[CML 032269] Re: <テント日誌6月27日(金) 経産省前テントひろば1021日目、商業用原発停止282日目>

Sato Keyko j-y-k-s at mx3.nns.ne.jp
2014年 6月 29日 (日) 00:17:39 JST


三上さん、みなさま


お疲れ様です。

下の三上さんの指摘に共感します。

どのようにして、国家権力が、国民の同意を取り付けていったのか、知る必要がある部分について。


日本はまだ中間管理職が、お上意識が強くて、自分たちは一般国民より偉いのだと

思い込んでいる人が多いのではないのかな? 市民の方が賢くて市民の声を取り入れたほうが

はるかに、ことがうまく良い方向に運ぶというのに、為政者も含めて国民から学ぶということが

できない。その辺の意識改革が求められていると私は思います。


市民も、安易に同意しないで、いらないものはいらない、嫌なことは嫌と言い続けることが必要ですね。

お上意識に負けないで、自分の意見を主張し続けることが大事です。納得のいかないことに

あくまでも、同意しないことです。粘り強さも求められています。


  佐藤袿子


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> これと闘うのは容易なことじゃないが、道はある。阻止する道は国民の戦争の同意を阻止することであり、国民の意志を戦争の否定として固めることだ。戦争は政府の行為として行われるが、それには国民の同意がなければできない。それを阻止するために様々のしかも永続的な闘いが必要なわけでそれをやり抜いていくしかない。
>  M・フーコーが日本で、赤紙一枚で兵への召集が可能だったのは、国家権力(政治権力)に協力する社会権力があったからだと述べていることを想起したい。戦争は国家権力が主導するのだけれどもそれだけではできない。社会の側での協力というか、それに応じる体制を必要とする。ここでのつまりは社会という日常場での戦争同意体制と闘う道がある。
> 地方自治体・職場・学校・家という場での日常的なところに浸透してくる戦争同意の動きと闘うことである。今度の議論をみていて僕はあらためてその必要を感じた。今から権力の側の戦争同意体制形成の動きと永続的な闘い(抵抗)の局面に入ったことを認識し、その抵抗方法の検討も含めて僕らは進むしかない。
> でもそこは広大な闘いの場であるが、これまで考えられなかった道もあるのだと思う。長い射程と広がりの中で戦争を否定する非戦の道を創り出して行くことは可能であり、それを考え抜こう。考え、行動し、また考える。それを繰り返そう。ヒントは歴史の中にあるはずだ。明治維新後、日本の国家権力は国民の戦争への同意を獲得するために、長い時間の中で社会への浸透を図ってきたのであり、この過程を見れば自ずと抵抗の道も見えてくる。
> 彼らがどのように戦争に同意するように国民意識を変えようとしてきたか、それに抵抗する部分は何で、どこで敗北したか、この歴史を知ることで、僕らの未来の闘いの道は見えてくる。そこに可能な道も見えてくるし、創りだせるはずだ。
> 



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