合、事前に「財産処分承認申請」を提出し、承認を受ける必要がある。事前承認 
を得ずに処分した場合は、規定違反となり補助金の返還や年利10.95%の加算金 
が徴収されるとのこと。・・・・・・・・・・・>
 
32.<[電力 首都へ 中編・戦後再編](13)「区域外供給」が固定化> 
新潟日報2014/05/01 09:26
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20140501109500.html
戦後の電気事業再編で、本県は東北電力の供給区域となった。ただ、戦前から首 
都圏へ送電していた信濃川水系の水力発電所は、東京電力の所有とされた。首都 
をあずかる電力会社の供給力不足を補う「区域外発電所」の役割は維持されたの 
だ。国の電気事業再編成審議会会長の松永安左エ門が、連合国軍総司令部 
(GHQ)の求める「発電所の属地主義」を拒否した狙いはここにあっ 
た。・・・・・・・・・・・・・・・・
このとき生まれた日本の電力システムの中で、本県と福島県は「首都の電源地」 
として固定化された。大きなリスクを抱える原発まで、首都のため後に引き受け 
ることになるのだ。(敬称略)=中編おわり=
この連載は東京支社・前田有樹が担当しました。首都圏に電力を送る原発が本県 
の柏崎刈羽地域に設置された経緯や背景に焦点を当てる後編は、6月に始める予 
定です。>
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33.<(プロメテウスの罠)震災と皇室:15 「原発を見たい」>朝日デジ 
タル2014年5月1日05時00分
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11113022.html
<◇No.906 宮城、岩手県の見舞いが終わった。いよいよ福島県の番とな 
る。天皇と皇后が2011年、関係7都県を見舞う中で、もっとも時間をかけて 
準備したのが福島県だ。訪問前までに20人あまりの専門家や行政機関の長から 
説明を受けた。うち十数人が原発や放射能関連だった。・・・・・・・「天皇陛 
下が、原発を見たいとおっしゃっているのです」・・・・・
福島県の知事公室長兼秘書課長だった樵隆男(きこりたかお)(57)が宮内庁 
から「両陛下がお見舞いのため現地を訪問なさりたいとのお気持ちです」と電話 
を受けたのは、大震災からまだ1カ月もたたない4月上旬だった。知事の佐藤雄 
平(さとうゆうへい)(66)は訪問を喜び、4月15日に県庁にチームをつ 
くって準備にとりかかった。>

今朝届いた西日本新聞朝刊紙面では、
フクシマ・原発・電力の文言のある記事はありません。見つけきれない?
1面トップは
34.<水俣病進まぬ救済 公式確認から58年・・・・>
・・・・・他の面にも関連記事が多数あります。
・・・・・将来、「水俣病」が「フクシマ」という言葉に代わった記事を見そう 
です。
2面下方に、
35.<被団協 被爆者ら50人 来年のNPT会議へ派遣>
今朝の紙面は以上です。(5.2.5:50)
※この新聞記事紹介へお気づきのことがあれば、ysykf at yahoo.co.jpまでお知らせ 
ください。
※この記事の部分は次のフェイスブックにも毎日貼り付けています。 
⇒https://www.facebook.com/yasuyuki.funatsu?ref=tn_tnmn

★ 東京の杉原浩司 さんから:
4月30日に参議院議員会館で行われた「川内原発の再稼働審査・汚染水問
題に関する政府交渉」について、阪上武さん(福島老朽原発を考える会)の
報告を転送します。火山影響評価、避難計画、汚染水問題と重要テーマの
三本立てでした。
重要な内容ですので、ぜひご一読ください。
---------
阪上 武
みなさまへ
4/30は政府交渉お疲れさまでした。

◆火山影響評価について

参議院議員会館で参加者は70名ほど。鹿児島、佐賀、福岡、関西、首都圏他か
ら参加がありました。テーマは、川内原発の火山影響評価、汚染水問題、原子力
防災・避難計画の3つですが、そのうち、火山影響評価について簡単にご報告い
たします。

川内原発の火山影響評価については、審査の過程で火山学者が全く関与しておら
ず、火山学者から懸念の声が上がっている中、こちらからは、有識者会合の開催
しその間は審査を止めるべきではないかという旨の事前質問を出していました。

折しも、交渉の前日の毎日新聞に、規制庁は、再稼働後に有識者会合を開催する
方針だとの記事が流れました。交渉は、再稼働後ではおかしいではないかという
点に集中しました。

規制庁は、地震・津波担当の牧野氏が対応しました。牧野氏の回答は、「外部有
識者に意見を聴くというのは、今後行われるモニタリングの結果に関しまして、
事業者の評価が適切かどうかを判断するの際の規制側の考え方を整理するためで
ございまして、許認可時に求めるものではございません。」というものでした。

しかしこれは、前回4月23日の規制委適合性審査会合で、島崎委員長代理の発
言とは異なります。島崎氏は、「火山学者の、専門家の方を集めていただいて、
議論をする。それを九州電力さんが、設定してやるというのは非常にいいことだ
と思いますが、私どもとしましても、ある段階で、しかるべき検討が必要である
ことは自覚しております。判断基準はあらかじめもっておくということは非常に
重要で、それは大切だと思いますけれど、やはり決める場合にはもう少し慎重な
検討が必要だと思います。」と述べていました。ここで判断基準と言っているの
は、火山活動の兆候を把握した場合の対処を講じるための判断条件のことです。

交渉はまず、破局的噴火について、兆候を把握した場合の対処のための判断基準
が現時点でないことを確認し、新規制基準火山審査ガイドに、兆候を確認した場
合の対処方針を定めることが要求されていることを確認した上で、この判断基準
が定められないうちに再稼働を許すのは、火山審査ガイドに違反しているのでは
ないかと問い質しました。牧野氏は、詳細な判断基準は必要ない、有識者会合は
適合性審査とは別だ、などと繰り返すだけでした。

破局的噴火の兆候の把握については、そもそも核燃料の避難が間に合うようなタ
イミングで把握することそのものが可能かどうかも不明確であり、島崎氏の適合
性審査会合でもまさにそこが問題になっています。

大飯原発の断層問題では、有識者会合を開き、その間は再稼働の申請を受け付け
ませんでした。これに比べても明らかに対応が異なります。法的にも問題がある
対応です。有識者会合の開催とその間の審査の中断については、今後も直接の抗
議、要請、議員へのはたらきかけ、署名などで要求していきましょう。

◆汚染水問題について

こちらが問題にしたのは、各地の原発の再稼働審査における重大事故対策の中
に、福島第一原発でいま問題になっているような汚染水事故を防止するような対
策が含まれていない問題と、現在福島第一原発で問題となっている地下水バイパ
スの問題でした。

重大事故対策については、規制庁PWR担当の布田氏が、汚染水対策として九電が
対策を示しているのは、ガス状の放射能を放水砲で叩き落とした際に出てくる汚
染水をシルトフェンスで防ぐというものだけであること、九電は、格納容器の健
全性は保たれると主張していること、そして、福島第一原発事故で発生している
ような汚染水事故の対策については、審査で検討もしておらず、新規制基準でも
要求していないと回答しました。

福島事故を踏まえて新規制基準が定められ、審査が行われているはずですが、そ
れが守られていないことが明確になりました。

地下水バイパスについては、汚染が昨年8月のタンク漏れに起因する可能性につ
いて問題提起をし、計画を中止するよう求めました。対応したエネ庁の柴田氏
は、関係は不明、今後も注視すると回答しました。

◆原子力防災・避難計画

規制庁の防災担当者は、交渉ははじめてとのことでしたが、それにしても答えら
れずに窮する場面が多すぎでした。

交渉で特に問題になったのが、避難途中で放射線計測と除染を行うスクリーニン
グでした。

規制庁の担当者は、スクリーニングの対処方針については、4月に行われた道府
県との連絡会で、自治体側の意向を受けて改定されたとの説明から入りました。
よく聞くとその資料は非公開だとのこと。即座に公開するように求めました。

スクリーニングの場所については、改定により、30キロ圏の近傍1〜2キロの地
点とされたことが明らかになりました。しかし現実には、何百台もの車が押し寄
せる場所の確保が問題です。

川内原発で鹿児島県が昨年実施した避難訓練では、40キロ先の姶良市の高校が避
難先で、その避難先でスクリーニングが行われました。このやりかたではスク
リーニングの対処方針に反することになります。

また、スクリーニングでは、時間を短くするとの理由で、車を測って人を測った
ことにしたり、人を測る場合も代表者だけで済ませてしまおうとしています。こ
れは、避難者の安全確保という点でも、避難先への汚染拡大防止という点でも問
題があります。

代表者をどうやって選ぶのかも問題ですが、4月の道府県連絡会で、自治体側か
ら反発があったようで、地域の実情に合わせて行うことをさまたげないという文
言が入ったとのことでした。事実上代表を任命するやり方はやめにした反面地域
の実情にという形で、責任を自治体に押しつける問題も出てきました。

交渉には、佐賀から、そして玄海原発の避難元となる伊万里市の市議さん、そし
て一部が避難元、一部が避難先になる福岡市の市議さんが参加され、避難先にほ
ぼ同じ人口が避難してくることになっている過密避難の問題(しかもそれが避難
先に伝えられていない!)や風下へ避難することになっている件など、具体的な
問題が示されました。

規制庁は、国は援助をするだけで、所掌ではない、計画を立てるのは自治体だと
逃げ回っていました。では一体避難計画の実行性を誰が検証するのか。問い質し
ましたが回答はありませんでした。

引き続き情報を整理し、連絡をとりあいながら、避難の非現実性をリアルに明ら
かにしていきましょう。

★ 木村(雅)さんから:
「東電が3年ぶりに黒字確保、
無担保融資を大手4行再開、
発電しない原電に巨額「基本料(485億円)」

今朝の東京新聞の記事を見ると、
2011年3月中に東電をつぶさないと決めた経産省、彼らの目論みどおりにことが 
進んでいることが分かります。
無主物と称して大量の放射性物質を全国にまき散らし、今も地球を汚し続けてい 
る企業なのに! 
放射能汚染水も制御できず廃炉の道も全く見えていないのに!
安倍政権への怒りをぶつけ続けましょう。

5月の首相官邸「裏」抗議行動の案内です。

首相官邸「裏」からの抗議行動
反原連有志が呼びかける金曜の首相官邸前抗議行動の時間帯に、
独自に首相官邸「裏」から行動します。
常連さんも、通りすがりの方も、あるいは「表」に参加している方も、
どうぞお立ち寄りください。
志を同じにする方々のアピール・コールも歓迎します。

(名前) 首相官邸「裏」からの抗議行動
(目的) 首相官邸により近いところで官邸に向かって脱原発・反戦等を訴える 
とともに、     安倍政権の横暴を糾弾する。
(呼びかけ) 木村(雅)(@kimuramasacl)
(日時)2014年5月2日、9日、16日、23日、30日(金)
				 18時半〜19時半
(場所)首相官邸「裏」官邸西側(地下鉄銀座線・南北線の溜池山王駅7番出口 
すぐ)
(抗議内容)
脱原発(被害者を守れ、被ばく労働者を守れ、再稼働反対、汚染水対策最優先、 
自民党は原発推進の責任をとれ、原子力規制委員会糾弾、原発廃炉、原発輸出止 
めろ、東電破綻)、
秘密国家化・戦争国家化反対(特定秘密保護法廃止、集団的自衛権反対、日米安 
保反対、オスプレイ撤去、普天間閉鎖・撤去、辺野古新基地建設反対、高江ヘリ 
パッド建設反対、解釈改憲反対、憲法改悪反対)など。
(注意)「表」の行動とは独立の行動です。
警察の不当な「誘導」や規制や「お願い」には非暴力で毅然と抵抗します。

★ 味岡修 さんから:
経産省前テントひろば963日目  テント日誌 4月30日(水)特別版 商業 
用原発停止227日

裁判傍聴記(五) 裁判のために上京しながら思ったことども  須藤光郎

前略。久方ぶりに経産省前テントひろばの第6回口頭弁論を傍聴するために、23 
日早朝テントを訪ねました。懐かしい江戸下町の歯切れのいい、しかし、高齢の 
せいで、ぬくもりとあじわいのある声になって、「よお! 飯があるぞ、食え 
よ!」と迎えてくれたのは、Kさんでした。このテントで出会った畏兄のYOSさ 
んに導かれて、東京霞ヶ関から福井県大飯町、北九州がれき焼却阻止・監視テン 
ト、そして、放射性廃棄物広域瓦礫焼却阻止・大阪市庁舎前監視テントとテンテ 
ンといたしましたが、なんと、現在は、愛媛県は伊方原発監視小屋(?)「伊方 
の家」に間欠的に、それでも、ながながとお世話になって、やはり、東京のテン 
トの勇士、Y・Tさんのご指導を頂いている次第です。

テント・ジプシーもマンション住まいとなって、面映ゆい次第です。昨今、「伊 
方の家」では、ふたりそれぞれ、替え歌を創作する、屋根のあるすまいならでは 
の文化空間となっていますが、シラフで歌うYさんのアリアは、鬼気迫るものが 
あります。「山は避難できますか? 海は避難できますか?」と現在、8割がた 
の完成度です。オリジナルは、さだまさしの「防人の詩」というそうで、この古 
代性を現代にワープさせた現代民俗歌謡の傑作となりそうです。井戸川前双葉町 
長にも、予告編が、愛媛県松山市で、披露され、愛媛新聞にも、この30日、目立 
たず紹介されているのです。知られざるテント・ジプシー・ミュージシャンのく 
まも、まっさおの迫真の芸です。歌は、訴えるのに通ずるので、この効能を最大 
限に生かしたいのですが、それこそ、百の、千の耳にとって、どうか、というの 
は、難しい問題です。ヒットは、金(鐘)のためにあるのではないはずなのです 
が、じっくり、ひとの声を聞くゆとりのようなものは、闘争現場では、なかな 
か。このふたり、伊方町長選挙が、実権派原発財テク推進派現役町長の勝利に 
なったのを見届けて、一端、Yさんは東京へ、くまは大阪へ帰りました。一層の 
ファイトを胸に秘めて…

ここで、四国住民8割の原発不快、不安の統計に挑戦するような選挙結果が、伊 
方原発立地町住民からでたことを、大塚久雄―山村貴輝さんに学びつつ総括分析 
しなければなりませんが、原発事業の不安・不快の根絶よりも、経済成長神話に 
いとも容易にからめとられるこの日常の惰性態こそ恐ろしい。まさしく、ハン 
ナ・アーレントをモデルにした映画のなかでの「命令に従順な、ごく平凡な男 
(ナチス宣伝相)こそ、最も罪深い存在となる。人間の本質は、善だが、全体主 
義が、この根底を破壊するのだ」という言葉。このスクリーンから提供された 
メッセージをくまは、伊方町長選挙で、再確認させられました。一方、このとこ 
ろ、伊方町での講演会やらで、家郷をうしなった福島県双葉町の元町長は、クマ 
の言葉のふしぶしに、いらだちを隠さない。「きみもなんにもしらないね。きみ 
だから、私はいうよ。まったく、双葉町のことをわかっていないね、双葉町のひ 
とびとをわかっていないね」 それこそ、平凡なくまは、経産省前テントひろば 
を出て、小さい遍歴を重ねて、この深淵の感触を衝撃的に味わいつつあるわけで 
すが・・・そして、ドストエフスキーの「罪と罰」の巻頭、主人公のラスコリニ 
コフに語りかける酔漢マルメラードフの言葉。「学生さん、行き場がないという 
ことがどういうことか、わかりますか? さあ、ほんとうのはなしをしましょ 
う、ほんとうのはなしを聞いてください!」

井戸川前町長の声に、マルメラードフの言葉が重なる。行き場がなく、ジャコラ 
ンタンのように世界をうろついているのは、安倍首相だろう。井戸川さんは、29 
日の講演のあと病院に行かねばならないとわれわれに伝えた。「胸が痛くて、頭 
が痛くて、ふらふらしているんです」。大阪へもどって、テント応援団関西 
ニュースの原稿を送ってくださったM・Kさんは、署名用紙をもって、台湾へゆ 
かねばならないと伝えてくれた。「日の丸原発」の建設凍結・解体運動と連帯す 
るためだった。

ほんとうのことをいうことが、テントという形をとり、長い裁判のなかでの堅苦 
しい法律用語のやりとりになり…端的に言って、政治権力は犯罪を犯し、企業資 
本は、それに共犯して民衆を半殺しにしている体制は、旧日帝の軍事体制と位相 
的に変わらない。敵を殺せぬものは、味方に処刑される…これが軍事体制の本質 
的テロルの構造であろう。金をかしてくれた老いた弱者を殺してしまう、貧乏学 
生を生んでいるのは、母親ではなく、帝国の悪政にほかならなかった。人は、二 
度うまれる。一度は、母から。二度目は、環境から。ラスコリニコフは、なぜ、 
この悪政と闘わなかったのか? 彼の怒りの攻撃衝動のはけ口は、弱い女性の老 
婆だけだった。かれが滅ぼせるのは、弱い老いた女性だけだった。原発立地は、 
この老婆に似ている。         

台湾の原発立地には、「ここが、日帝軍の侵略・侵入の場所」という記念碑があ 
るそうです。経産省と文科省とあらゆる核開発の悪と白昼堂々闘うテントは、新 
しい時代のあるべきヒーローだと思います。それにしても、渕上さんは、ちと、 
やつれていましたが、心配です? テントを現場で支えるみなさんも、どうぞ、 
ご健勝にて! 1000日記念祭には、必ず、また、お伺いします。明日から、放射 
性廃棄物瓦礫焼却阻止などで不当弾圧されている韓基大さんの公判が始まりま 
す。双葉町前町長の強制避難のお話は、まったく、在日棄民政策の悪しき反復で 
す。草々 もはやない家郷をきくや 卯月尽 のうみ 

  5月7日(水)第8回東電本店合同抗議行動 18時30分〜東電前
呼びかけ団体/経産省テント前ひろば たんぽぽ舎 76団体協賛

−−−−−−集会等のお知らせ−−−−−−

●<1000日目記念冊子希望先
y-aoyagi at r8.dion.ne.jp 迄>●
〒住所氏名電話番号冊数よろしく。

●「きみへ」 さよなら原発!●
http://youtu.be/kCyPiK48E00
音声と画像(池田@中津・作)★九電本店前ひろば★紹介。

●「さよなら原発!福岡」例会 5月9日(金)18時30分〜 ●
 福岡市人権啓発センター(ココロンセンター)10F
       福岡市博多区下川端3-1 博多リバレイン 092-262-8464
          地図:http://tinyurl.com/mkzzusw

● 九電株主総会で再稼動を阻止するための行動●
   6月26日(木)「8:30集合」。
場所:ホテルニューオータニ博多
住所:福岡市中央区渡辺通1-1-2 tel092-714-1111
            地図:http://tinyurl.com/kfd8lpm

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
         第9回裁判 7月4日(金)午後2時 地方佐賀裁判所
               原告総数 原告総数  7666 (4/25現在)
  ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

● 小出裕章さん講演会 ●
日時: 9/26(金)開場19:00 / 開始19:30
場所: 福岡市立中央市民センターホール 
住所: 福岡市中央区赤坂2丁目5?8 tel092?714?5521
    地図:http://tinyurl.com/ll3slxq

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           ★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
           午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設) 
  ♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
 場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1?82
  地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
    ★☆ (ひろば・テント080-6420-6211青柳) ☆★
          <facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

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〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
       青柳 行信
電話:080-6420-6211
y-aoyagi at r8.dion.ne.jp
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青柳  y-aoyagi at r8.dion.ne.jp


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