[CML 030496] 台湾立法院を占拠する理由とは 若い女性が日本語でメッセージ【動画】

uchitomi makoto muchitomi at hotmail.com
2014年 3月 27日 (木) 18:15:32 JST


台湾立法院を占拠する理由とは 若い女性が日本語でメッセージ【動画】
https://www.youtube.com/watch?v=nCaQJCkt8wk
http://www.huffingtonpost.jp/2014/03/24/taiwan_n_5020456.html

台湾で中国との経済協定に反対する学生らが立法院(国会)を占拠してから3月24日で1週間になったが、事態収拾のめどは立っておらず、混乱は長期化する可能性が高まっている。学生らは、Facebookなどソーシャルメディアを活用し、日本語も含めた30近い言語でメッセージを世界に発信。YouTubeでは、若い女性が日本語で「私は、台湾人です、私は、この国の民主の歩みと共に成長しました」などと呼びかけている。

台湾政府は民主的なプロセスを無視しサービス貿易協定を国会の与党に強行可決させました この協定は台湾政府と中国政府によってこっそりと調印されたものです

その内容は不透明の上に事前に一切の審査もされませんでした しかも、この協定は全台湾人の未来の労働条件や就職機会を絞め殺すものです

今、台湾はかつて無い危機に面していますけど この時代に生まれて そして此処に居られる私たちは幸せです 我々が抵抗を続ければ この国の未来は変わり新しい世界は開かれると信じているからです

(YouTube「私は、台湾人です、私は、この国の民主の歩みと共に成長しました」より抜粋)
学生らは、メッセージをさらにシェアするよう呼びかけている。

■中国との経済協定が問題に

この問題で、学生らは23日、行政院(内閣)の建物にも突入し、警察との衝突で双方合わせて120人がけがをする事態に発展。馬英九(マーインチウ)総統(63)の政権は対応に苦慮している。

問題となっているのは、中国と台湾が互いの一層の市場開放に向けて昨年(2013年)に調印した「サービス貿易協定」だ。野党の民主進歩党は「密室協定で台湾の弱小産業に打撃が大きい」などと反発してきた。

民進党と同調する学生らは、この協定の審議を与党・国民党が強引に進めたことに反発し、3月18日、協定の撤回を求めて立法院に乱入して占拠し、周辺の路上でも抗議行動を繰り返している。

サービス貿易協定は昨年(2013年)6月に上海で調印され、電子商取引や医療、旅行業など、中国が80、台湾が64分野を相互に開放する取り決め。馬政権や与党・中国国民党は「台湾に有利な協定」(江宜樺・行政院長=首相)と主張しているが、最大野党の民主進歩党は「密室協定で台湾の弱小産業に打撃が大きい」などと反発してきた。

学生らがサービス貿易協定に強く反対するのは、「(台湾は)独立せず、(中国とも)統一せず」という現状維持を望む意識が強いからだ。前のめりに対中経済関係を強めると、やがて政治的にも中国にのみ込まれ、香港のように自由が制限されることを懸念している。

(MSN産経ニュース「貿易より自由 台湾学生の乱 中国との協定反発 議場占拠長期化も」より 2014/03/24 10:19)

■馬総統「協定の撤回ない」

学生らが立法院の占拠を続けていることを受けて、馬総統は23日に記者会見を開き、学生が求める協定の撤回や直接対話には応じない考えを強調した。

馬総統は、協定によって中国資本が流入すれば、台湾の中小企業が圧迫されるといった指摘は誤解にすぎず、中国からの投資が増えれば雇用の機会も増えるなどと訴えました。

そのうえで、「協定を発効できなければ中台関係が傷つき、台湾が目指すTPP=環太平洋パートナーシップ協定への参加などにも影響が出る」として、協定を撤回しない考えを強調しました。

また、議会の占拠は「違法だ」として、学生との直接対話にも応じない姿勢を示しました。

(NHKニュース「台湾 学生の議会占拠続く 混乱長期化も」より 2014/03/23 23:02)
馬総統の会見を受けて、学生たちはさらに議会の占拠を続ける構えを示した。さらに、立法院の占拠を支持して集まっていた人たちが23日夜、今度は行政院占拠をめざし、約3500人が警備を突破して敷地内に入った。これに対して警察は24日未明、行政院に突入した学生らを強制排除した。衝突により、市民や警官ら約120人がけがをした。

学生らは依然として立法院の占拠を続けている。

行政院への突入は立法院の周辺にいた学生が独自に呼びかけたもので、立法院の議場内の学生は占拠を続けている。台湾大学などの学生会は警察の強制排除を「暴力による鎮圧」と批判し、授業をボイコットするよう呼びかけた。

(朝日新聞デジタル「 行政院突入の市民ら強制排除 台湾、100人負傷か」より 2014/03/24 11:43)
学生らは、将来の中国が将来の「台湾統一」を志向していることに不信感を高めている。一方、馬政権の支持率は10%台に落ち込んでおり、混乱が長引けば、求心力の低下は避けられそうにない。


■立法院占拠はYouTubeでライブ放映

学生らが立法院を占拠している様子は、YouTubeなどネット上の生放送で見ることができる。



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台湾が恐れるアジア版クリミア劇場
Is Taiwan The Next Crimea?
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2014/03/post-3224.php
国会や内閣を占拠するなど過激化する台湾の学生が本当に恐れているものとは
2014年3月25日(火)17時02分

ミシェル・フロクルス

命懸け 行政院の近くで座り込みを行い、警官隊と対峙する学生グループ Minshen Lin-Reuters

 台湾で学生たちが議会を占拠している。いったい何の騒ぎなのか。
 彼らの怒りの矛先は、台湾政府が交渉を進めている中国との「サービス貿易協定」。与党が協定に関する議会での審議を一方的に打ち切ったことを「密室政治」と批判し、18日には立法府(国会)を占拠し、23日には行政院(内閣)の建物に突入した。24日には警官隊が排除に乗り出すなど混乱が続いている。
 彼らは「真の民主主義」を叫び、馬英九(マー・インチウ)総統に釈明せよと迫っている。台湾紙「中国時報」によれば、これは「台湾議会にとって前代未聞」の出来事だ。
 若者たちをつき動かしているのは、台湾が「クリミア化」することへの恐怖だと、専門家らは指摘する。ウクライナのクリミア半島で繰り広げられたドラマが、今度は東アジアで再現されるのではないかと危惧する台湾市民が多いことは確かだ。クリミアがロシアに編入されたように、台湾も中国にのみ込まれてしまうことを彼らは恐れている。
 彼らの目には、今回の貿易協定が中国本土によるコントロール強化の足がかりになると映る。台湾の野党・民主進歩党は、協定によって台湾の中国への依存度が高まり、最終的には中国に編入されると主張する。
 中国の深圳にある北京大学HSBCビジネススクールのクリストファー・バルディングは英字紙サウスチャイナ・モーニングポストで「彼らの懸念の多くは、協定がもたらす経済的影響とは直接は関係ないように思える」と論じた。「台湾が恐れているのは、気付かないうちに中国にのみ込まれてしまうことだ」
 中国政府はかねてから「一国二制度」を掲げ、台湾は中国の一部だとする立場をとってきたが、台湾は自らを独立した主権国家だとしてきた。台湾政府としては、今回の貿易協定が中台関係の改善にもつながると考えている。
 台湾市民のもう1つの懸念は、協定によって本土の労働者が大量に台湾に押し寄せ、自分たちの職が奪われることだ。協定では本土の投資家に対し、広告や小売業、メディアなど64の業種について台湾への投資を認めているという。
 これについて台湾政府は、台湾市場への参入が認められるのは一部の「認可された投資家」だけと説明する。さらに台湾で働くビザが発行されるのは、20万ドル以上の資本を持つ中国企業の労働者だけに限られている。
 北京の対外経済貿易大学のエコノミスト龔炯(コン・チョン)によれば、中台間の投資貿易関係はいまだ発展途上。台湾から中国本土への投資は以前から認められていたため、「どこかの時点でその逆も認められる必要があった」という。


台湾の立法院占拠はサービス貿易協定が発端 「中台統一」懸念で政治問題化
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140327/chn14032700570002-n1.htm
2014.3.27 00:55
台北で25日、立法院の議場占拠を続ける学生ら(共同)
 台湾の学生らが立法院を占拠したのは、昨年6月に中台双方が一層の市場開放を目指して調印した「サービス貿易協定」の承認をめぐり与党、中国国民党が審議を打ち切ったことが原因だ。
 同協定は、2010年9月に発効した中台間の事実上の自由貿易協定(FTA)にあたる「経済協力枠組み協定(ECFA)」の柱の一つ。サービス貿易協定では、新たに中国側が80項目、台湾側が64項目を開放。中国側は他国・地域には未開放の電子商取引、娯楽、医療サービスの3分野を認めるなど、台湾側に大幅に譲歩したとされる。
 だが、台湾では、中小企業が多い業界を中心に、巨大な資本を持つ中国企業の参入で淘汰(とうた)されかねないと懸念が高まり、学生の間でも、就職先が失われるとの認識が広まった。
 加えて、中国企業による印刷業の寡占が進んだ場合、間接的に出版や言論の自由が侵されるのではないかという懸念など、中国側が目指す「中台統一」に利用されかねないとの不信感を生んだ。2月中旬に中国・南京などで行われた、分断後初の主管官庁トップ(閣僚級)協議で、中国側から早期承認を求められたことも、問題の「政治化」を促したとみられる。
 民進党は、協定の条項ごとの審議を求めて抵抗。立法院で過半数を占める国民党が今月17日、「審議が3カ月を超えた」として委員会審議を打ち切ったことで、学生らの乱入を招いた。馬英九総統が23日の記者会見で「発展のために選択肢はなく、(承認は)これ以上待てない」と述べたことも、学生の反発を強めている。(田中靖人)


学生側「総統府に誠意なし」と態度硬化 台湾・立法院占拠で
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140327/chn14032700190001-n1.htm

2014.3.27 00:17

台北で25日、立法院の議場占拠を続ける学生ら(共同)

 【台北=吉村剛史】台湾が中国と結んだ「サービス貿易協定」に反対する台湾の学生らが立法院議場を占拠している問題で、馬英九総統は26日、自身が主席を務める与党、中国国民党の中央常務委員会で改めて同協定が台湾経済の発展に寄与するとの考えを表明。総統府の報道官は引き続き学生らと「前提条件のない対話を望む」と述べたが、学生らは態度を軟化させていない。

 議場を占拠する学生らは25日、馬総統の対話の呼びかけにいったん応じる姿勢を示したが、総統府の提案は「誠意がない」として態度を白紙に戻した。対話の前提として中台間の協定を監督する新法の制定などを求めており、折り合うめどは立っていない。

 議場は複数の市民団体の学生らが占拠。これを最大野党、民進党や野党を支持する各大学の教授らが支援している。学生らの言動が揺れる背景には、団体間や支援者との間に足並みの乱れがあるためともされている。

 野党側は「一連の騒動の原因は協定の審議を強硬に進めようとした与党、馬政権にある」として抵抗を続ける姿勢を崩していない。王金平立法院長(国会議長)は強制排除に消極的で、早期の事態打開は困難な見通しだ。 		 	   		  


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