[CML 031808] (2-1)【報告】第1144日目報告★原発とめよう!九電本店前ひろば★
青柳 行信
y-aoyagi at r8.dion.ne.jp
2014年 6月 7日 (土) 06:40:30 JST
青柳行信です。6月7日。
-- 鹿児島・川内原発再稼動を止めることが全国の原発再稼動を阻止する--
本日、第三回「鹿児島川内原発再稼動を阻止するための全九州相談会」
日時: 6月7日(土)午後1:00〜
場所: ユースピア熊本(県青年会館)
熊本市中央区水前寺3丁目17-15 電話096-381-6221
地図:http://tinyurl.com/kajlwcg
連絡先:さよなら原発九州世話人・熊本(永尾佳代・096-389-9810)
※<福岡・九州集会>反原発運動1000日の激動の歴史。
『1000日目記念誌冊子』6/6
浪瀬 明さん1冊。木村かようさん1冊。
・・・・・
一冊 ワンコインカンパで500円です。
送料は何冊でも無料です。
冊子ご希望の方は、〒住所氏名電話番号、冊数を
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<私のフェイスブック>
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【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第1144目報告☆
呼びかけ人賛同者6月6日3375名。
原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】6月6日2名。
浪瀬 明 木村かよう
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです。>
★ 横田つとむ さんから:
青柳さん
お疲れさまです。
今日の雨くらいだと 大丈夫ですね。
たくさん降ると いやですね。
毎週の金曜行動 6日で 100回になりました。
継続は 力なりと言いますが、マンネリ化の弱点もあるようです。
市民に聞いてもらって、共感を得ることが大事です。
がなり立てるような 自己満足はごめんです。
あんくるトム工房
金曜行動 100回目 http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/3032
天神パルコ前でやっていた 「不安倍増」のパフォーマンスは よかったです。
ニヤリ と笑える パフォーマンスをしたいですね。 F/Bに掲載します。
★ 橋本左門 <無核無兵・毎日一首> さんから:
☆日本が「素直でなければ入れるな」とTPPの本音露わに
(左門 5・7−680)
※米国の高官が、TPPはアメリカの設けのためにあることを露骨に確言した。
「集団的自衛権」などと言いながら、貧乏なアメリカが日本に戦費を肩代わりさ
せるとともに、
もっと高くつく「アメリカ兵の戦死・戦傷」を日本の自衛隊員に置き換えるため
であることを
日本政府は知りながらやっている。確信犯的・法的殺人行為である。
アメリカの暴政に隷従するアベノミクスは「亡国政権」だ。
★ 倉掛 さんから:
九電本店前ひろばテント修繕風景の写真
http://tinyurl.com/mkptyju
http://tinyurl.com/kxs6xxs
http://tinyurl.com/l5v9286
http://tinyurl.com/ojncdg7
★ 中西正之 さんから:
青柳行信 様
<原発のブラックボックス>について報告します。
原発にはたくさんのブラックボックスが有るようです。
そのブラックボックスの一つに500年コンクリートの存在が有ります。
私が長年仕事をしていた燃焼炉の世界では、セメントを使用しないセラミックス
コンクリートの使用が常識に成っています。
原発に使用されているコンクリートはセメントで固められます。
セメントは何億年もかかって空気中のCO2が封じ込められた石灰石
(CaCO3)と粘土や砂を焼いて作られます。この時、石炭を大量に使用し
て、CO2を排出し、また石灰から大量のCO2を排出します。
そして、岩石をセメントで固めて、コンクリートが作られます。
コンクリートは空気中のCO2と水と反応し、段々石灰石に戻り、60
年〜100年程度しか持ちません。
しかし、フランスでセメントを使用しないセラミックコンクリートが発明され
ました。
ヨーロッパの大理石造りの建物が1000年ほど耐用するように、セラミックコ
ンクリートも500年〜1000年程度は耐用するのではないかと思われます。
今は、超高層ビルにもセラミックコンクリートが使用されています。
http://www.jtccm.or.jp/library/jtccm/public/mokuji10/kikansi/1001_tokusyu-konkuri-to.pdf
セラミックコンクリートの性能は、一般に公開されていますが、その原理はほ
とんど公開されずにブラックボックスに成っています。
ヨーロッパで建設が進んできているコアキャッチャーはセラミックスコンク
リートでできているように思われますが、ブラックボックス化されているのか、
どこにも情報が有りません。
セラミックコンクリートの技術は500年コンクリートにも使用できますが、
1900℃でもあまり損傷しない、耐火コンクリートにも使用できます。
今の古い原発が建設されたころは、セラミックコンクリートは発明されていま
せんでした。
しかし、今ではセラミックコンクリートは500年使用した実績はありません
が、500年間は十分に耐用すると思われる完成された技術です。
原発の運転や放射性廃棄物の処理や、福島第一原発の汚染水処理などには非常
に危険が伴いますので、最新の技術を使用しなければならないと思われます。
セラミックコンクリートの技術は本質的には、ナノテク技術ですが、原発の再
稼働にあたって、ブラックボックスのままではどうしようもないと思われます。
★ 崔 勝久 さんから:
日立就職差別裁判の当事者として勝利し、入社後は日立の働く者の発言を許さな
い、閉ざされた体質を批判してきた朴鐘碩は、円満退社後も日立の嘱託社員とし
て現在も働き、経営陣に原発に関する質問を続けてきたが、いよいよ日立社内で
の会議で福島事故を起こしながら原発輸出をすることに関する発言し始めたこと
が、本人の報告でわかりました。
彼の勇気ある発言に敬意を表し、支持し、東芝などの職場でもそのような社員の
発言がでることを期待します。
「福井地方裁判所判決文」を読んでー朴鐘碩
http://oklos-che.blogspot.jp/2014/06/blog-post_6.html
★ 「川内の家」の岩下 さんから:
ニュース10号↓を配信します。ようやく2桁のオーダーに乗りました。
http://tinyurl.com/nvlvjrq
★ 田島 さんから:
< 6.10初期被ばく検証プロジェクト・プレス説明会&講演>
皆さま
間際で恐縮ですが、お知らせ申し上げます。
福島県37 万人の子どもたちのなかで、甲状腺がん発見者は90 人に達しました
(「悪性および悪性疑い」5/19・県民健康調査検討委員会)。
仮にスクリーニング効果を考えたとしても、発病数は平時(100 万人に約2人)に
比べれば圧倒的な多発です。それにも拘わらず県検討委員会は「放射線の影響
とは考えにくい」を繰り返しています。
東京では、環境省など主催の甲状腺がん国際シンポジウム(1月)や、
環境省・住民の健康管理のあり方に関する専門家会議などが定期的に開かれ、
住民が受けた放射線は福島県内でも「圧倒的に低い」、その他都県では「もちろ
ん取るに足らない」とし、この夏までに「フクイチ事故による健康影響なし」の
結論を
出そうとしています。
私たち「放射線被ばくを学習する会」では、今年に入りこうした動きを監視しな
がら月例学習会に加え「特別学習会」を2 回、雑誌「科学」読み合わせ会を3 回
開くなど、放射線健康影響の基礎を学んできました。
学習成果を踏まえて、福島県県民健康調査検討委員会と環境省専門家会議に
公開質問状を送ることにしました。
ついては、公開質問状の内容についてのプレス説明会&講演会を、
下記の要領で行います。ふるってご参加くださるよう、御願い申し上げます。
6月6日 「放射線被ばくを学習する会」ni0615田島 拝
*************************************************
6.10学習会 “『放射線影響評価』の非科学性を、民が問う”
〜初期被ばく検証プロジェクト・プレス説明会〜
*************************************************
6月10日(火) 18:00 開場
【第1部】プレス発表:18:30〜
1 福島県県民健康調査検討委員会への質問状について
2 環境省・放射線健康影響に関する専門家会議への質問状について
質疑応答:19:00〜休憩:19:30〜
【第2部】 講演: 島薗進・上智大学教授
19:45〜
放射線影響評価の非科学性を問う〜放射能の免罪と住民切り捨て
質疑応答:討論 20:30〜終了:21:15
【場所】文京区・アカデミー茗台(めいだい)・学習室A
http://goo.gl/G7Yc5r
文京区春日2−9ー5 Tel 03(3817)8306
地下鉄丸の内線「茗荷谷」駅下車、 「春日通り改札」を出て右折、
春日通りを右へ徒歩8分、茗台中学校と同じビルで隣りの入り口。エレベーター
で7階へ
【参加費】700円 (プレス記者の皆さんは無料:受付でお名刺を頂戴します)
【申込み】anti-hibaku at auone-net.jp
【問合わせ】田島 080-6642-2864 温品 080-7049-9872
☆なお質問状文面は、発送日(6月11日予定)にHPに掲載します。
「放射線被ばくを学習する会」ホームページ http://www57.atwiki.jp/20030810/
★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
西日本新聞昨夕刊3面に、昨日の1.の記事がかなりのスペースを使って扱われ
ていました。
今朝も川内原発の言のある記事からはじめます。
1.<川内原発事故時の退避施設を公開 旧小学校を改修>朝日新聞デジタル 6
月6日(金)23時55分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140607-00000002-asahi-soci
<九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県薩摩川内市)の事故時に、原発から
5キロ圏の住民が一時避難するために同市内に造られた屋内退避施設(シェル
ター)が6日、公開された。原発から約1・6キロの旧滄浪(そうろう)小と、
約2・8キロの旧寄田小の2施設。それぞれ体育館の一角を市が改修した。96
平方メートルの旧滄浪小の施設は30人を、102平方メートルの旧寄田小は
52人を収容可能。
国の原子力災害対策指針では大事故時、5キロ圏の住民はすぐに避難するのが原
則だが、シェルターはすぐに遠くに避難できない住民の使用を念頭に設置され
た。扉や壁には放射線を遮るため鉛の板を入れた。放射性物質が外から入らない
よう内部の気圧を高くできるようにして、特殊なフィルター付きの換気装置も備
えた。給油なしで4日間動く非常用発電機も置いた。建設費はそれぞれ7千万円
前後。>
・・・・・・・・湯水のようにお金をつぎ込んで、果たして役に立つのか。
1’.<一時退避施設が完成 薩摩川内市、住民に公開 原発事故時に安全を確
保>西日本電子版2014年06月07日 03時00分
http://qbiz.jp/article/39361/1/
<・・・・・旧滄浪小の説明会には地区役員ら約10人が参加。放射性物質を内
部に持ち込ませないように施設入り口に設置するエアテントの組み立てを実演し
た。滄浪地区コミュニティ協議会の中村敏雄会長(73)によると、地区では救
急車での移送が必要な4人が利用する可能性があるという。中村会長は「(施設
内は)息苦しさを感じるが、ひとまずは安心した」と話した。市は今後、食料や
寝具など備品を整える。屋内退避施設は本年度あと2カ所に整備する予定。>
2.<(福岡県) 講演:原発事故の避難計画の問題指摘 民間団体代表が福岡
市内で >毎日新聞 2014年06月06日 地方版
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20140606ddlk40040542000c.html
<佐賀県玄海町の玄海原発が事故を起こした場合の避難計画の問題点について、
民間団体「環境経済研究所」(東京)の上岡直見代表が福岡市内で、「避難計画
の実効性検証」と題して講演した。再稼働に反対する市民グループが主催。約
70人を前に「重大事故が起きれば市民に必要な情報提供は期待できない」と避
難の難しさを指摘した。・・・・・・>
2’.<「川内」再稼働阻止へ追い風(後)>データ・マックス? 2014年6月 6日
09:24
http://www.data-max.co.jp/2014/06/06/post_16457_ymh_1.html
<避難計画の実効性に疑問の声があがっている。・・・・・交通工学の専門家
で、原発避難計画の検証をした上岡直見・環境政策研究所代表の講演会が5月31
日から6月2日にかけて、佐賀市、佐賀県伊万里市、福岡市で開かれた。・・・・
<避難計画ではなく、「被曝計画」> 上岡氏は、「段階的避難として、原
発から5キロ圏内のPAZの住民が先に30キロ圏外へ避難してから、5〜30キロ圏
内のUPZの住民が避難を始めると想定しているが、UPZ全域で放射性物質が降る事
態なのに、『5キロ圏外の住民は待っていろ』というものだ。避難計画ではなく
『被曝計画』だ。」と批判した。・・・・鹿児島県が5月29日に発表した九州電
力川内原発(同県薩摩川内市)の避難シミュレーションでは、30キロ圏内の約21
万人の9割が圏外に出るまでの所要時間を最長28時間45分としてい
る。・・・・・・・
<現実には...大渋滞、的確な情報も届かず>・・・・・・、「的確に情報が提
供されるかのように想定されているが、情報は提供されなかったし、仮に提供さ
れても避難のために動けない。避難への正確な指示を出すには、正確な状況、正
確な見通しが必要だが、自治体・住民には的確な指示のもとになる情報が届かな
いと思った方がいい」と語った。・・・・・
<実効ある避難計画はできていない> 上岡氏は「シミュレーションは、どの
県も『避難計画を見直していくための資料』という位置づけだ。つまり、実効あ
る計画はできていない」と述べ、「避難は何時間かかるかが本質ではなく、被曝
をいかに避けられるかが基本だ。国の指針は、被曝することが前提」と批
判。・・・・・・・・・・>
3.<九電、退職金引き下げ提示 将来は3割減、労使協議へ>佐賀新聞2014年
06月07日 02時00分
http://www.saga-s.co.jp/news/national/10201/71690
<九州電力が、退職金と企業年金の給付水準を引き下げる方針を労働組合に示し
ていたことが6日、分かった。会社が負担する金額を今後減らし、将来的には標
準的な退職者で給付額をそれぞれ3割程度減らしたい考え。併せて60〜65歳
のシニア社員を原則フルタイム勤務とする再雇用制度の改革案も示した。ともに
今夏にも労使で合意し、2015年度からの導入を目指す。原発の停止で業績悪
化が続く中、人件費を削減する一方で、シニア社員が活躍しやすい環境を整える
のが狙い。職金、年金の引き下げは、昨春実施した電気料金の値上げ申請時に打
ち出した経営効率化の一環。・・・・・・・・・・>
3’.<九電、退職金3割減 企業年金も 労働組合に提示>西日本電子版2014
年06月07日 03時00分
http://qbiz.jp/article/39369/1/
<・・・・・給付水準の削減幅は、今後の労使交渉の行方次第で変わる可能性も
ある。・・・・>
政府が、
4.<規制委人事、人選基準策定せず 石原環境相>時事通信2014/06/06 12:43
記事全文<石原伸晃環境相は6日、原子力規制委員会の委員の人選で、民主党政
権時代の2012年に定めた厳格な基準を適用せずに政府案を提示したことに関
し、自民党政権としての人選基準も今後、策定しない方針を示した。衆院環境委
員会で民主党の近藤昭一氏への答弁。また政府は6日、東京大大学院の田中知教
授ら2人を委員候補とする国会同意人事案を閣議決定した。原子力の推進機関と
規制機関の立場を明確にするため民主政権が定めた人選基準について石原氏は
「民主党の政策であって考慮していない。法にのっとり、自信を持って(今回の
候補者を)推挙している」と述べた。
・・・閣議決定してしまった!
5.<温暖化対策の投資促進を強調 14年版環境白書>佐賀新聞2014年06月06
日 09時20分
http://www.saga-s.co.jp/news/national/10208/71349
<・・・・・また白書は東京電力福島第1原発事故の放射性物質汚染について、
昨年版の「影響は甚大」とする表現から、民主党政権時代の12年版と同じ「最
大の環境問題」に戻した。環境省の担当者は「表現が違うだけで、原発事故に対
する姿勢は一貫して変わっていない」としている。>
・・・・・また、言葉を言い換えた。事態は深刻で甚大なはず。
こちらの記事では、
5’.<放射能汚染なお 最大の環境問題 環境白書>東京新聞6月6日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2014060602100011.html
<・・・・・・・・白書は、今年二月時点での原発事故による除染特別地域(福
島県内の十一市町村)について、田村市の除染が終了する一方、浪江町の宅地実
施率は0・1%で、原発が立地する双葉町に至っては計画を調整中としており、
除染作業の困難さを浮き彫りにしている。原発に代わるエネルギーが模索される
中、白書は環境保全へ「金融と技術の活用」を掲げ、象徴として東京五輪を紹
介。日本の伝統的木造技術と自然光などの省エネ技術を取り入れた選手村の建設
で、世界に向けた先端環境技術の発信の場とするよう提案してい
る。・・・・・・・・・・・・・・>
6.<除染の目標値“倍に引き上げ”を協議>日本テレビ系(NNN) 6月6日(金)21
時46分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20140606-00000060-nnn-soci
<環境省は、除染の後の空間放射線量を毎時0.23マイクロシーベルト以下と
する目標値を定めている。ただ、一部の自治体からは、「達成は難しい」と、よ
り現実的に見直すよう要望も出ていた。このため環境省は、目標値をこれまでの
ほぼ倍の毎時0.4〜0.6マイクロシーベルト前後に引き上げる方向で、自治
体と協議を進めていることが分かった。・・・・・・今月15日にも、自治体を
集め、目標の引き上げについて話し合うことにしている。 ・・・・・>
・・・・・姑息な手段を使って、なんとしても“帰還”させようとしています。
被災地フクシマで、
7.<浪江で114号国道の除染開始>福島民報 6月6日(金)9時14分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140606-00000004-fminpo-l07
<環境省は5日、東京電力福島第一原発事故に伴う帰還困難区域となっている浪
江町の114号国道の除染を開始した。11月末までに完了させる。 区間は津
島地区から室原地区までの約30キロ。同国道を利用して一時立ち入りする町
民、復旧・復興関連の作業員らの被ばく量低減を目指す。・・・・・低減目標に
ついては定めておらず、同省は「可能な限り線量を下げたい」としている。>
・・・・“目標を定めない”―除染の意味がないことを環境省もわかっている。
8.<(プロメテウスの罠)帰還の現実:13 再除染にゼロ回答>朝日新聞デ
ジタル 6月6日(金)7時30分配信 (有料記事)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140606-00000008-asahik-soci
<◇No.941? 1月18日午前10時、田村市都路地区の避難住民と国・市
との会合が、3カ月ぶりに開かれた。寒い日だった。市の福祉の森公園の集会場
には住民約30人が集まった。報道陣も来ていたが、市の担当者から閉め出され
た。坪井幸一(65)は集落の代表役員だ。立ち上がって呼びかけた。
「みなさん、どうぞ忌憚(きたん)のない意見を出してください」
住民側は1カ月前、帰還にあたって実現を求める10項目の要望書を国と市に提
出していた。なかでも強く求めたのは、国の除染後も残る放射線量の高い地点に
ついての再除染だった。どのくらいの放射線量だったら再除染するのか。その場
所はどこになるのか。いつから始めるのか――。それに対し、国は文書でこう回答
していた。
「新たに汚染された地点があった場合は、原因把握・効果的な対処方法の調査
を行い、対応について国と市でよく相談いたします」・・・・・・・
国側は復興庁の担当者ら4人が並び、代わる代わる返答した。「生活環境を百%
元に戻すのは不可能だと思います」 「年1ミリシーベルトにならないと解除で
きないわけではありません」「線量の高い地点があるなら、そこは個別に対応を
お示ししたい」 「ただし、解除とは関係ない。解除後もやるべきことはやります」
住民から厳しい声が飛んだ。「解除後にやるといわれても信用できない」 「あ
なたたちが、家族を連れて住んでみればいい」場が静まった。
秀幸が質問した。「このまま帰還したとして、もし健康被害が起きたらどうなる
んですか。水俣病みたいに、何十年も争うことになるんですか」
国側は答えた。
賠償の仕組みはある。ただし、原発事故との因果関係が認められればの話――。会
議は平行線で終わった・・・>
・・・・・これが、“除染”の実態です。
9.<内袋で放射性物質吸着 南相馬で廃棄物の実証実験>福島民友(06/06
11:20)
http://www.minyu-net.com/news/topic/140606/topic1.html
<除染作業で出る土砂など放射性廃棄物の収容袋を研究しているフレキシブルコ
ンテナ研究会(FC会、上田滋夫会長)は5日、南相馬市で、放射性物質を吸着
させる内袋を用いた収容袋の実証実験を行った。FC会は、除染関連技術を研究
する全国の企業や大学教員で組織。実験では放射性セシウムを吸着する内袋と、
透水性の外袋を重ねて作った収容袋に水を含ませた現地の土壌を入れ、放射性物
質の吸着効果、袋の強度などを調べた。内袋は、吸着剤としてプルシアンブルー
とゼオライトをコーティングした2種類を用意した。外袋を透水性にすること
で、無用な水が排出されて焼却を容易にし、雑草などの腐敗を防ぐことにもつな
がるという。・・・・・・・・>
・・・・行き場のない除染後のフレコンの耐久性がもっと問題ではないか?
10.<井戸水の安全性確認 放射性物質全て下限値未満 県が浜、中通り
185カ所調査>福島民報2014/06/06 08:49
http://www.minpo.jp/news/detail/2014060616124
<県が東京電力福島第一原発事故の避難区域を含む浜通りと中通りの41市町村
で実施した井戸水調査で、井戸185カ所の放射性物質は全て検出下限値未満
だった。県は放射性物質が地中に浸透していないとみており、井戸水の安全性が
確認できたとしている。・・・・・・・県は地下水を生活用水として活用できる
とした調査結果を通知する。
現在、富岡、浪江両町の上水道施設の復旧率は、いずれも2割以下だ。帰還困
難区域が町の大部分を占める大熊、双葉両町では、大熊町の一部で工事に着手し
た以外、復旧の見通しは立っていない。南相馬市と飯舘村は復旧工事を終えてい
る。 >
・・・・・・“基準以下”―“安全”と謳うのはどうか?
11.<被災者の法律相談28% 「法テラス」15年3月まで無料>福島民友
(06/06 11:20)
http://www.minyu-net.com/news/topic/140606/topic6.html
<日本司法支援センター(法テラス)が東日本大震災の被災者を調査した結果、
身の回りの法的問題を解決するため弁護士や司法書士に相談したことがあるのは
28%だったことが5日、分かった。被災者が法テラスの法律相談を無料で受け
られるよう定めた特例法の期限は来年3月まで。・・・・・・・・・・・・・・>
国会で、
12.<国の復興策に苦言 衆院特別委で参考人の佐藤元知事と桜井市長>福島
民報 6月6日(金)9時10分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140606-00000002-fminpo-l07
衆院原子力問題調査特別委員会は5日、原子力規制の在り方に関する参考人質疑
を行った。・・・・・冒頭の意見陳述で佐藤氏は、・・・事故発生後の廃炉作業
について「原子力問題は国が責任を持つべきだ。残念だが、(今は)誰が責任を
持っているのか。電力会社としか思えない状況で進んでいる」と国の姿勢を批判
した。一方、桜井氏は事故から3年余り過ぎた今も被災地の社会基盤の復旧が思
うように進んでいないことについて「どうして(政府は)われわれの生活を守る
ことを最優先しないのか。憲法で保障された最低限の文化的生活を奪われている
と(住民から)言われる」と憤った。・・・・・・・・>
13.<佐藤前福島知事「核燃料サイクル成り立たぬ」衆院特別委で持論>河北
新報2014年06月06日
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201406/20140606_61017.html
<衆院原子力問題調査特別委員会は5日、佐藤栄佐久前福島県知事らを参考人招
致し、原子力行政への意見を聴いた。佐藤氏は核燃料サイクル政策について、
「文化、文明、哲学、倫理の面から成り立たない」と述べ
た。・・・・・・・・・・・・>
14.<仮設住宅で一人暮らし男性死亡 二本松>福島民報 6月6日(金)9時35分
配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140606-00000011-fminpo-l07
<東京電力福島第一原発事故で、浪江町から二本松市の杉内多目的運動広場仮設
住宅に避難していた一人暮らしの無職男性(74)が自室で死亡していたことが
5日、分かった。関係者によると、男性の部屋のテレビがついたままになってい
るのを不審に思った隣人が4日午前11時半ごろ、仮設住宅の自治会役員に連絡
した。役員が室内に入り、居間にあおむけに倒れている男性を発見した。 近所
の人が、男性が3日午後に帰宅したのを見ており、その後に亡くなったとみられ
る。・・・・・>
・・・・最近は、ほぼ、毎日続いています。
15.<「原発事故関連死」 (77)歯止め 支援の現場から 県外避難者ど
う守る 支援員 安易に増やせず>福島民報
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2014/06/post_10141.html
<「見守るエリアが広すぎる」。東京電力福島第一原発事故によって全ての町民
が避難生活を強いられている浪江町。桧野照行副町長(65)は県外避難者数が
書き込まれた日本地図に目を落とし、渋い表情を見せた。 4日、毎月更新され
る県外避難者の内訳が手元に届いた。原発事故の発生から3年余りが過ぎた現在
も県外で暮らす町民は、和歌山県を除く45都道府県の約6400人に上る。一
つ屋根の下に暮らしていた家族は避難により離散した。正確な避難戸数は把握で
きていない。・・・・・・・・・・・昨年、桧野副町長は山形や茨城、埼玉など
各県で復興支援員が催した避難町民の集いの場を訪れた。「支援員には優しくし
てもらえている」「人に会う機会をつくってくれてうれしい」。多くの町民
から支援員への感謝の言葉を聞いた。「県外の町民は『古里』に飢えている」。
桧野副町長は、そう確信した。一方で、見知らぬ地で、いまだ心労を抱え、苦し
んでいる町民がいる。それなのに力になれていない。むなしさがこみ上げ、自問
自答する。「これで『見守り』と言えるのか...」。解決策は見つかっていない。>
・・・・・・・・手が行き届かない「町」でも存続しなければ、漂流民になって
しまいます。
16.<「風評」の壁 模索する浜(6)完 消費者との交流必要 東京海洋大
准教授 濱田武士氏に聞く>河北新報6月6日
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201406/20140606_73009.html
少し長い記事< ◎国は積極的に支援を 東日本大震災、福島第1原発事故の被
災地の浜にのしかかっている「風評」の影。いかに克服し、東北の豊かな海の恵
みを復興にどうつなげるのか。・・・・・・・・・・・・・<三重の苦
境>・・・・・・・・<懸命に検査>・・・・・・・・・・>
17.<「ヒラツメガニ」水揚げ いわき沿岸で試験操業>福島民友(06/06
09:50)
http://www.minyu-net.com/news/news/0606/news7.html
<東京電力福島第1原発事故の影響で見合わせていたヒラツメガニ漁の試験操業
がいわき沿岸で行われ、5日に水揚げされた。漁獲量は計83キロ。いわき市漁
協などの放射性物質検査の結果、全ての検体で検出限界値未満だっ
た。・・・・・・・・・・・・・・>
・・・・・いわき日報の見出しに「ヒラツメガニの試験操業開始 市内の鮮魚
コーナーに並ぶ」とあります。
18.<6日県内各地の放射性物質検査結果・県内13箇所の放射線量量測定
値・県内震災関連死者・行方不明者>福島民報6月7日朝刊紙面
⇒http://www.minpo.jp/pub/jisin_jyouhou/01.pdf
※ここにある数値は、モニタリングポストの周辺が除染された環境にある結果です。
※この紙面は、同じURLで毎日更新されています。
・・・・・「放射性物質の検査結果(野菜・果実・山菜・キノコ)」が紙面にあ
ります。
・・・・・見出しに、「汚染土の一時保管場所5万箇所超す 県内 住宅の庭先
など」、記事には「・・・・3千か所・・学校の敷地や公園・・・・・」とあり
ます!
栃木県、
19.<【全県】環境放射能の調査結果(原子力規制委発表)>下野新聞6月6日
17:20
⇒http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/news/20140606/1617626
<▼空間放射線量率(6日午後5時。単位はすべてマイクロシーベルト/時。地上
1メートルで測定。宇都宮(下岡本町)のみ高さ20メートル)
・・・・・・・>
秋田県、
20.<福島からの避難者、入居1年延長 県の借り上げ住宅>秋田魁新報
(2014/06/06 08:01 )
記事全文、県は5日、東日本大震災と原発事故の影響で福島県から本県に避難
し、県が借り上げた民間賃貸住宅や県営住宅に居住する人の入居期限を1年延ば
して2016年3月末とすると発表した。福島県から先月28日付で延長の要請
があった。県は岩手、宮城両県からの避難者についても同様の要請があれば延長
を検討する方針。県被災者受入支援室によると、福島県からの避難者は2日現
在、280戸742人。このうち453人が県の借り上げ民間賃貸住宅、22人
が県営住宅で生活している。2日現在の本県への避難者総数は1042人で、福
島以外の県別は宮城252人、岩手42人、茨城6人。>
21.<千葉県、東電に1億7千万円請求 原発被害で>共同通信2014/06/06 16:49
記事全文<千葉県は6日、東京電力福島第1原発事故の損害賠償として、約1億
7千万円を東電に請求すると発表した。2012年8月以降、順次請求してお
り、今回は食品に含まれる放射性物質の検査や廃棄物の処理など、事故直後から
13年3月末の間に発生した関連費用の追加分が対象。県によると、これまでに
約2億円を請求し、約1億円の支払いが決まっているという。13年度以降の放
射性物質対策の費用は現在集計中で、今後、東電側と扱いを協議する。>
原発立地自治体で、
22.<(新潟県)安定ヨウ素剤問題で県に申し入れ 原発監視の住民組織>新
潟日報2014/06/06 20:30
記事全文<東京電力柏崎刈羽原発事故に備えた安定ヨウ素剤の備蓄や更新を県が
怠っていた問題で、同原発を監視する住民組織「透明性を確保する地域の会」
(新野良子会長)は6日、県に再発防止の徹底を申し入れた。申し入れ書は、今
回の問題について「原発立地点の住民および県民の安全をないがしろにするも
の」と指摘。「県の安全確保の姿勢を疑わせ、県に対する信頼を大きく損なう重
大な事案であり、強い憤りを覚えます」などとした。文書は泉田裕彦知事宛て
で、同日、地域の会事務局がメールで県に送った。県防災局の山田治之局長は
「立地地域を始め県民の命に関わることで、原発と真剣に向き合ってきた皆さん
の憤りは深刻に受け止めている。こうした事態が起こらないよう県の考えをまとめ、
地域の会とコミュニケーションを取っていきたい」と話した。>
23.<(福井県) 若狭町:原発事故時の避難先を視察 予算化 >毎日新聞
2014年06月06日 地方版
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20140606ddlk18010685000c.html
<原子力災害発生時の県外への住民避難について、若狭町は5日、住民代表など
による避難先の視察を実施すると発表した。関連事業費127万円を盛り込んだ
今年度一般会計補正予算案を6日開会の定例議会に提出する。県は今年2月、若
狭町全住民(1万6119人)の広域避難先として丹波市、三木市など兵庫県内
7市1町の53施設を定めている。計画によると、視察は町内各区長・総代、地
域づくり協議会メンバーなど住民代表や行政担当者ら約150人を予定。避難先
の自治体別に6グループに分かれ、避難施設などを訪ね
る。・・・・・・・・・・・・>
福島第一で、
24.<汚染雨水3・4トン、タンク外に漏れる>読売新聞 6月6日(金)21時48
分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140606-00050184-yom-sci
<東京電力は6日、福島第一原子力発電所で放射性物質に汚染された雨水4トン
がタンクから漏れ、うち3・4トンが周囲の地面に染み込んだと発表した。タン
クの周囲にはせきがあるが、排水弁は開いたままで見回りもしていなかったという。
タンクは連結式(容量計1000トン)で、高濃度汚染水のタンクの周囲にた
まった雨水を保管している。原子力規制庁の保安検査官が2日に水漏れを発見し
た。東電が調べたところ、周囲にたまった水から1リットルあたり9800ベク
レルの放射性物質が検出され、排水弁の周りの土壌でも微量の放射線量を確認、
水がせきの外へ漏れ出たと判断した。・・・・・>
・・・・・もう、タンク群が多すぎて手が回っていない。汚染水はコントロール
されていない。
24’.<汚染雨水最大4トン漏出=福島第1、海への影響なし>時事通信 6月6日
(金)20時0分配信
<・・・・・・せき外の漏出範囲は限定的で、海への流出はないという。東電に
よると、排水弁の外側では縦5メートル、横40メートルの範囲で、周囲に比べ空
間放射線量が高かった。・・・・・・・>
・・・・・・・・・なぜ、海への影響なし、と断定できる??
<つづく>
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青柳 y-aoyagi at r8.dion.ne.jp
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