[CML 032881] 抗議のファックスをお願いします: 市民活動に対する、行政の介入は言論抑圧、憲法・社会教育法違反です。作者に謝罪し、速やかに選考俳句の掲載を求めます。

石垣敏夫 motoei at jcom.home.ne.jp
2014年 7月 30日 (水) 16:53:38 JST


「俳句表現に」行政の介入

【梅雨空に『九条守れ』の 女性デモ】と詠んだ市民の俳句を、
さいたま市大宮区の三橋公民館が月報への掲載を拒否した問題で
稲葉康久・市教育長は29日の定例記者会見で「世論を二分しているも
のは月報にそぐわない。今後も掲載しない」と述べた。同教育長は「集団的自衛権の問題が背景にあり、
掲載すべきでなかった。今後もこの立場でご理解いたたく」と話した。(7月30日東京新聞)
清水市長は17日の記者会見で「世論が大きく分かれる問題で一方の意見だけを載せると、
市の意見だと誤解を招く、(掲載拒否は)おおむね適正だ」との見解を示した。(7月18日東京新聞

抗議のファクスをお願いします。
清水勇人:さいたま市長   FAX 048-829-1018
稲葉康久:さいたま市教育長  FAX 048-829-1989
引間正己:三橋公民館館長  FAX 048-641-3899

「多様な学び行政介入すべきでない」 公民館審議会
「公民館運営の根本に関わる問題だ」委員長 安藤聡彦・埼玉大教授
「『梅雨空・・・』の句を問題にすれば、すべての作品を、政治的かどうか判断しなければならなくなる、
公民館は多様な学びの場を保障するのが役割で、行政が介入するべきでない」大高研道聖・学院大教授
     (7月30日東京新聞)


                                      2014.7.30
さいたま市 市長 清水勇人 様
さいたま市教育長 稲葉康久 様
三橋公民館 館長 引間正己 様

市民活動に対する、行政の介入は言論抑圧、憲法・社会教育法違反です。

作者に謝罪し、速やかに選考俳句の掲載を求めます。

埼玉県平和資料館を考える会

さいたま市三橋公民館だより7月号掲載予定俳句【梅雨空に『九条守れ』の 女性デモ】について
公民館は現政権に配慮したととれる政治的判断を下し、掲載を取りやめました。
これに対し、地元市民らが公民館と市に対し、「表現の自由(憲法21条)の侵害にあ
たる」と抗議、掲載を求めました。
これら市民の要請に対し、清水市長は17日の記者会見で「世論が大きく分かれる問題
で一方の意見だけを載せると、
市の意見だと誤解を招く、(掲載拒否は)おおむね適正だ」との見解を示した。(7月18日東京新聞)
稲葉教育長は7月29日の定例記者会見で「世論を二分しているものは月報にそぐわない。
今後も掲載しない」と述べた。同教育長は「集団的自衛権の問題が背景にあり、
掲載すべきでなかった。今後もこの立場でご理解いたたく」と話した。(7月30日東京新聞)
今回のさいたま市の行為は百歩譲って一地方の行政部門が行ったことだとしても、
公的立場にある人々の憲法違反は許されません【憲法第98条】。
行政は主権者・市民の納税によって賄われています。 
今回の件は、行政のいう「政治的中立」にあてはまりません。
行政が市民の表現について訂正等要請できる例は、「子どもを産めない女か」
「外国人は日本から出て行け」など人権に関わることであります。それ以外について
行政は市民の自由な投稿、声を聞き、より豊かな社会を目指す為に条件整備に力を尽
すことであります。
国民・市民の多様な表現(情報を含む)が多くの市民に知らされることによって、
市民の学ぶ幅が広がり、鑑賞、思考、評価に役立つのであります。
社会教育法第23条では、「公民館は、次の行為を行ってはならない」として以下の3点
を挙げています。
 崙団蠅留塚事務に公民館の名称を利用させその他の営利事業を援助すること」
◆崙団蠅寮党の利害に関する事業を行い、または公私の選挙に関し、特定の候補者
を支持すること」
「特定の宗教を支持し、又は特定の教派、宗教若しくは教団を支援してはならない」

今回三橋公民館に所属する市民団体俳句サークルは23条に違反していません。
社会教育法第3条では「国及び地方公共団体は」「すべての国民があらゆる機会、
あらゆる場所を利用して、自ら実際生活に即する文化的教養を高めるような環境を醸
成するように努めなければならない」
と規定しています。また同第12条で「国及び地方公共団体は、社会教育関係団体に対し、
いかなる方法によっても、不当な統制的支配を及ぼし、又はその事業に干渉を加えては
ならない」とされています。
行政が「中立」を口実に現行法を無視して芸術作品の選考に介入するなど、
戦争中の言論統制に匹敵する恐るべきことです。
公民館・さいたま市は今回の過ちを率直に認め、作者と俳句サークルに謝罪し
問題となった俳句の掲載を行うこと求めます。  
                                          以 上

            連絡先 TeL048-686-7398 埼玉県平和資料館を考える会(世話人石垣)


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