[CML 031807] (2-2)【報告】第1144日目報告★原発とめよう!九電本店前ひろば★

青柳 行信 y-aoyagi at r8.dion.ne.jp
2014年 6月 7日 (土) 06:39:42 JST


青柳行信です。6月7日。
<つづき>
25.<浄化装置2系統再開へ=19日までに順次―福島第1>時事通信 6月6日 
(金)21時0分配信
記事全文<東京電力は6日、福島第1原発で汚染水から放射性物質を大幅に減らす 
装置「ALPS」(アルプス)で、トラブルで停止していた2系統について、9日と19 
日にそれぞれ処理を再開すると発表した。3系統全てが稼働することになる。>

26.<正門周辺の大気中の環境放射線量 毎日新聞 2014年06月07日03時36分 
 東京朝刊 <6日正午現在1.6マイクロシーベルト毎時   数値は東京電力 
のホームページから抜粋  前日は1.6マイクロシーベルト毎時>

経済団体が、
27.<原発再稼働など政府に要望提出 原子力国民会議>SankeiBiz 6月6日 
(金)8時15分配信
記事全文<経済界や有識者らで組織する「原子力国民会議」は5日、原発の早期 
再稼働や再稼働による電気料金値下げ、福島復興の早期実現などを求める全国の 
経済団体や労働など101団体からの要望書47通を取りまとめ、政府に提出し 
た。この日、共同代表に名を連ねる元東大総長の有馬朗人氏や代表理事を務める 
東大名誉教授の宮健三氏(原子力工学)らが菅義偉官房長官らと面談。菅長官は 
「(安倍晋三)首相に届けます」と応じた。>

電力、
28.<中部電、5月の発受電量は2.2%減>時事通信 6月6日(金)20時1分配信
記事全文<中部電力 <9502> が6日発表した5月分の発受電実績(速報)による 
と、発受電電力量は前年同月比2.2%減の100億8700万キロワット時で、2カ月連 
続のマイナスとなった。中旬から下旬にかけて気温が低く、冷房需要が減少した 
のが主因。>
・・・・“気温が低く”―他社もそうかもです。

29.<老朽火力発電4分の1超に トラブル急増、供給不安も>【共同通信】 
2014/06/06 20:15???
記事全文<原発を持たない沖縄電力を除く電力9社の火力発電256基(長期停 
止中は除く)のうち、運転開始から40年以上経過した「老朽火力」が67基と 
4分の1を超えたことが6日、分かった。国内の全原発が停止する中、各社は電 
力需給が逼迫する夏場に火力をフル稼働させる構えで、今月中に設備の総点検を 
終えるが、トラブルによる供給不足が懸念される。東日本大震災後の酷使により 
老朽火力では突発的な停止が急増。震災前の2010年度は101件だったが 
13年度は169件あった。>
・・・・・・・長年、原発に頼り切った“ツケ”。

30.<関電、社内分社化を検討 電力小売り自由化見据え。東京新聞2014年6 
月6日 09時58分
記事全文<関西電力が、発電や小売りなどの事業を社内で分社化する「社内カン 
パニー制」の導入を検討していることが6日、関係者への取材で分かった。 
2016年をめどに実施される電力小売りの全面自由化を見据え、コスト管理を 
徹底して競争に備えるのが狙い。既に昨年4月には東京電力が社内カンパニー制 
を開始しており、他電力にも同様の動きが広がる可能性がある。関電幹部による 
と、分社化するのは、火力発電、原子力発電、送配電、小売りの4部門を想定。 
現在は原子力や電力流通などの事業本部制を採っているが、これらを予算や人員 
を管理する権限を持つ社内カンパニーへ移行し、コストダウンを促す。>(共同)

31.<(富山)地熱ムンムン、氷河も見えた 関電「黒部ルート」>朝日デジ 
タル2014年6月7日03時00分
http://digital.asahi.com/articles/ASG657HTHG65PUZB02H.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASG657HTHG65PUZB02H
<黒部峡谷鉄道の終点・欅平(けやきだいら)と黒部ダムを結ぶ関西電力の工事 
用輸送路「黒部ルート」で、毎年恒例の一般向け見学会が11日から始まる。美 
しい自然とともに、難工事の連続だった黒部川の電源開発に触れられる全長約 
18キロ。5日開かれた報道向け見学会に参加した。・・・・・・30分ほど 
で、「世紀の大事業」として黒部ダムとともに建設された黒部川第四発電所 
(1961年運転開始)に到着。今夏、原発の再稼働が見込めない関電は水力、 
火力による発電を頼みの綱としているが、黒部川水系で最大の出力(33万5千 
キロワット)を誇る同発電所は、とりわけ重要だ。・・・・・・・・>
・・・・・日本の誇る自然エネルギー。

32.<洋上風力発電事業化へ検討委設立 県、国や東北電力と連携>秋田魁新 
報(2014/06/06 09:01
<本県沖での洋上風力発電の早期導入を目指し県は5日、国や東北電力などと連 
携して「あきた沖合洋上風力発電導入検討委員会」を設立した。沖合での洋上風 
力発電施設の導入に向け、適地の選定や事業化までのスケジュールを具体的に検 
討する。検討委員会は、沿岸市町村や県漁協などが参加する「候補海域検討部 
会」と、金融機関や経済団体、東北電力などが参加する「導入モデル検討部会」 
で構成。研究会が示した課題や試算を基に、各部会が適地の絞り込みや、洋上風 
車の設置に伴う経済効果、導入までの具体的なスケジュールなどを検討する。県 
正庁で同日開かれた初会合には委員ら約120人が参加。本年度は各部会の検討 
会をそれぞれ3回開催し、来年2月までに適地や事業化までの工程をまとめる
ことを確認した。>

海外、
33.<「インド」モディ新首相、7月上旬訪日へ>毎日新聞 6月6日(金)20時 
19分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140606-00000091-mai-asia
<インドのモディ新首相が7月上旬に日本を訪問し、安倍晋三首相との首脳会談 
を行う方向で調整を進めていることが分かった。・・・・・・・また、日本から 
の原発輸出の前提となる原子力協定の締結交渉や、新幹線導入を視野に入れたイ 
ンフラ整備も議題となる見通し。・・・>

参考記事、
34.<(青森)低線量被曝、影響探る 六ケ所村の研究所>朝日デジタル2014 
年6月7日03時00分
http://digital.asahi.com/articles/ASG5R75HSG5RUBNB00Q.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASG5R75HSG5RUBNB00Q
少し長い記事<低線量の放射線を受け続けると生体にどのような影響をもたらす 
のか――。東京電力福島第一原発事故後、より注目された課題だ。その影響につい 
て、マウスを使って長年研究を続ける研究所が青森県六ケ所村にある。今年3月 
には世界初の次世代への影響を調べる実験を終えた。財団法人「環境科学技術研 
究所」は、核燃料サイクル施設が集中する日本原燃の近くにある。1990年、 
同施設の立地に伴い、そこから排出される少量の放射性物質の影響について、安 
全性確認のために設立された。県などからの補助金で運営されている。低線量率 
被曝(ひばく)=キーワードの生体研究は世界でも珍しく、成果が出ているのは 
世界唯一だという。マウスを使った低線量の研究を95年から開始。・・
・・・・実験マウスは体長約5センチ、重さ約30グラムで通常の寿命は約2・ 
5年。総数は約4千匹に及び、1部屋あたり計1千匹(オスとメス500匹ず 
つ)を約100匹ずつ5回繰り返し、2003年に報告書をまとめ 
た。・・・・・・・この結果について、東北大名誉教授で同研究所の小野哲也理 
事長(放射線生物学)は「何か影響が出るだろうという視点であらゆることを探 
したが何も出なかった」と話す。ただ、「人間への影響もないかは別の話」とし 
たうえで、「低線量率被曝でマウスに影響が出るのか出ないのかを知ることは、 
人への影響を予測するうえで重要な参考となる」と指摘す 
る。・・・・・・・・・・・>

35.<光淳新門主「平和」を積極発信 浄土真宗本願寺派>京都新聞 6月6日 
(金)22時49分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140606-00000024-kyt-l26
<浄土真宗本願寺派(京都市下京区)の25代門主に就任した大谷光淳(こう 
じゅん)氏(36)と、前門の父光真(こうしん)氏(68)が6日、本山・西 
本願寺でそろって記者会見した。・・・・・・・光淳氏は「現代は戦争について 
日本を守るため、親しい人を守るためであれば、それ以外の人が犠牲になっても 
許されるという思いが、特に戦争を経験されていない方にあるのではないか」と 
指摘。平和への願いを「宗門から発信できれば」と力を込めた。
   また、原発について福島第1原発事故を例に「(電力の)恩恵を受ける人 
と、犠牲を強いられる人の関係がはっきりしてしまっているところに問題があ 
る」と述べた。その上で「次の世代に負担を残すのが原子力発電だ」と強く批判 
した。・・・・・・・・・・>

36.<「DASH村」農業指導の明雄さん死去 「6人目のTOKIOが……」悲しみの声 
ネットにあふれる>ねとらぼ 6月6日(金)22時24分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140606-00000089-it_nlab-sci
<・・・・三瓶さんは名物コーナー「DASH村」で農業の達人としてTOKIOメン 
バーを指導。番組レギュラーとして人気を集めていた。福島第一原発事故でDASH 
村のある浪江町が避難指示区域になり福島市に避難したが、番組の農業関連企画 
への出演は続けていた。・・・・>
・・・・・この「村」は浪江町にあったのか。

今朝届いた西日本新聞朝刊紙面では、
3面左上に、3’.の記事、
37面社会欄トップに、悲しい出来事を伝える記事、
37.<被爆者へ無知の暴言 就学旅行の中3が、長崎案内中に「死に損ない」>
・・・・中3年生の5人が、被曝男性(77)に浴びせた、と。
今朝の紙面は以上です。(6.7.5:10)
※この新聞記事紹介へお気づきのことがあれば、ysykf at yahoo.co.jpまでお知らせ 
ください。
※この記事の部分は次のフェイスブックにも毎日貼り付けています。 
⇒https://www.facebook.com/yasuyuki.funatsu?ref=tn_tnmn

★ たんぽぽ舎 さんから:
【TMM:No2191】
2014年6月6日(金)地震と原発事故情報−4つの情報をお知らせします
                           転送歓迎
━━━━━━━
☆1.政府事故調査委員会の調書公開請求へ
   吉田昌郎所長(故人)ら772人分の調書の公開を求める
   「不作為による情報の隠蔽(いんぺい)」やめよ
                   山崎久隆(たんぽぽ舎)
☆2.川内原発再稼働申請みとめるな!不正な人事認めない!
   「反原連はじめて」の規制委員会抗議行動行わる
   コール中心 100人弱の参加 たんぽぽ舎関係者も20人
        柳田真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)
☆3.3・11以降の台湾における脱原発運動の展開と課題
   ―市民の国際的な連帯に向けて―
   6/12(木)陳 威志さんのお話
   市民による国際連帯運動の拡がりを
   ―核の廃絶を目指して 全9回シリーズ第二弾―
☆4.新聞・雑誌より4つ
  ◆【紹介】海と放射能。三陸の世界的漁場は?
      6/1THE BIG ISSUE日本版240号特集から
  ◆前倒し決定から3年 ドイツ脱原発 課題超え不動
              (6月5日東京新聞より抜粋)
  ◆自公が規制委人事案に同意へ 田中知氏、全野党が反対方針
              (6月6日朝日新聞より見出しのみ)
  ◆調書公開 11人中10人容認 原発事故 聴取受けた民主元閣僚ら
              (6月6日朝日新聞より見出しのみ)
━━━━━━━
※6/10学習会にご参加を!
 チェルノブイリの健康被害
 「子どもの痛みをなくす調査プロジェクト」第5回報告会「希望」
日 時:6月10日(火)19時〜21時
お 話:小若順一(食品と暮らしの安全基金)
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円  2次会(費用500円)
  2014年も、小若順一さんが3月15日から24日まで、
  ウクライナを訪問しました。その最新情報を報告します。
━━━━━━━
┏┓
┗■1.政府事故調査委員会の調書公開請求へ
 |  吉田昌郎所長(故人)ら772人分の調書の公開を求める
 |  「不作為による情報の隠蔽(いんぺい)」やめよ
 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)

○ 東京電力福島第一原発事故を調査した政府事故調査・検証委員会が聴取した 
吉田昌郎所長(故人)ら772人分の調書の公開を求め、東電株主代表訴 訟の原告 
らが国を相手取り、東京地裁に行政訴訟を起こす方針を固めた。近く調書が保管 
されている内閣官房に開示を請求し、非開示決定が出ればただちに提訴する。
 政府事故調は2011年5月に設置。吉田氏ら計772人を聴取したが、誰を聴取し 
たのかさえ明らかにしていない。吉田氏らの調書や関連資料は現在、内閣官房に 
保管されている。
○ 政府事故調は非公開で聴取した調書について「必要な範囲で開示する」とし 
ていたが、これまで公開されていない。菅義偉官房長官は「ヒアリングは非公開 
を前提に任意の協力を頂いて行ったもので吉田氏を含め公表しない」としている。
 原告代理人になる海渡雄一弁護士は「吉田調書の報道によれば、東電の指揮命 
令系統は崩壊していたといわざるをえない。吉田調書だけでなく、関係者の調書 
は事故原因の解明と責任の追及に欠かせない。政府は個人情報の処理など開示の 
ルールを定め、原則としてすべて公開すべきだ」と指摘。歴代内閣が公開しな 
かったのは「不作為による情報の隠蔽(いんぺい)」と批判する。
http://www.asahi.com/articles/ASG643F24G64UUPI001.html

○ いうまでも無いことだが、政府事故調査委員会の収集した証拠はヒアリング 
調書を含めて全て国民の財産であり、それを「知る権利」は国民にある。
 しかも事故調査が中途半端に打ち切られたも同然で、福島の教訓どころか真の 
原因さえつかめていない。これで再稼働など論じるのも見当外れである。航空機 
事故では欠陥が疑われる航空機の飛行は、原因究明と再発防止がされるまで停止 
される。
○ 福島第一原発事故は、まさに「運転停止命令」を出されたも同然の事態であ 
る。事故を起こした原発だけでなく、全原発の安全性が揺らいでいるというの 
に、その真相を知る努力もしない規制庁や推進側に再稼働を検討する資格は無い。
 まず、訴訟の前に内閣府情報公開窓口に「情報公開請求」を6月5日に行うこ 
とになっている。その後記者会見が開かれ、具体的な請求内容と今後の方針が語 
られる。

┏┓
┗■2.川内原発再稼働申請みとめるな!不正な人事認めない!
 |  「反原連はじめて」の規制委員会抗議行動行わる
 |  コール中心 100人弱の参加 たんぽぽ舎関係者も20人
 └──── 柳田真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)

 6月4日(水)夕方、首都圏反原発連合初めての規制委員会抗議行動が六本木 
一丁目の規制庁の入っているビルの前で行われた。目的は川内原発再稼働申請を 
認めるな、不正な人事は認めない、など。
 急な呼びかけでもあり、周知活動が不十分な中で、100人程が参加。たんぽぽ 
舎も6月1日(日)国会前の最後の告知で初めて知ったので、そこでたんぽぽ舎 
メルマガ6000人に周知しつつ、4日当日はメンバーを昼間の福島原発告訴団参加 
メンバーと夜の規制委員会抗議参加メンバーに分かれて参加した。(再稼働阻止 
全国ネットワークの人も含めて20人弱)
 集会は、再稼働阻止全国ネットワーク(これまで9回実施)とやり方がかなり 
違い、90分の大半がコール、発言は1分発言が数人であった。コール中心のた 
め、私たちの主催の時のスピーチよりもずっと音声が大きく響いたようで、途中 
で周辺住民に配慮して「マイクの音量を減らす」、または「マイクなし」でコー 
ルした。「そういう意味では、この規制委員会の入っているビルは、抗議対象の 
役所としては"立地不適"と言えそう。」とSさんの言葉。
 6月13日(金)の「川内原発止めよう行動」に向けて、女性たちが中心で作っ 
た「布の横断幕」が出来上がったばかりなので、そのお披露目も兼ねて持参。新 
しい白い布に「川内原発再稼働反対!命と大地を放射能から守れ!」と書かれた 
内容でとても目立った。ほかに従来からの横断幕2枚と、新しいプラカード「再 
稼働のための規制委新人事断固反対」も持参し、訴えた。ノボリ旗は2本で、再 
稼働阻止全国ネットワークと原発やめようたんぽぽ舎の2つ。
 終了後の食事会では「反原連も今後はもっと規制委行動をやってほしい」 
「コール中心だけだと単調で飽きる」「規制委批判の中味と質をもっと深めた 
い」等々の意見が出た。

┏┓
┗■3.3・11以降の台湾における脱原発運動の展開と課題
 |  ―市民の国際的な連帯に向けて―
 |  6/12(木)陳 威志さんのお話
 |  市民による国際連帯運動の拡がりを
 |  ―核の廃絶を目指して 全9回シリーズ第二弾―
 └──── たんぽぽ舎(スペースたんぽぽ講座会議)

日 時:6月12日(木)19時から21時(開場19時30分)
講  師:陳 威志(たん うぃち)さん
プロフィール:一橋大学社会学研究科博士課程に在籍
場  所:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

○6/12シリーズ第二弾の概要
 3.11以降、台湾の脱原発運動は、空前の高揚期を迎えた。
 もちろん福島原発事故は大きな契機だが、3.11以前からの社会変革の力の源泉 
自体は、台湾の特殊な歴史的文脈の中に存在していたのだ。
 400年もの植民地支配の経験をもつ台湾では、いかに民意を政治に反映させる 
ものかが積年の課題だった。
 3.11によって原発の是非をめぐる反対の世論は初めて60%を突破し、それまで 
の政党間の対立に組み込まれていた状況を乗り越えられたようにもみえる。
 個人の細分化、脱政党化が進んでいるにもかかわらず、著名人や若者といった 
新しい担い手たちが再びデモ・集会の現場に現れた。
 いったい台湾では何が起きているのか、大規模集会を過度評価せず、日本との 
共通の問題を見出し、新たに浮上した運動のレパートリー、担い手などの議論を 
行いながら、連帯のあり方を模索できればと期待する。

主 催:たんぽぽ舎(スペースたんぽぽ講座会議)
協 賛:No Nukes Asia Action Japan(NNAA)
参加費:800円(学生400円)

○6/24第三弾の予告
 日時:6月24日(火)19時から21時
 講師:李 大洙さん(アジア平和市民ネットワーク事務局長)
 講演題目:韓国の反原発運動の歴史と現状

┏┓
┗■4.新聞・雑誌より4つ
 └──── 

 ◆【紹介】海と放射能。三陸の世界的漁場は?
      6/1THE BIG ISSUE日本版240号特集から

 ホームレスの支援を目的の一つとしているTHE BIG ISSUEの6月1日発売240号 
(定価350円のうち180円が販売者の収入になります。)が特集として「海と放射 
能。三陸の世界的漁場は?」を組んでいる。
 全10ページ。読み応えあり。主な目次を紹介します。(柳田 真)

【海と放射能。三陸の世界的漁場は?】
○543回の核実験など、72年間の海の放射能汚染。今、世界三大漁場の一つ、三 
陸・常磐の海をおびやかす六ヶ所再処理工場とは?
   湯浅一郎さん(市民による平和のシンクタンク、ピースデポ代表)
○福島基準の11万倍の放射能を垂れ流す欠陥技術。すでに存在意義をなくしてい 
る六ヶ所再処理工場。 永田文夫さん(元高校化学教師)
○アワビ60トン、深みにマグロ、ブリが回遊。リアス海岸の豊かな恵み
   伊藤隆一さん(岩手県重茂漁協組合長)
○海を守るのは誰?立ちはだかる震災と原発、食料基地構想、TPP、
 そして六ヶ所再処理工場 「三陸・常磐の漁業の今とこれから」
   濱田武士さん(東京海洋大学准教授)

 ◆前倒し決定から3年 ドイツ脱原発 課題超え不動
 東京電力福島第一原発事故を受けドイツが「脱原発」の期限を二〇二二年中へ 
と前倒ししてから六日で三年。ウクライナ危機が過渡期の電源として重要な天然 
ガスの供給に不安を投げかけ、電気料金の上昇など課題も多いが、原発の代わり 
となる再生可能エネルギーの伸びは順調だ。長年の議論を踏まえた国民合意であ 
る脱原発に揺るぎはない。(後略)(6月5日東京新聞より抜粋)
 ◆自公が規制委人事案に同意へ 田中知氏、全野党が反対方針(6月6日朝日 
新聞より見出しのみ)
 ◆調書公開 11人中10人容認 原発事故 聴取受けた民主元閣僚ら(6月6日 
朝日新聞より見出しのみ)

★ 前田 朗 さんから:
永遠のレジスタンスのレッスン
鵜飼哲『ジャッキー・デリダの墓』(みすず書房、2014年) 
http://maeda-akira.blogspot.jp/2014/06/blog-post_6.html

★ 井上澄夫 さんから:
冒頭に6・6付琉球新報のコラム「金口木舌」を置きます。ご一読を。
名護市に境を接する宜野座村漁協が沖縄防衛局に対し、辺野古沿岸域埋め立ての 
ための岩礁破砕に鮮明に「NO!」の意見書を突きつけました。近隣の金武漁協 
と石川漁協は岩礁破砕で影響が出た場合は補償を求めるという姿勢ですが、宜野 
座村漁協は補償を求めません。

 同漁協はこれまで「辺野古移設」に反対する総決起集会を開くなど態度を明ら 
かにしてきました。瀬戸内海では現在、周辺の全県が海砂の採取を禁じています 
が、以前は海砂採取でめちゃくちゃに自然を破壊していました。荒らされた海底 
がもとに戻るには少なくとも30年はかかると漁民が語っています。

 ところが辺野古新基地建設では岩礁が破砕されるだけでなくその一帯を埋め立 
てるのですから、海底がもとに戻ることはありません。海は殺され、そこに米海 
兵隊用の滑走路が造られるのです。

6・6付NHK沖縄記事「名護市が漁業禁止区域拡大反対」から。
〈アメリカ軍普天間基地の移設先とされる名護市辺野古沖で防衛省が漁業を禁止 
する区域を拡大する方針について、名護市は、「漁業や海洋レジャーなど市の産 
業に重大な影響を及ぼす」として、反対する意見書を提出しました。

防衛省は、名護市辺野古沖に設定されたアメリカ軍への提供水域のうち、漁業を 
禁止する区域について、埋め立て工事の予定地がすべて収まる範囲まで大幅に拡 
大する方針で、これについての地元の意見を先月、県を通じて、名護市や名護漁 
協に求めました。
これを受けて名護市は、意見書をまとめ、県への回答期限とされた5日、提出し 
ました。
意見書では、漁業禁止区域の拡大について、「当該区域のみならず近隣で操業す 
る漁業者にも重大な影響があると考えられる」としたうえで「近隣での海洋レ 
ジャーなど、市の産業にも重大な影響を及ぼす」として、反対し、県に対して名 
護市の意見を踏まえて慎重に対応するよう求めています。〉

6日に始まった那覇市議会で翁長市長がこうのべました。
 〈「普天間飛行場の辺野古移設をめぐる問題は避けて通れない重要な課題だと 
認識をしております。普天間飛行場の危険性の除去は喫緊の課題であり、1日も 
早い移設・返還の実現が必要なことは明らかですが、地元の理解が得られない移 
設案を実現することは事実上不可能であります」〉
 その上で市長は「辺野古移設を認めることは今後100年置かれ続ける基地の建 
設に自ら荷担することになる」とものべました。

米カリフォルニア州で4日(現地時間)、嘉手納にも飛来するAV8Bハリアー 
攻撃機が墜落し、住宅3軒が破壊されました。

県知事選関連の記事が多数出ました。まとめて紹介します。
天皇・皇后が〈「対馬丸」犠牲者の慰霊のため〉、26日訪沖します。6・6付 
沖縄タイムス記事「天皇ご夫妻26日来県 対馬丸の犠牲者慰霊で」から。
 〈宮内庁は5日、天皇、皇后両陛下が戦時中に米軍に撃沈された学童疎開船 
「対馬丸」犠牲者の慰霊のため、今月26、27日の日程で沖縄県を訪問すると 
発表した。県庁でも同時発表された。
 両陛下の沖縄訪問は2012年の「全国豊かな海づくり大会」の出席以来で、 
皇太子時代を含めて10度目。ことしは対馬丸撃沈事件から70年、対馬丸記念 
館開館から10年に当たる節目の年。両陛下は26日に特別機で沖縄入りし、糸 
満市にある沖縄平和祈念堂を訪問し、国立沖縄戦没者墓苑で献花する。27日は 
那覇市内にある対馬丸犠牲の慰霊碑「小桜の塔」で献花後、対馬丸記念館を訪問 
し、対馬丸の犠牲者の遺族や生存者との懇談も行う予定。同日午後に空路で帰京 
する。〉

 訪沖に関連して6・6付沖縄タイムス記事「両陛下来県「慰霊 一つのけじめ 
に」」に注目すべき記述があります。
 〈「純粋な慰霊なので大切にお迎えしたい」「皇民化教育の末に撃沈された子 
らの無念を思うともやもやする」。天皇、皇后両陛下が27日に対馬丸記念館を 
訪問し、生存者や遺族と懇談するとの発表を、生存者たちはさまざまに受け止め 
た。
 沈没時にいかだにつかまり、6日間漂流した上原清さん(80)=うるま市= 
は慎重に言葉を選び「天皇陛下は私たちと同じ疎開世代。純粋に祈りをささげる 
ための来館なので、人間として温かくお迎えしたい」。
 一方、同乗した兄と祖母、いとこを失った平良啓子さん(79)=大宜味村= 
は懇談会への出席を断った。「日本軍が沖縄に来たのと引き換えに、口減らしの 
ため危険な海の中を疎開させられた。皇民化教育を受けた末に海に沈んだ子ども 
たちの無念を思うと、すんなり『出席します』とはいえない」と心境を明かした。〉
 平良啓子さんの重い言葉で編集者は「金武湾を守る会」の精神的支柱だった故 
安里清信さんがかつて語ったことを思い出しました。今の天皇明仁が皇太子時代 
のことです。
 〈1975年の海洋博のときに皇太子がくるときいて、「なにをいまごろ、 
30年間線香一本やらんくせになにをぬかしやがるか」と、婦人たちが憤りを感 
じていっておった。これは当然なんです。知事たちは忘れても、底辺の一般民衆 
としてはそれは忘れられませんね。サトウキビを刈るときも、ああ、あれが生き 
ておったらなァと、そういう感じはいつでも起こるわけですね。ほとんどの家が 
仏壇のそばに戦死者の写真を立てて、毎日、位牌に顔をあわせて生きている。行 
政のように摩文仁ケ丘で年に一回だけの行事を一括してやって終わりというのと 
はちがうんだな。底辺の民衆の平和への希求は毎日の生活のなかでよみがえって 
くる。それが反CTS闘争の根っこなんですね。裁判所だとか那覇での集まりか 
ら車で帰るときでも、やはり話の帰結するところは戦争当時のことなんだな。〉
 (安里清信『海はひとの母である─沖縄金武湾から─』、晶文社)

      −−−−−−集会等のお知らせ−−−−−−

●<1000日目記念冊子希望先●
※<福岡・九州集会>反原発運動1000日の激動の歴史。
一冊 ワンコインカンパで500円です。
送料は何冊でも無料です。
冊子ご希望の方は、〒住所氏名電話番号、冊数を
青柳 y-aoyagi at r8.dion.ne.jp まで。

●「きみへ」 さよなら原発!●
http://youtu.be/kCyPiK48E00
音声と画像(池田@中津・作)★九電本店前ひろば★紹介。

●第三回「鹿児島川内原発再稼動を阻止するための全九州相談会」●   
日時: 6月7日(土)午後1:00〜 
場所: ユースピア熊本(県青年会館)
             〒862-0950 熊本市中央区水前寺3丁目17-15
                 096-381-6221
地図:http://tinyurl.com/kajlwcg
水前寺です。肥後銀行東支店の隣です。
熊本駅からのアクセスは、JR水前寺駅が便利でしょう。
水前寺駅から歩いて5、6分程度の所です。

■九電交渉申し入れ■
「再稼働申請の取り下げの申し入れ」(交渉)
6月11日(水)13時30分から
さよなら原発!福岡実行委員会
13時00分集合・打ち合わせ(九電前テントひろば)
申し入れ書:http://tinyurl.com/nnvzz6b

● 九電株主総会で再稼動を阻止するための行動●
   6月26日(木)「8:30集合」
場所:ホテルニューオータニ博多
住所:福岡市中央区渡辺通1-1-2 tel092-714-1111
                地図:http://tinyurl.com/kfd8lpm
チラシ:http://tinyurl.com/omq79o2

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
           第9回裁判 7月4日(金)午後2時 地方佐賀裁判所
                  原告総数 原告総数 8070(6/3現在)
  ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

● 小出裕章(京都大学原子炉実験所助教)さん講演会 ●
日時: 9月26日(金)開場18:00 / 開始18:30
場所: 福岡市立中央市民センターホール 
住所: 福岡市中央区赤坂2丁目5-8 tel092-714-5521
    地図:http://tinyurl.com/ll3slxq

○−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−○
                ★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
                午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設) 
     ♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
             場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
  地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
     ★☆ (ひろば・テント080-6420-6211青柳) ☆★
               <facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

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〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
         青柳 行信
電話:080-6420-6211
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青柳  y-aoyagi at r8.dion.ne.jp


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