[CML 030269] 21世紀の「権力」

熊田一雄 k-kumata at y3.dion.ne.jp
2014年 3月 17日 (月) 17:49:49 JST


熊田です。

16世紀のラ・ボエシの古典『自発的隷従論』の日本語訳を昨年度出版したのは、確か
に好企画だったと思います。
しかし、21世紀の「権力」は、ラ・ボエシが楽天的に考えていたほど簡単には崩れな
いと思います。

家畜は、主人の鞭をのがれ、自分自身を鞭打って主人の立場に立とうとするが、それ
がただの幻想にすぎないことを知らない。主人の鞭紐にあたらしくつけた結び目から
生じた、幻想にすぎないことを」(フランツ・カフカ『夢・アフォリズム・詩』平凡
社ライブラリー、1996年、、p160)。

「非正規労働者」を脱したら、今度は「社畜」の運命が待っている、ということで
す。

熊田一雄



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