[CML 032852] 明日7月29日(火)午後6時より、川崎市の中原市民館で

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2014年 7月 28日 (月) 17:13:37 JST


谷田部です、講演会のご案内です。

明日7月29日(火)午後6時より、川崎市の中原市民館で
「集団的自衛権」容認閣議決定された今こそ、米軍駐留は憲法違反」の伊達判決の復権を!
再審請求が問う「最高裁判決は司法の独立性に疑義あり」
元被告・土屋源太郎さんを囲んで 「砂川闘争」ドキュメントも上映

日時  7 月29 日(火)午後6時開場 6時30分開会
場所  中原市民館視聴覚室(2階)
    (JR南武線・東急線武蔵小杉駅下車3分) 
講演  今、考えよう!砂川裁判、日米安保・基地の現在
講師  土屋源太郎さん(伊達判決を生かす会・共同代表)
       
資料代 500円  
主催  秘密保護法を考える川崎市民の会
    サークル“ジョアン川崎”
連絡先 伊藤英雄 (090-6012-1907)
    喜多村憲一 (090-1703-8729)

暴走する安倍政権は、「集団的自衛権行使容認の根拠が、砂川事件最高裁判決にある」と突如言い出しました。憲法問題を研究するあらゆる人々も「びっくり」の暴論です。こんな論法によって、集団的自衛権が行使され、自衛隊員が海外に派兵され、殺し、殺されることになるなど、まったく許すことができません!!

「砂川裁判」では、東京地裁・伊達裁判長が、「米軍の駐留自体が憲法違反」として土屋源太郎さんら被告全員を無罪としました。しかし、検察側は最高裁へ「跳躍上告」を行い、最高裁は憲法判断を回避して地裁判決を破棄しました。その後半世紀たった2008年、当時最高裁判決を出した田中耕太郎裁判長が、審理中にもかかわらず駐日アメリカ合衆国大使に会って、裁判情報を流していたことが解禁文書から明らかにされました。この裁判の被告であり、今、再審請求を取り組んでおられる土屋源太郎さんがお話をなさいます。

「最高裁判決の失効を」と土屋さんら元被告が再審請求

2008年に発見された文書から、最高裁田中長官が、米大使に「破棄見通し」を事前通告していた事実が明らかになりました。これは司法の独立性をみずから犯すもので、憲法37条(公平な裁判所)、また、裁判所法75条(評議の秘密)違反です。そこで田中判決は無効として、その確認を求めます。砂川事件は過去のことではありません

米軍基地拡張をきっかけにして、米軍駐留と日米安保条約(安保体制)が、憲法違反かどうかが争われたのです。地裁・伊達裁判長は、「米軍の駐留は憲法9条2項に禁止する戦力に当たり、憲法違反」、として被告全員を無罪としました。しかし、最高裁が違法な裁判を強行し、更に「高度な政治問題」を判断せず、司法のチェック機能を放棄して来た結果、今に至る米軍駐留と、憲法の上に「日米安保」が居座る、米国に従属する植民地的体制がずっと続いて来ました。

沖縄の基地も、大法廷判決を根拠にした固定化ですが、大法廷判決の無効化によって、基地撤去へ法的にも逆転させて行く闘いとして、この再審請求を一緒に考え、支援して行く事が求められています。

「砂川裁判」とは

1957年、米軍立川基地の拡張のための強制収用に反対する労働者・学生が基地に突入、そのうち7人が日米安保条約に基づく行政協定に伴う刑事特別法違反として起訴された裁判です。59年3月、東京地裁(伊達裁判長)は、「米軍の駐留自体が憲法9条2項で禁止する戦力に該当しており、憲法違反だ。」として土屋源太郎さんら被告全員を無罪としました。(伊達判決)

翌60年に安保条約改定を控え、日米両政府はこの判決に驚愕!検察側は最高裁への異例の「跳躍上告」を行い、最高裁大法廷は、「米軍は憲法違反ではない。また安保条約のように高度な政治問題は司法判断になじまない」と憲法判断を回避し、伊達判決を破棄しました。(最高裁判決)

その後半世紀たった2008年、米国国立公文書館の保存文書から、伊達判決の翌日、駐日米大使が当時の藤山外相と会って跳躍上告を示唆したり、また田中耕太郎最高裁長官が駐日米大使に会って審理中の裁判情報を流したり、一審判決破棄を予告していたことが判明しました。このような田中長官の行為は、最高裁判所みずからが司法権の独立を犯したものであり、また憲法37条の「公平な裁判を受ける権利」を侵害したものです。

こうした経過をたどった最高裁判決を認めるわけにはいきません。土屋さんたち「伊達判決を活かす会」は、最高裁判決を「集団的自衛権行使容認」の根拠として、「戦争のできる国」づくりに奔走する安倍政権に痛打を与えたいとして、6月17日に再審請求を行いました。土屋さんからのお話を聞き、いっしょに取りくんで行きましょう!




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