[CML 031761] 講演会「パレスチナわが愛」(6月5日(木))のご案内/京都にて

京都の菊池です。 ekmizu8791 at ezweb.ne.jp
2014年 6月 4日 (水) 20:06:00 JST


講演会「パレスチナわが愛」(6月5日(木))のご案内/京都にて


転送・転載歓迎


京都の菊池です。

岡真理さんより下記のお知らせをいただきました。



みなさま、

京都の岡真理です。
6月、7月と、京都大学にて、パレスチナ連続講演会を開催いたします。
その第1弾です。
キファーハ・アフィーフィーさんをお招きし、お話をうかがいます。
キファーハさんはレバノンのパレスチナ難民2世、
1982年のサブラー・シャティーラの虐殺を生き延び、
内戦下のレバノンで自らも武装闘争に参与し、
戦闘で捕虜になり収容所に投獄され、6年の歳月を耐え抜き、
解放されました。

直前のお知らせになってしまい、たいへん申し訳ありません、
明日(6/5木曜)、午後6時30分からです。

祖国とは何か、難民として生きるとはいかなることなのか、
キファーハさんのお話から考えたいと思います。
※岡さんより下記の前書きをつけての同じ講演会の案内もいただきました。

その前書きも転載します。


みなさま、

京都大学の岡真理です。
キファーハ・アフィーフィーさん講演会、いよいよ明日となりました。

キファーハさん、一昨日、日本に到着され、昨日は、東京大学で開催された
研究会で3時間半、熱く語られました。

パレスチナへの思い、獄での抵抗、母であることの意味…。
すさまじい拷問にさらされながら、それでも歌を歌い、刺繍をしたように、
ひたすら悪化の一途をたどるパレスチナ問題、未来に展望のない絶望的な
状況の中で、しかし、それでもなお、希望を失わずに生きる、その力。

3年前、2011年にお呼びしたアフガニスタンのマラライ・ジョヤさんも
そうでした。

今日は広島に行かれました。
明日は京都です。

貴重な機会です、みなさまのご来場をお待ち申し上げております。




案内を転載します。


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転送歓迎

■講演会■
キファーハ・アフィーフィー
「パレスチナ わが愛--難民的生から展望される<祖国>と人間」

レバノンのパレスチナ難民キャンプで生まれ育った難民2世の少女、キファーハ。
両親は、イスラエル建国でパレスチナの故郷の村を追われ、難民となった。
1982年、サブラー・シャティーラの虐殺を生き延びたキファーハは故郷を目指す、銃を手にして。
だが、捕虜となった彼女を待ち受けていたのは、6年もの収容所生活だった。過酷な拷問を生き延び、解放された彼女が目にした世界とは?
一人の難民女性の生の物語を通して、今、解きほぐされるパレスチナの物語……

●日時:2014年6月5日(木)午後6時30分-9時(開場6:00)
●会場:京都大学 吉田南キャンパス、吉田南4号館1階 11番教室(4共11)
 http://www.h.kyoto-u.ac.jp/access/
 キャンパスの東南の隅っこです。地図で場所を確認の上、お越しください。
●入場無料、申し込み不要
●言語 アラビア語(逐次通訳あり)

■プログラム■
1.映画「キファーの物語」(25分)
(広河隆一「パレスチナ1948 NAKBA」アーカイブス版より抜粋上映)
2.講演1 広河隆一「私にとってパレスチナ問題とは何か」
3.講演2 キファーハ・アフィーフィー「難民として生きる」
通訳:福田義昭(大阪大学 外国語学部)
司会:岡 真理(京都大学 人間・環境学研究科)

■講師プロフィール■
●広河隆一(ひろかわ・りゅういち)
1943年生まれ。報道写真月刊誌 DAYS JAPAN 編集長、フォトジャーナリスト。
自身のパレスチナ取材映像をまとめたドキュメンタリー映画「パレスチナ
1948 NAKBA」を監督。『パレスチナ』(岩波新書)をはじめ著書多数。
NPO法人「沖縄・琉美の里」理事長、チェルノブイリ子ども基金設立代表
(1991年)、パレスチナの子どもの里親運動設立代表(1984年)。

●キファーハ・アフィーフィー(Kifah Afifi)
1970年、ベイルート(レバノン)にあるシャティーラ難民キャンプに生まれる。
1982年、12歳のとき、レバノンに侵攻したイスラエル軍の占領下で起きたサブラー・シャティーラの虐殺を生きのびるが、
家族の多くをイスラエルの侵攻とレバノン内戦で失う。
1988年、キファーハは武装解放運動に身を投じるが、南部レバノンで作戦遂行中に捕虜となり、行方不明に。
やがて、南部レバノンの収容所にいることが判明。キファーハが解放されたのは、逮捕から6年後のことだった。
解放後、獄中の同士と結婚、母となる。
虐殺で親を殺された子供たちの支援団体「ベイト・アトファール・アル=ソムード」の活動に参加。
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■主催 京都大学大学院 人間・環境学研究科 岡 真理研究室
■共催 DAYS JAPAN、キファーさんとともに難民問題を考える会、
    NIHU(イスラーム地域研究東京大学拠点)
■連絡先 PJ21kyoto at gmail.com(おか)
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●予告
連続講演会第2弾は、昨年、「第二のノーベル平和賞」と言われるライト・ライブリフッド賞を受賞されたガザの人権弁護士、ラジ・スラーニーさんをゲストに
講演会「We Shall Remain ラジ・スラーニの闘い」を、7月12日(土)に開催の予定です。

●研究室主催のパレスチナ・中東関連企画の案内および関連情報お知らせ用のMLがあります。
登録をご希望の方は、PJ21kyoto at gmail.com(おか)まで
ご連絡ください。

以上




菊池
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