[CML 031758] 「米輸送艦の救出マニュアル」という架空のマニュアルについて国会議員に調査を求めるという愚かしい行為について~Re: 米輸送艦の救出マニュアル

higashimoto takashi higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
2014年 6月 4日 (水) 18:07:16 JST


> 山梨の佐藤袿子です。私は知人から『米艦の救出マニュアル』というのを聞いたことがあります。
(略)
> ところで、おねがいですがどなたか参議院議員会館と衆議院議員会館の全国会議員の部屋番号と電話番号が分かりました
> ら教えてください。直接会いにいけない友人たちと、手紙・電話作戦をしようと思っていますので

上記によれば、『米艦の救出マニュアル』の存在に関する唯一の根拠は「伝聞」のようです。請願であれ、裁判であれ「訴え」を
し、それが成立するためには直接的な根拠が必要です。「伝聞」にすぎない根拠で国会議員(に限らず、行政)に対していわゆ
る請願権を行使しようとするのは、第一とりあげられもしないでしょうが、それ以前の問題として常識のある市民のすることでは
ないと思います。愚かしい行為そのものといわなければならないことを指摘しておきます。

ついでに以下のことも指摘しておきます。

「知人から『米艦の救出マニュアル』というのを聞いたことがあ」るというのは、おそらく5月19日放送の『本格報道 INsideOUT』
(BS11)二木啓孝氏(BS11解説委員)が語ったという米軍の「民間人救出マニュアル」のことを指しているのだろうと思いますが、
http://81251650.at.webry.info/201405/article_4.html

そういうものが仮にあったとして、同「民間人救出マニュアル」は、ジュネーヴ条約 
(1949年)「第二条約」(難船者保護条約)の
「第二章 傷者、病者及び難船者」の第十二条(保護及び看護)の規定に明らかに違背していて、国際法上そのような「マニュ
アル」及び行為は決して許されません。

すなわち、同第十二条には次のように規定されています。

      「軍隊の構成員及びその他の者で、海上にあり、且つ、傷者、病者又は難船者であるものは、すべての場合におい
      て、尊重し、且つ、保護しなければならない。この場合において、「難船」とは、原因のいかんを問わず、あらゆる難
      船をいい、航空機による又は航空機からの海上への不時着を含むものとする。

        それらの者をその権力内に有する紛争当事国は、それらの者を性別、人種、国籍、宗教、政治的意見又は
      その他類似の基準による差別をしないで人道的に待遇し、且つ、看護しなければならない。(略)
        治療の順序における優先権は、緊急な医療上の理由がある場合に限り、認められる。
        女子は、女性に対して払うべきすべての考慮をもって待遇しなければならない。」
      http://www.mod.go.jp/j/presiding/treaty/geneva/geneva2.html

そういう次第で、米軍に「民間人救出マニュアル」なるものがあって、その「マニュアル」に救出の順番が「一番目は軍人、二番
目は大臣など官僚、三番目は民間人(会社役員など)の規定が記載されているとすれば明らかな国際人道法違反になります。

米政府も米軍も当然そういうことは知悉しているでしょうから、仮に米軍に「民間人救出マニュアル」なるものがあるのならば、
当然、その「マニュアル」は「秘密文書」扱いになっているはずです。

その米軍の「民間人救出マニュアル」を仮に二木啓孝氏が知っているのであれば、「秘密文書」の暴露に当たり、国際的な大
問題ともなるでしょう。しかし、その二木啓孝氏も「米軍を研究している人によれば」などと「伝聞」の話にすぎないのですから、
証拠にも何にもなりようがありません。そんな「伝聞」の「伝聞」でしかない聞きかじりで「意見」などするというのは繰り返しにな
りますが常識のある人のすることではありません。

長船氏も「いつも貴重なご意見を有難うございます」というのは外交辞令だとしても慎重さに欠けます。あなた自身の厳しい反
省も必要ではないか、ということも指摘しておきます。


東本高志@大分
higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
http://mizukith.blog91.fc2.com/

From: 長船 青治
Sent: Wednesday, June 04, 2014 1:31 PM
To: 市民のML
Subject: [CML 031756] Re: 米輸送艦の救出マニュアル
佐藤さま、
いつも貴重なご意見を有難うございます。
以下のサイトはGoogleでもヒットします。
当MLでも4年前、民主党政権が誕生した折に利用したことがあります。

「衆参国会議員データーベース」
http://ohh.sisos.co.jp/cgi-bin/openhh/jsearch.cgi?group=tanakataku&dbi=20100410144211_20100518013610&se=0&sf=0&sk=

長船青治

On 2014/06/04, at 2:59, Sato Keyko wrote:

> みなさま
>
>
> おはようございます。
>
> 山梨の佐藤袿子です。
>
>
> 米輸送艦の救出マニュアルについてご存知ですか?
>
> 私は知人から『米艦の救出マニュアル』というのを聞いたことがあります。
>
> それによりますと、救出の順番が決まっていて、一番目は軍人、二番目は大臣など
>
> 官僚、三番目は民間人(会社役員など)、その家族、そのペットと続いて四番目が
>
> アーリア系の白人・・・・とつづくのだそうです。そうなると黄色人種の日本人のお母さんが
>
> 救出されるなどということは、あり得ない話で(元々戦争しようとする人たちは自国民が
>
> どうなろうと構わない人たちがやっていることなのだから、当たり前ではあるけれど。) 
> 
>
>
> そのあり得ない話を持ち出して、集団的自衛権の行使を世論に認めてもらおうと
>
> 安倍首相はしているが、それについて読売新聞と自民党、民主党、共産党に電話をしました。
>
>
> 読売新聞は、6月2日付け一面で、『米韓防護「賛成」75%』の記事を大きく扱っています。
>
> そういう「艦船救出マニュアル」があるのなら、それを公開すれば、支持率はかわってくる
>
> でしょうから、そういうマニュアルについて調べてほしいということを話しました。 
> 
>
>
>
> ところで、おねがいですがどなたか参議院議員会館と衆議院議員会館の全国会議員の 
> 
>
> 部屋番号と電話番号が分かりましたら教えてください。
>
> 直接会いにいけない友人たちと、手紙・電話作戦をしようと思っていますので
>
> よろしくお願いします。
>
>
>
> 


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