[CML 032607] 朝日新聞や毎日新聞の滋賀県知事選挙の結果報道はミスリードというべきではないか? 私たちはそのミスリードに乗ってはいけないと思う

higashimoto takashi higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
2014年 7月 15日 (火) 22:33:18 JST


今日の朝日新聞の『天声人語』の冒頭の書き出しは「私雨」。今回の滋賀県知事選では民意の雨が降った、という内容です。「民意の
雨」とはなにか? なにを「民意」と言っているのか? 比較的短いので全文を引用してみます。

「私雨」と書いて「わたくしあめ」と読む。限られた区域にだけ降るにわか雨をいい、山間部では麓は晴れているのに山中だけ降ること
が多い。ものの本によれば「鈴鹿の私雨」や「比叡の私雨」がよく知られる。旧東海道を西へ向かい、鈴鹿峠を越えれば湖国・滋賀で
ある。比叡山の東にもあたる。滋賀県に日曜日に降った雨は、この地方に限られた私雨だったのか、それとも安倍政権への全国レ
ベルの不信が降らせた雨だったのか。知事選で自公系の候補が敗れた。自公系の小鑓隆史氏が有利とされたが、中盤になって前
民主党衆院議員の三日月大造氏に風が吹いた。集団的自衛権の行使容認が閣議決定されたころだ。その前だが原発事故をめぐる
石原環境相の「金目」発言もあった。「一強多弱」の政界を、自民党はガリバーよろしく大股で歩む。こんなときこそ丁寧であるべきと
ころ、「得意傲然(ごうぜん)」が目立つ。サッカーに例えれば、ボールを蹴りたい方向にゴールを担いで動かすような。その一つが集
団的自衛権だった。原発の再稼働も同様だ。ゴールを広げるかのような原子力規制委の人事もあった。「これでいいのだ」式のもろも
ろに、驕りを正したい広範な民意が、投票の機会を得た滋賀で噴き出たともいえる。そのあたりの分析は難しいが、政権への不安は
薄雲のように広がりつつあると思われる。さらに上昇気流が強まれば、私雨にとどまらず雨は降るだろう。土砂降りの民意の怖さを政
治家ならご存じのはずである。(天声人語 2014年7月15日)

この『天声人語』の滋賀県知事選の分析は私もそうだと思います。同知事選における前民主党衆院議員の三日月大造氏の勝因(逆
にいえば自公系候補の敗因)は、集団的自衛権の行使容認の閣議決定に象徴される安倍政権への全国レベルの不信にあっただろ
う、というのが『天声人語』の滋賀県知事選の分析です。

しかし、多くのマスメディアは、今回の同知事選の選挙の結果を「『卒原発』を前面に掲げた三日月氏が当選したことで、安倍政権の
原発政策に対する根強い批判が示された」(朝日新聞 2014年7月14日)、「三日月さん『卒原発』に支持」(毎日新聞 2014年7月14日)
などと報じています。しかし、こうしたマスメディアの報道のありかたはミスリードというべきではないか。私がミスリードという理由のひ
とつは、上記にあげた『天声人語』の滋賀県知事選の分析に示されています。そのつもりで私は『天声人語』を引用しました。私がミ
スリードという理由になる別の次のような報道もあります。

続きは下記をご参照ください。

■朝日新聞や毎日新聞の滋賀県知事選挙の結果報道はミスリードというべきではないか? 私たちはそのミスリードに乗ってはいけ
ないと思う(弊ブログ 2014年7月15日)
http://mizukith.blog91.fc2.com/blog-entry-946.html


東本高志@大分
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