[CML 030287] Re: どうなるか上野千鶴子の講演会 山梨市長みんな見てるよ

石垣敏夫 motoei at jcom.home.ne.jp
2014年 3月 18日 (火) 06:36:21 JST


前田さん
お世話様
>朝日新聞連載コラム「悩みのるつぼ」の2012年12月8日回答分の「性欲の強
い中学生」への回答>
>「過去の発言」のやり玉にあげられているのが「悩みのるつぼ」の回答。
「熟女にお願いしなさい」という回答のどこが問題なのでしょうか。「依頼」で
あって「強制」ではありませんし・・・

上野千鶴子さんとはそんな方だったのですか。
驚きました。
 石垣敏夫


] Re: どうなるか上野千鶴子の講演会 山梨市長みんな見てるよ

前田 朗です。
3月17日

大山@革命的精神さん
東本@自己決定論者さん

ご意見ありがとうございます。

先の私の投稿は下手糞な投稿の見本みたいなものですね。切り分けができてない
(苦笑)。

ここでは、誰が、どういう立場で、法律を解釈するのか、にかかわって補足して
おきます。少し真面目に。

法律の解釈は、1次的には、その法律を制定した趣旨・目的に照らして、その目
的を適切に実現できるように解釈するものです。行政や裁判所は公的立場ですか
ら、法律の条文を、その法律の目的を否定して、自由自在に解釈することはでき
ません。

(もちろん、その目的・趣旨に疑問が生じるような事態になった時は別です。例
えば、目的に従って解釈すると憲法に違反する事態が生じてしまう場合)

日本の法体系において、子どもに関連する少年法以下のすべての法律は、一言で
言えば、パターナリズムを採用しています。程度の差はあれ、いずれもパターナ
リズムに立って、子どもの保護を掲げているのです。

日本国憲法はパターナリズムについて肯定も否定もしていませんし、子どもの権
利条約は子どもの自己決定権を掲げているもののパターナリズムを否定している
わけではありません(解釈には争いがありますが)。

パターナリズムを目的とする子ども保護規定をその趣旨・目的に従って解釈する
のが行政の立場になります。

これに対して、社会学者・上野はパターナリズム反対と唱えて、パターナリズム
否定の立場に立って法律解釈を唱えることが出来ます。既存の性秩序に反対して
中学生に性行為を推奨することが革命的精神だと思うことも自由です。

この両者が対立した場合に、どうなるかという話です。

東本さんは「判断する主体はあくまでも児童自身」と主張しています。上野は
「中学生が大人に「お願い」するのを禁じることはできない」と主張しています。
これは自己決定権のつまみ食いです。

法の立場はパターナリズムであり、子どもには性的問題についての自己決定権は
制約されているという立場です。社会意識も、現状ではこのパターナリズムを支
持しているとされています(どのような意識状況なのか正確には知りませんが)。

そして、東本さんも上野も、あたかも「お願いするだけ」であるかのごとく述べ
ていますが、実際にはその後に実行行為が伴うのです。

また、上野が「昔なら元服」などと言っているのはごまかしでしかありません。
国際法も国内法も18歳未満と定めているのです。ここでも行政の立場での法解
釈と、自由な革命的精神の社会学者の解釈はズレることになります。

(18歳未満という定めは恣意的な定めに過ぎませんが、国際的に最も広く認め
られた定めです)

山梨市が、現行の性秩序においておおむね認められている立場を取り、法の目的
に従って法解釈を行うならば、講演中止のほうが無難ということになるでしょう。

社会学者は損害賠償訴訟などと言っていますが、これは単なるブラフでしょう。
わざわざ手間暇かけて裁判など起こさないでしょうから。

山梨市がブラフに恐れ入って上野講演を実施すれば、謝礼を支出するのですから、
実際に監査請求を起こされる可能性があります。やる気のある人がいれば裁判に
もなるでしょう。

それ以上に市長が判断しなければならないのは、事後に「あの市長は中学生にセ
ックスをすすめる講師を招いた」と言われ、やがて「あの市長は中学生にセック
スをすすめた」と言われて、次の市長選挙を迎えるのかということになります。

とりあえず以上です。

私が山梨市民だったら、市の講演会中止の後に、私主催で上野講演会を開催して、
論争の場にし、市長に招待状を・・・(笑)


----- Original Message -----
> 前田 研究者 朗さん
>
> 参考として挙げた「上野千鶴子ブログ」読んでくださらなかったようですね。
> ま、一昨日から満員御礼じょうたいです。
> なかなか閲覧できない。
>
> 拙ブログに引用リンクを貼ってある、下記の件。
>
> >朝日新聞連載コラム「悩みのるつぼ」の2012年12月8日回答分の「性欲の強
い中学生」への回答
>
> >「過去の発言」のやり玉にあげられているのが「悩みのるつぼ」の回答。
「熟女にお願いしなさい」という回答のどこが問題なのでしょうか。「依頼」で
あって「強制」ではありませんし、「相手のいやがることはぜったいにしないこ
と」それに「避妊の準備も忘れずに」と書いてあります。淫行条例に違反すると
いう指摘もありましたが、中学生に性交を禁じる法律はありません。成人が児童
(18歳未満だそうです)に「みだらな行為」をすることは禁止されていますが、
中学生が大人に「お願い」するのを禁じることはできないでしょう。15歳といえ
ば昔なら元服の年齢。妻を娶ることもできました。この回答を問題視するひとた
ちはまさか「結婚まで童貞を守りなさい」とは言わないでしょうね?
>
> わたしは朝日の記事そのものを見てないので、お返事は保留にします。
>
> 大山千恵子@少年愛ではない
>
>
> 2014年3月17日 15:36 <maeda at zokei.ac.jp>:
>
> > 前田 朗です。
> > 3月17日
> >
> > 大山@少年愛さん
> >
> > この件、「朝日新聞連載コラム「悩みのるつぼ」の2012年12月8日回答分の
「性
> > 欲の強い中学生」への回答」を読んでから考えたほうがいいです。
> >
> > 当時読んだ私の記憶では、中学生に、周囲の大人の女性に頼んで経験させて
もら
> > いなさい、というのが上野回答でした。12月8日の記事だったかどうか正
確な
> > 記憶ではありませんが、上野千鶴子はその種の主張をしてきました。
> >
> > つまり上野は、子ども買春禁止法に違反する犯罪をすすめる文章を公表した
わけ
> > です。少年愛のおばさまたちにエールを送ったのです。
> >
> > 論理必然的に、かつて話題になった女子中高生の「援助交際」を正当化しま
す。
> > 上野は、女子中高生とやりたいというスケベオヤジたちを熱烈支援していま
す。
> >
> > 犯罪のすすめを公表したのですから、社会的反発は承知の上でしょう。
> >
> > これは「フェミニズムに対する攻撃」ではありません。多くのフェミニスト
が上
> > 野回答を批判していました。私の知り合い10数人は全員、上野批判です。
> >
> > 山梨市が上野を講師に招いて講演会をすることは、犯罪をすすめる講師を市
民に
> > 推奨することになります。
> >
> > 講師謝礼を払うのですから、税金で犯罪を推奨することになりかねません。
> >
> > 私が山梨市を批判するのは、「だったら最初から頼むな。講師選定をきちん
とし
> > ろ」という点です。
> >
> > なお、介護講演会「ひとりでも最後まで在宅で」とテーマが違う、という点
は別
> > 途議論になりえますが。
> >
> -- 
> 大山千恵子
> ブログ 「千恵子@詠む...」 毎日更新
http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama
>



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