[CML 031790] (2-2)【報告】第1143日目報告★原発とめよう!九電本店前ひろば★

青柳 行信 y-aoyagi at r8.dion.ne.jp
2014年 6月 6日 (金) 07:23:02 JST


青柳行信です。6月6日。
<つづき>
19.<茨城県 非破壊放射能検査施設:大津漁港に完成 北茨城市長「風評被
害払拭目指す」 >毎日新聞 2014年06月05日 地方版
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20140605ddlk08040120000c.html
<北茨城市は4日、同市大津町の大津漁港で、すぐに魚の放射線量を測定できる
「非破壊放射能検査施設」の完成式典を開いた。消費者に同市産水産物の安心・
安全をPRし、東京電力福島第1原発事故による風評被害の払拭(ふっしょく)
を目指す。・・・同施設は軽量鉄骨プレハブ平屋建て、延べ床面積は約200平
方メートル。約2500万円をかけて建設された。5日から本格運用す
る。・・・従来は週1回、県に検体を送って検査していたが、同システムは長さ
約8メートルのベルトコンベヤーに魚を原型のまま乗せて測定。その場で結果が
判明する。1時間当たり約900匹を測定でき、1キロ当たり50ベクレルを超
えた場合には自動的にベルトコンベヤーから除外され、より詳細に検査できる箱型の
非破壊放射能測定装置で再検査できるという。・・・・・・>

千葉県、
20.<松戸の未来、どう見せる 8日に市長選告示>朝日デジタル2014年6月6
日03時00分
http://digital.asahi.com/articles/ASG656CVCG65UDCB01K.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASG656CVCG65UDCB01K
<・・・・・・・・・宿場町から発展した松戸が市制移行したのは1943(昭
和18)年。戦後は常盤平など団地や住宅街が全域に広がり、4万人だった人口
は10倍以上になった。それが2010年の48万4457人(10月1日現
在)をピークに減少に転じた。原発事故によるホットスポット問題の影響もあっ
たが、3年連続で計約4200人が減り、近隣市の中でも際だっ
た。・・・・・・・・・・・>

21.<(広島県)福島第一の作業員守るのは誰…ジャーナリスト語る>朝日デ
ジタル2014年6月6日03時00分
http://www.asahi.com/articles/ASG5N1311G5MPITB026.html
<東日本大震災の被災地に密着し、取材を続けるフリージャーナリストたちが、
「震災以降 終わらない3・11〜3年目の報告」(三一書房発売、1512
円)を出版した。執筆者の一人、フォトジャーナリストの小原(おばら)一真さ
ん(28)は広島市で講演し「福島第一原発の収束作業は、広島と無関係ではな
い。作業員の家族を身近な人に置き換えて考えてほしい」と話し
た。・・・・・・・・・・・・・・・・・>

原発施設、
22.<点検漏れ「現場のフォロー不足」 もんじゅで規制庁>共同通信
2014/06/05 13:19
記事全文<原子力規制庁は5日、日本原子力研究開発機構の高速増殖炉もんじゅ
(福井県)で多数の点検漏れが見つかった問題で、もんじゅの斎藤伸三所長を呼
び「原因の分析と対策が有効かどうか、現場でのフォローが足りなかった」と問
題点を指摘した。もんじゅでは2012年11月に約1万点の機器の点検漏れが
発覚。規制委は昨年5月、安全管理体制が再構築できるまで運転再開の準備をし
ないよう事実上の運転禁止命令を出した。しかし、その後も規制庁の保安検査で
新たな点検漏れや記録の不適切処理などが相次いで発覚。規制庁は一連の問題に
対する原子力機構の認識を確認する必要があると判断した。>

23.<北海道・泊原発で不審火? 「環境への影響ない」>TBS系(JNN) 6月5
日(木)21時9分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20140605-00000064-jnn-soci
記事全文<5日午後3時前、北海道電力・泊原発の敷地内でボヤがあり、警察な
どが原因を調べています。北海道電力によりますと、協力会社の社員が仮設ごみ
置き場から煙が出ているのを見つけ、別の社員が20分ほどで消し止めたという
ことです。焼けたのは使い捨ての紙ぞうきんで、付近に火の気はありませんでし
た。ボヤによる環境への影響はないということです。>

原発周辺自治体、
24.<大間原発:建設差し止め訴訟を応援「イカイカ募金」>毎日新聞 2014
年06月05日20時07分
http://mainichi.jp/select/news/20140606k0000m040013000c.html
<北海道函館市が提訴した大間原発建設差し止め訴訟を応援しようと、市民団体
「バイバイ大間原発はこだてウォーク」(高橋泰助代表)は、怒ったイカ人形の
足に50円硬貨をつないで寄付金を集める「イカイカ募金」と、市長への応援
メッセージの募集を始めた。・・・・同ウォーク呼びかけ人のピーター・ハウ
レットさん(59)は「函館と道南の大勢の人が市の訴訟を応援していることを
伝えたい」と、イカイカ募金を始めた理由を語る。集めたお金はすべて50円硬
貨に両替し、木板と靴ひもで作ったイカ人形の足の部分に通す。用意した20匹
のイカ人形で約100万円の寄付を集めるのが目標。市に寄付し、メッセージ
カードは7月3日に第1回口頭弁論が開かれる東京地裁前で公開する。市地域交流
まちづくりセンターや街頭のほか、郵便振替口座(口座名・バイバイ大間原発は
こだてウォーク、口座番号・02780?5?69876、イカイカ募金)
へ。・・・・・・>

25.<茨城県 橋本知事:「県民に情報提供」 避難計画策定に意欲??県議会
で >毎日新聞2014年06月05日 地方版
記事全文<橋本昌知事は4日、同日開会した県議会6月定例会の上程議案の説明
で、「東海第2原発の安全審査(再稼働)申請で提出された新増設等計画書を県
の原子力安全対策委員会で検証し、県民に情報提供する」と述べた。また、周辺
自治体が再稼働の前提条件に上げている広域避難計画について、「具体的な避難
ルートや要援護者対策などの検討を進めていく」と述べ、早期策定に意欲を示し
た。同定例会には、第三者委員会「県いじめ再調査委員会」の設置条例案など
10議案が提案された。会期は17日までで、9、10日に一般質問が行われ
る。また、12日に開かれる防災環境商工委員会では、日本原子力発電の担当者
を招致し、安全審査の申請内容について説明を求める。>

電力会社、
26.<関電、唯一の石炭火力に懸ける夏 舞鶴発電所を報道陣に公開>(2014
年6月5日午前7時20分)
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nuclearpower/50867.html
<関西電力は4日、石炭火力の舞鶴発電所1、2号機(京都府舞鶴市、出力各
90万キロワット)を報道陣に公開した。福井県内原発の「稼働ゼロ」で迎える
今夏は電力需給の逼迫(ひっぱく)が予想され、関電は定期検査中の1号機の工
期を約1カ月短縮し、7月には2基をフル稼働させる方針。突発的な運転停止を
防ぐ日常点検も入念に行い、「安定供給を死守する」としている。関電は昨夏に
稼働していた大飯原発3、4号機の236万キロワット分が見込めないため、今
夏は火力の供給力を増強する。・・・・・・・・・・・>

参考記事、
27.<ALPS終わらぬ試運転 福島第一の汚染水浄化設備 複雑な工程、除
去できぬ物質も>朝日デジタル2014年6月5日05時00分
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11173524.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_DA3S11173524
<・・・・・・・・・・ALPSは、増え続ける高濃度の汚染水を低濃度にする
ため導入された。放射性セシウムを除いた汚染水をさらに処理し、放射性ストロ
ンチウムなど62種類を検出できないレベルにするのが目標だ。・・・・・・性
能面でも、3系統のうち1系統で、4種類の物質を十分に取り除けていない。東
電は「理論上はできる。何とか本格運転に移りたい」と説明する。ただ、対象の
62種類は汚染水に含まれる可能性が高い物質を中心に選んだに過ぎない。原子
力規制委員会は、ほかの放射性物質が含まれていないか、東電に確認するよう求
めている。・・・・・・・・・62種類がそれぞれ検出できなくなっても、放射
性物質はゼロにはならない。これらを足し合わせた形で測ると、1リットル
あたり数百ベクレルほど残るという。これとは別に、水として存在するトリチウ
ム(三重水素)は取れずにそのまま残る。1リットルあたり数十万ベクレル程度
あり、法で定める放出限度を超える。扱いは決まっていな
い。・・・・・・・・・・>

28.<核のごみ 現と幻 進むか最終処分(下)総合資源エネルギー調査会作
業部会 増田寛也委員長に聞く>河北新報2014年06月05日
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201406/20140605_73006.html
・・・・・・・・・時間があれば、検索してどうぞ。

九州、
29.<「麻生カラー」道半ば 「九電頼み」変わらず、九経連会長就任1年>
西日本電子版2014年06月06日 03時00分 更新
http://qbiz.jp/article/39267/1/
<九州経済連合会の麻生泰会長(麻生セメント社長)が5日、就任から丸1年を
迎えた。九州電力以外からの初めての会長として注目を浴び、持ち前の国際感覚
や社交的な人柄への評価は上々だが、九経連の九電への依存体質は就任前とさほ
ど変わらない。九電が原発停止に伴う経営難にあえぎ続ける中、“麻生カラー”を
一段と発揮するよう求める声も出ている。・・・・・・・・・・
ただ、九経連の内情に目を移せば、“九電頼み”はほとんど変わっていない。九電
は麻生会長就任前と同様に、九経連に10人前後の社員や出身者を出している。
事務方トップの専務理事人事では、九電外から登用するとの見方もあったが、5
日の総会で中川正裕氏が就任し、3代連続で九電出身者が務める。関係者による
と、九電の2013年度の会費拠出額は経営悪化に伴う経費削減のあおりで1千
万円を切り、東日本大震災前の半分以下に落ち込んでいるが、会員企業の中では
なお最多。九経連が各県に置いている「地域委員会」の事務局機能も、九電の支
社が担い続けている。・・・・・・・・
◆農産品輸出、観光に力 会見一問一答
?前会長の松尾新吾氏は名誉会長を続けるのか。
「私が続投をお願いした。松尾さんはパワーがあり、ありがたい存在。来年以降
は分からないが、少なくとも1年はやってほしい」
?九州電力に頼る九経連の組織運営は変わっていないのではないか。
「九電は九州全体を見て社会貢献につながることをされている。基幹産業として
も九州の背骨であり、今後も支援をしてほしい」・・・・・・・>

今朝届いた西日本新聞朝刊紙面では、
32面九州経済蘭に、29.の記事、
33面社会欄に、小さく、
30.<広島の原爆資料 世界記憶遺産目指す>
34面社会欄に、
31.<被爆クスノキ 戦前の姿 長崎市 民家に写真、「大変貴重」>
7面読者の声(こだま)欄に、
32.<自然エネ転換覚悟も必要だ 男性79歳>
・・・・・・・最近まで、原発賛成だった人が、福島の廃炉作業のミスなどを
きっかけに、原発廃止に変わった、と。
今朝の紙面は以上です。(6.6.4:59)
※この新聞記事紹介へお気づきのことがあれば、ysykf at yahoo.co.jpまでお知らせ
ください。
※この記事の部分は次のフェイスブックにも毎日貼り付けています。
⇒https://www.facebook.com/yasuyuki.funatsu?ref=tn_tnmn

★ たんぽぽ舎 さんから:
【TMM:No2190】2014年6月5日(木)午後 08:29
地震と原発事故情報より一部

┏┓
┗■4.地震、断層に関する重要な指摘、
 │ 原子力規制委員会の島崎邦彦(委員長代理)による
 │ 2008年当時の論文から『震源断層より短い活断層の長期期予測』
 └────(山崎久隆 たんぽぽ舎)

原子力規制委員会の島崎邦彦(委員長代理)による2008年当時[*]の論文を
紹介したいと思います。

『震源断層より短い活断層の長期期予測』 島崎邦彦(東京大学地震研究所)
http://danso.env.nagoya-u.ac.jp/jsafr/pdfs/2008fprograms/2008f_S05.pdf

 川内地点を想定して読み直すと、とんでもないことがわかります。市来断層
系も甑断層系も、今の想定を遙かに上回る被害をもたらす可能性があると思い
ます。
 特に五反田川断層を重力異常図と地形図とで補足した地震調査研究推進本部
のデータは重要で、これを他の断層系でも行えば、甑断層系と中央構造線の間
がつながっていくのではないかとさえ思います。

 論文は岩手・宮城内陸地震の、想定外の大きな地震が知られていない断層か
ら起きたことにより衝撃を受けたことから、従来の考え方を変えなければなら
ないとの発想で記述されています。
 震源の特定できない地震でマグニチュード7.1、短い断層の地震は上限値
:マグニチュード7.4を想定すべきとの結論に達しているのですから、こと
は重大です。その他にも多くの重要な指摘がある論文なので、広めたいと思い
ます。
 -----
 [*]2008年当時、島崎氏は東京大学地震研究所に所属。


★ 前田 朗 さんから:
味岡修 さんのコメントを転送します:
てんと日誌他

テント日誌 6月4日(水)

経産省前テントひろば998日目 商業用原発停止259日

テント1000日も近づいて

 「分け入っても分け入って青い山」は山頭火の俳句の中でももっともよく知ら
れているものだが、駄洒落風に連想すれば「いつ来てもいつ来てもあるテント」
ということになるのだろうか。一口に1000日というけれど、これが長いの
か、短いのかは判断できない。せいぜいのところ2.3週間くらいしかもたない
と思っていたことからすれば予想を超えて存続してきたというべきであるし、長
い時間を不可避とする脱原発―反原発運動の中で考えれば短い時を経たに過ぎな
いといえる。テントは脱原発―反原発の意志表示としてはシンプルであるが、予
想以上の力を発揮しているといえる。が、行動の渦中にある人間には行動の意味
がよくわからないように、テントもまた行動の渦中にある存在でその意味はよく
わからないものだと言えるのかもしれない。とりあえず、よくここまできたとい
うことと、でも1000日というのは通過点であると語っておこう。

 僕らはこのテントを脱原発―反原発運動の意志表示の一つとして、従来の集会
やデモ(パレード)とは少し違ったものとして展開したい、という欲求から構想
した。テントは偶然的な契機に誘われながら成立し、持続してきたと言えるが、
それを主体的に形成しようとした人の意識にはそういうものがあった。テントは
ある意味では従来の集会やデモとは違う意志表示として存在しているが、その行
く先を展望しえてはいない、ただ、これは考えても、考えても出てこないことで
テントを保持して行くという日々の積み重ねの中からしか出てこないし、そんな
風にしか視界は開けてこないのだろうと思う。僕らは保持することを重ねて行く
だけである。

1000日と言うけれど、僕はどれくらいテントに顔を出してきたのか。計算し
たことはないが、半分くらいの日数はテントに出掛けてきているのではないだろ
うか。それだけの日数出掛けてきているのだと、テントが今の僕の存在の大きな
部分になっていることはたしかだ。その中でいつも思うことは「反権力」が日本
の文化であることが認められていくことだし、そういう象徴としてテントが認め
られて行くといいな、ということだ。いつの間にか増えたテレビのチャンネルだ
が、その割にはおもしろい番組はない。その中で比較的よく見るのがBS中心の
野球番組である。これにはメジャーリーグも含まれているが、こちらもいつの間
にか身体に馴染んできている。そして、野球がアメリカの文化であることもよく
わかるようになってきた。ヘミングウェイの小説にさりげなく出てくる野球のこ
とが納得できる。野球がアメリカの文化であるように、「反権力」が日本の文化
になるといいのにと僕は思ったりする。反権力こそが文化になるといいのにとい
うのは僕の願望でもあるが、テントに出掛ける度に思うことでもある。テントの
周辺では多くに政治的意思表示やその行動が目につくのだがそれらを見ながら思
うことでもある。そうすればテントを見る人の目も変わるだろうと思う。脱原発
―反原発運動はいつの間にか「反権力」を日本の文化にしてしまったならば、歴
史的な意味を持つことになる。(三上治)

テントでの催しから
6月6日(金)テント1000日企画
     「テントひろば千日万来」6月6日(14時〜)第二テント
 第1部 13:30 開場
       14:00 小島力さんのお話と詩の朗読(60分)15:00 休憩
       15:20 第1テントの前で「記念撮影」(希望者のみ)
 第2部 15:25 お茶会とともに
     (堀口さんが自家製のびわ茶を作ってきます。一品持ち寄り)
  ・小島さんのパートナーのお話(5分)
    (娘さんの話ではお母さんの方が話し上手とか。元村会議員)    
   
  ・質疑応答(20分)
・坂口美日(娘)さんたちの唄と、詩の朗読(予定・15分)
・正清(テント裁判)さんから「テントの今までとこれから」を短くお話してい
ただきます。(7分)
     16:20 終了予定
stop再稼働! テント1000日! 6.8集会
と  き  6月8日(日) 14:00〜16:30 明治大学リバティホール
共  催  経産省前テントひろば/テント応援団/現代史研究会
   資料代  1,000円
司 会  木内 みどり
〜発言者〜
○淵上太郎(経産省前テントひろば)
○中嶌 哲演(大飯原発運転差止訴訟原告団長・テント応援団呼びかけ人)
○河合 弘之(脱原発テントといのちを守る裁判・弁護団団長)
○ミサオ・レッドウルフ(首都圏反原発連合、テント応援団呼びかけ人)
○武藤 類子(原発いらない福島の女たち)
講 談  神田 香織新作「福島の祈り〜ある母子避難の声

★ 井上澄夫 さんから:
沖縄防衛局が辺野古沖に調査船と警戒船を集め、なにごとかの集中的調査をおこ
なっています。6・5付琉球新報記事「防衛局、辺野古沖で集中調査 調査船、
ブイ設置準備か」にこうあります。
 〈辺野古で座り込み行動を続けるヘリ基地反対協議会の安次富浩共同代表は
「作業内容は不明だが、何も知らせずに本体工事に移行する可能性は十分ある。
監視を続ける」と話している。〉

6・5付2県紙がそれぞれ大事な社説を掲載しました。
 ◆社説・海保辺野古警備 民意の圧殺は許されない 6・5 琉球新報
 新報社説から抄出。
 〈普天間の辺野古移設には県民の7割以上が反対している。この民意を踏みに
じるように、強権的に物事を進めるのは民主主義国家としてあるまじき姿だ。武
断政治的な発想とやり方は断じて容認できない。
 ボーリング調査に向け、政府はキャンプ・シュワブ内にある海保拠点の機能強
化に係る経費も2014年度予算の予備費から拠出するほか、刑事特別法も適用
して抗議行動を封じ込める方針だ。
 辺野古移設を遮二無二進めようという政府の姿勢が一層鮮明になっている。憲
法解釈変更による集団的自衛権行使容認の動きに象徴される安倍政権の暴走の一
端がここにも表れている。
 〈しかし、調査強行は流血の事態に発展する恐れもある。県内外の移設反対の
世論を背景に抗議行動する住民らに対し、海保職員らは大義を感じ、誇りを持っ
て警備に当たれるのか。そうは思えない。
 民主的な民意を弾圧するような警備、取り締まりは多くの国民はもとより国際
社会の理解も到底得られない。これでは中国の天安門事件も非難できないだろう。〉
 〈辺野古移設は環境破壊や人心の疲弊と対立、経費面など、あらゆる角度から
見て無謀な計画だ。
 政府は辺野古移設の非実現性を悟り、これ以上時間と労力の無駄を重ねるべき
ではない。普天間県内移設を根本から見直すときだ。〉

 ◆社説[県知事選]辺野古移設を問い直せ 6・5 沖縄タイムス
 タイムス社説から抄出。
 〈11月に予定される県知事選に向けた動きが具体的になり始めている。従来
の保守・革新の対決という構図が大きく変わる可能性が出てきた。
 那覇市議会与党会派の自由民主党新風会が、翁長雄志那覇市長(63)に5
日、出馬を要請する。9月をめどに受諾する可能性が高い。
 米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に反対する保守層が、知事選に向けて具
体的に動くのはこれが初めてだ。新風会は、6日の市議会代表質問でも出馬の意
思を確認する方針である。
 翁長氏は、日米両政府が進める辺野古移設に反対の姿勢を堅持している。〉
 〈新風会の動きを受けて、自民党県連は、緊急役員会を開き「県連方針に反す
る」として、要請しないよう文書で求めた。新風会は1月の市議会臨時会で、仲
井真弘多知事の埋め立て承認に抗議する意見書に賛成し、3月に県連から処分を
受けたこともあり、市議団と県連の対立がより鮮明となった。
 仮に翁長氏が「辺野古移設反対」の主張を掲げて立候補した場合、県内保守陣
営や経済界は前代未聞の「分裂選挙」を強いられることになり、沖縄の今後の政
治動向に極めて大きな影響を与えることになるだろう。〉
 〈一方、任期満了を控えた仲井真知事は、いまだに自らの去就を明らかにして
いない。
 仲井真氏は先月の記者会見で、知事選への対応はまだ決めていないとした上で
「9月では遅いかな」と述べ、県議会6月定例会で表明する考えを示した。3期
目に前向きともとれる発言である。
 〈いまのところ、どの陣営の候補者選びも不確定要素が多く、他陣営の動きを
横目でにらみながらの候補者選びが続いている。
 1月の名護市長選で、辺野古移設に反対する稲嶺進氏が再選され、市民の民意
が示された。にもかかわらず、国は市の意向にお構いなしで移設作業を進めてい
る。辺野古への代替施設建設に向け、7月にも海底ボーリング調査を開始し、知
事選前の本体工事の着工を検討するなど、既成事実化が進む。
 昨年12月に仲井真知事が埋め立てを承認した後の知事選である。辺野古移設
問題に関しては、承認そのものの是非と、地元を無視した国の強硬な手法の二つ
が大きな争点である。〉

6・5付RBC記事「辺野古移設 宜野座漁協が意見書を協議」から。
 〈普天間基地の移設工事に伴う辺野古周辺の岩盤やサンゴ礁の掘削などについ
て宜野座村漁業組合は4日、理事会を開き、対応を協議しました。
 宜野座漁協は4日、理事会を開き、普天間基地の移設工事の際に行う岩盤やサ
ンゴ礁の掘削などに関し沖縄防衛局から提出を求められている意見書について協
議しました。
  また、隣接する金武漁協などが辺野古移設に際して補償を求める考えを示して
いることを受け、宜野座漁協としての対応についても話し合ったとみられます。
  宜野座漁協では、提出を求められている意見書をとりまとめ、5日、沖縄防衛
局に直接手渡す方針です。〉
 続報を追います。
4日、名護市民会館で開かれた稲嶺市長の訪米報告会には約850人もの市民が
参加しました。市長は「名護は孤立していないことを確認できた」と成果をのべ
ました。

     −−−−−−集会等のお知らせ−−−−−−

●<1000日目記念冊子希望先●
※<福岡・九州集会>反原発運動1000日の激動の歴史。
一冊 ワンコインカンパで500円です。
送料は何冊でも無料です。
冊子ご希望の方は、〒住所氏名電話番号、冊数を
青柳 y-aoyagi at r8.dion.ne.jp まで。

●「きみへ」 さよなら原発!●
http://youtu.be/kCyPiK48E00
音声と画像(池田@中津・作)★九電本店前ひろば★紹介。

●第三回「鹿児島川内原発再稼動を阻止するための全九州相談会」●   
日時: 6月7日(土)午後1:00〜 
場所: ユースピア熊本(県青年会館)
            〒862-0950 熊本市中央区水前寺3丁目17-15
                096-381-6221
地図:http://tinyurl.com/kajlwcg
水前寺です。肥後銀行東支店の隣です。
熊本駅からのアクセスは、JR水前寺駅が便利でしょう。
水前寺駅から歩いて5、6分程度の所です。

■九電交渉申し入れ■
「再稼働申請の取り下げの申し入れ」(交渉)
6月11日(水)13時30分から
さよなら原発!福岡実行委員会
13時00分集合・打ち合わせ(九電前テントひろば)
申し入れ書:http://tinyurl.com/nnvzz6b

● 九電株主総会で再稼動を阻止するための行動●
   6月26日(木)「8:30集合」
場所:ホテルニューオータニ博多
住所:福岡市中央区渡辺通1-1-2 tel092-714-1111
               地図:http://tinyurl.com/kfd8lpm
チラシ:http://tinyurl.com/omq79o2

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
          第9回裁判 7月4日(金)午後2時 地方佐賀裁判所
                 原告総数 原告総数 8070(6/3現在)
  ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

● 小出裕章(京都大学原子炉実験所助教)さん講演会 ●
日時: 9月26日(金)開場18:00 / 開始18:30
場所: 福岡市立中央市民センターホール 
住所: 福岡市中央区赤坂2丁目5-8 tel092-714-5521
    地図:http://tinyurl.com/ll3slxq

○−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−○
               ★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
               午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設) 
     ♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
            場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
  地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
     ★☆ (ひろば・テント080-6420-6211青柳) ☆★
              <facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
        青柳 行信
電話:080-6420-6211
y-aoyagi at r8.dion.ne.jp
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青柳  y-aoyagi at r8.dion.ne.jp


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