[CML 032209] (2-2)【報告】第1163日目報告★原発とめよう!九電本店前ひろば★

青柳 行信 y-aoyagi at r8.dion.ne.jp
2014年 6月 26日 (木) 06:52:17 JST


青柳行信です。6月26日。
<つづき>
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┗■1.東京電力福島第一原発の憂慮すべき現実 (上)
 |  規制委員人事案に見る福島への悪影響
 |  凍土壁の問題点
 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)

汚染水(トリチウム)とサブドレン再稼働

 2013年8月21日、ある報告書がひっそりと原子力学会から出された。
その内容は『福島第一原発の滞留水循環冷却で発生する汚染水で、課題となって 
いるトリチウム処理に関する対応策』というものだ。原子力学会が出すからとて 
も画期的と思いきや、『海洋希釈放出が「現実的」』などと陳腐なものだった。 
それが理由か、あまりニュースにもならなかったが、これをまとめたのは『日本 
原子力学会・福島発電所事故調査委員会』その委員長が田中知(さとる)東京大 
学教授だった。
 現在、汚染推対策については規制庁も東電の打ち出す方式に問題が無いとはし 
ていない。特に凍土方式遮水壁(いわゆる凍土壁)については、着工を「黙認」 
はしているが「認可」しているわけではないという中途半端な状態だ。
 東電に対して20数項目にわたる質問を出し、一定の回答はあったものの、信頼 
性が確保できるかなど課題はまだ多いと見ているようだ。
 その中心にいるのが更田委員だが、田中知教授が入ることでトリチウム汚染水 
が大量放出される危機が迫っている。
 もともと規制委員会も「基準以内の水は放出してもかまわない」というスタン 
スではある。しかし「放出水が本当に基準内であるのか、もし基準を超える放出 
が起きそうな事態になったらどうやって止めるのか」などの安全対策に重大な欠 
陥がある福島現地の状態では、簡単に放出を認められない事情があった。
 福島で起きている危機を代表するかのようなタンクからの汚染水漏れ、大雨が 
降ったら簡単に決壊する堰、今も3年前の原発汚染水が溜まっているトレンチが 
何時破損するか分からない4m盤の惨状、こういったこと一つ一つをとっても、 
基準内であることを「担保不能」な現場の実態を知るにつけ「基準以内の水」で 
あると確認する術があるのかどうか不安になるのは当然である。
 しかし新しい規制委員は、おそらくそんなこと知ったことではないのだろう。
自ら主張してきた「基準に達しない水」は、東電に対して「排出せよ」と言い出 
すに違いない。
 この場合、トリチウムの排水中法定基準は「1リットルあたり6万ベクレル」 
である。
 しかし東電は、これを十分達成するための「安全率」的な下駄を履かせ、「1 
リットルあたり1500ベクレル」と四十分の一の自主基準を設けた。これに基づき 
地下水バイパスは5月21日から反対の声を押し切って実施されているが、田中委 
員は、これにどのような意見を出していくかが大きな問題だ。
 そして東電の汚染水対策のうち、もう一つ重要な設備の再開がある。
 それは「サブドレン再稼働」である。
 1〜4号機周辺には約60本の井戸が掘られており、3.11以前にはフル稼働 
で日量850トンの地下水を汲み上げて放出していた。しかし地震と津波で壊滅的 
打撃を受け、今に至るも稼働不能状態である。この井戸が動かないため、原発周 
辺の地下水は、以前は地上から12m以上の深さ(おおむね原子炉建屋の最底部) 
に止まっていたのに、今では地表に溢れんばかりになっている。
 この地下水を食い止めるために凍土方式遮水壁が建設されているのだが、サブ 
ドレンが働くことで、さらに地下水を下げることが出来、建屋内部の汚染水を抜 
く作業に着手できるという計画だ。
 問題は、汲み上げた水をどうするのかだが、原発から数百メートル離れた上流 
部分で汲み上げているパイパス地下水と異なり、原発の間際で汲み上げれば当然 
原子炉建屋やタービン建屋内の汚染水も吸い出すことになる。この中には高濃度 
の放射能を含むと考えられるが、セシウムなどは現在建設中の別の処理建屋で取 
り除く計画だ。ALPS2号のような設備なのだろうと思われる。
 しかしトリチウムは除けない。そのため、現在のところ東電はサブドレン水を 
どうするかを「未定」としている。だがタンクの増設計画を見る限り「サブドレ 
ン水用の貯水タンク」が建設されるようには見て取れない。
 結局またしても、汚染水の海洋放出になってしまうのではないかと強く危惧す 
るが、それを後押ししそうなのが、新たに委員に就任した田中知氏である。
 福島第一の今後にとっても、とんでもない人事になっているのではないだろう 
か。(下につづく)

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┗■2.スクープ!東電がヒタ隠す広野火力発電所の高線量放射能汚染
 |  年間170ミリシーベルトにもなる汚染物の存在
 |  原発事故の放射性物質が広野火力発電所まで飛来したことが原因
 └──── 
 東京電力福島第一原発から21キロ先にある広野火力発電所の一部が高線量放射 
能で汚染されていた実態が本誌の取材で明らかになった。東電はこれまで事実を 
ヒタ隠しにしてきたが、本誌は内部文書を入手。そこには、年間170ミリシーベ 
ルトにもなる汚染物の存在が記されていた。ジャーナリストの今西憲之氏と本誌 
記者・小泉耕平がリポートする。
○ 東京電力幹部は苦悩の表情でこう告白した。
「原発から20キロメートル圏外に高線量の廃棄物がある事実を、国民に知らせな 
い。国から税金を投入されているうちの会社は、政府が打ち出す住民の帰還に影 
響することを危惧しているようです。これでいいのか……」
 そしてこの幹部は、裏付け資料として複数の東電内部文書を筆者に示した。
 その一つは、<高線量廃棄物等の保管方法について>と題されたもので、今年 
4月に作成されていた。その中には今まで公表されていない驚くべき新事実が記 
されていた。
<現在、広野火力発電所には構外へ搬出できない高線量廃棄物等があることか 
ら、構内での保管方法について、添付資料のとおり実施するよう、関係箇所への 
周知徹底宜しくお願いします>
 原発ではなく火力発電所構内に、高線量の廃棄物が保管されている―。一体、 
どういうことなのか。
 資料にある東電の広野火力発電所は、福島県広野町の北端に位置する。総出力 
は440万キロワットにのぼる。福島第一原発からは、南に約21キロの地点にあ 
り、事故後、原発から半径20キロ圏内に設定された「警戒区域」(現在は避難指 
示区域)のわずかに外側だ。すぐ西には、原発の事故収束作業の拠点であるJ 
ヴィレッジがある。
○ なぜ、高線量廃棄物が存在するのか。資料には、顛末がこう書かれていた。
<福島第一原子力発電所より放出された放射線の影響で「広野火力発電所第6号 
機増設工事のうち発電所本館建物及び機械台基礎他新設工事他2件」にて使用し 
ていた資材(ネット・シート類)及び廃材等の線量が0.5μSv(マイクロシーベル 
ト)/h以上となりました>
 原発事故の放射性物質が、広野火力発電所まで飛来したことが原因だった。
 資料を読み進めると、発見された高線量廃棄物の処理に難渋した様子がうかが 
える。
<リース業者や産廃業者より、0.5μSv/h以上となった資材及び廃材(以下汚染物 
という)については、その受入れを拒否されました>
<受入れ拒否となった汚染物については、平成25年1月頃、広野火力発電所の建 
築グループ殿のご指示により構内の南門駐車場エリア等に大型土のう袋に入れ 
て、仮置きすることとなりました>
 処分できない高線量廃棄物は、東電の指示で、工事を請け負ったゼネコンが構 
内で保管することになった。資料には保管場所や容積、放射線量など詳細が記さ 
れていた。
<台上モータープール南側約16立方m、ネット等 0.8〜19.3μSv/h>
<南門駐車場南側裏約84立方m、ネット・廃プラスチック等0.7〜0.9μSv/h>
<南門駐車場南側手前 約10立方m ネット等 0.5〜0.7μSv/h>
 合計すると約110立方メートルと、かなりの分量である。
 国による除染作業が空間線量で毎時0.23マイクロシーベルト以下を目標に実施 
されていることを考えると、全体的に高い。
○ 注目すべきは、毎時19.3マイクロシーベルトという値だ。年間に直すと約170 
ミリシーベルトにもなる。国際放射線防護委員会(ICRP)の見解によると、 
被ばく量が100ミリシーベルトを超えるとがんになるリスクが増えるとされ、原 
発作業員でも年間被ばく量の上限は20ミリシーベルトに制限されている。いかに 
高い数値かがわかるだろう。
 この火力発電所がある広野町全域は、福島第一原発から20〜30キロ圏内にある 
ため、大量の放射性物質の放出などに備え、屋内退避や避難の準備をしておくよ 
う求められた「緊急時避難準備区域」に指定されていた(2011年9月に解除)。
 だが、今回、内部資料で発覚した数値からは、一部で深刻な汚染があったこと 
がうかがえる。
「原発事故からかなり時間が経った後に計測して、この数値です。事故直後な 
ら、より高かったはず」(前出の東電幹部)
○ 京大原子炉実験所の小出裕章助教がこう語る。
「事故直後は北風が吹いていたので、南側の浜通り一帯がかなり汚染されたと思 
われます。広野火力発電所は原発からの距離も近く、これくらいの数値が出ても 
不思議ではありません」
 (後略)(週刊朝日2014年6月27日号より抜粋)

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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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 ◆3年経った。まだ賠償逃れを続けるのか?
  6.26東電株主総会アクション

6月26日(木)9時〜東京国際フォーラムホールA付近(東京駅丸の内南口出口)
よびかけ:東電前アクション!

 3・11事故から3回めの東京電力株主総会がやってきます。誠意ある償いを怠 
り続ける東京電力に対し、私たち「東電前アクション!」は今年も抗議行動を行 
います。
私たちは以下の加害責任を追及します。
・被害者への賠償責任。さらに、賠償を遅延させていることへの責任。
・被ばく労働者を生み出していることの責任。
・地球環境を放射能汚染し続けていることの責任。

取材も予想されます。多くのアピールを求めています。
ぜひともご参加をお願いします!
詳細はhttp://antitepco.ldblog.jp/archives/38799473.html

 ◆6/29「国策による原発と国策での戦争の共通項を考える」
     講師:山本宗補さん(フォトジャーナリスト)

日時:6月29日(日)14:00から16:30(開場13:30)予約不要 資料代:100円
場所:柳沢公民館 視聴覚室(西武新宿線、西武柳沢駅南口徒歩1分)
主催:原発はいらない西東京集会実行委員会
連絡先・谷川(090-7832-2524)
同時に写真展も開催
日時:6月24日〜6月30日
場所:柳沢公民館1階ロビー 無料

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┗■4.新聞より
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 ◆川内原発再稼働は秋以降 電力需給西日本で厳しく
  高浜など「第2陣」審査に影響 九電が申請書再提出

 九州電力は24日、川内原子力発電所1、2号機(鹿児島県)の再稼働の前提に 
なる審査の申請書を原子力規制委員会に再提出した。申請書の記載ミスで時間を 
費やしたことが響き、再稼働は秋以降にずれ込むのが確実。1965年以来ほぼ半世 
紀ぶりに電力需要が最も多い8月に国内で原発が1基も動かないことになり、原 
発依存度が高い西日本で特に需給は厳しくなる。
 (6月25日日本経済新聞より抜粋)

★ 井上澄夫 さんから:
今から64年前、1950年のこの日、6月25日、朝鮮戦争が勃発しました。
諸記事の冒頭に6・25付琉球新報・社説「戦争遺骨の焼骨方針 遺族の心を傷 
つけるな」を置きます。

 「魂魄の塔」は糸満市の米須(こめす)海岸の近くにあります。そこには沖縄 
戦後、収容所が建てられていました。収容されていた真和志村(現在は那覇市 
内)の住民が、周囲に散乱していた35,000体もの遺骨を収集、米軍よりセメント 
を譲り受け、1946年2月27日に塔を建立しましたが、遺骨はその後、国立沖縄戦 
没者墓苑に転骨されました。設置管理者は県遺族連合会です。
 厚労省はこういう身元不明の遺骨のDNA鑑定をしようとはしません。

名護市議会(比嘉祐一議長)が25日の6月定例会最終本会議で、「日米両政府 
による辺野古沖立ち入り制限水域拡大合意の撤回を求める」決議と意見書の両案 
を賛成多数で可決しました。
 荒らされた辺野古のテントへの支援の輪が広がり、「新基地つくらせない二見 
以北住民の会」が基地建設撤回を求める署名運動を始めています。 

    −−−−−−集会等のお知らせ−−−−−−

●<1000日目記念冊子希望先●
※<福岡・九州集会>反原発運動1000日の激動の歴史。
一冊 ワンコインカンパで500円です。
送料は何冊でも無料です。
冊子ご希望の方は、〒住所氏名電話番号、冊数を
青柳 y-aoyagi at r8.dion.ne.jp まで。

●「きみへ」 さよなら原発!●
http://youtu.be/kCyPiK48E00
音声と画像(池田@中津・作)★九電本店前ひろば★紹介。

● 九電株主総会で再稼動を阻止するための行動●
 6月26日(木)8:30アピール・チラシ配布
         10:00から サウンド・カラオケデモ
場所:ホテルニューオータニ博多
住所:福岡市中央区渡辺通1-1-2 tel092-714-1111
       地図:http://tinyurl.com/kfd8lpm
ホテル前・チラシ配布:http://tinyurl.com/mk4hgr8
チラシ表:http://tinyurl.com/pvmw7ef
チラシ裏:http://tinyurl.com/kjunjkf
デモコース:http://tinyurl.com/q3cqjn5
呼びかけ:さよなら原発!九州沖縄連絡会 
    (原発いらない!九州実行委員会)
連絡先: 080-6420-6211 青柳

●「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
           第9回裁判 7月4日(金)午後2時 地方佐賀裁判所
                  原告総数 原告総数 8107名 (6/18現在)
  ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

● 全九州・全国集会「原発いらない!8.31九州・川内行動」(仮)●
要項詳細:http://tinyurl.com/mqmmstt
     第一回実行委員会
日 時: 7月5日(土)13:30〜17:00
場 所: 深見ビル1階、D会議室
    〒812-0011 福岡市博多区博多駅前4丁目14番1号
       電話:092−411−4860
     地図:http://tinyurl.com/p58mvvo
呼びかけ:原発いらない!九州実行委員会

-- 鹿児島・川内原発再稼動を止めることが全国の原発再稼動を阻止する--
8/31 川内に行こう! 再稼働を許さない! 決意。原発いらない!意思表明。

  全九州・全国集会「原発いらない!8.31九州・川内行動」(仮)
〇日程: 8月31日(日)
〇開催場所: 川内原発現地

● 小出裕章(京都大学原子炉実験所助教)さん講演会 ●
日時: 9月26日(金)開場18:00 / 開始18:30
場所: 福岡市立中央市民センターホール 
住所: 福岡市中央区赤坂2丁目5-8 tel092-714-5521
    地図:http://tinyurl.com/ll3slxq
主 催:さよなら原発!福岡
共 催:原発とめよう!九電本店前ひろば
   「原発なくそう!九州玄海訴訟」福岡地区原告団・弁護団
参加費:800円、避難者の参加費は400円。
連絡先:原発とめよう!九電本店前ひろば(090-6420-6211・青柳)

○−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−○
        ★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
        午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設) 
      ♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
      場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
    地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
      ★☆ (ひろば・テント080-6420-6211青柳) ☆★
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福岡市博多区吉塚5-7-23
       青柳 行信
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