[CML 032435] 自衛隊の訓練中の死亡が激増ー東京新聞にコミントしました。

MAKOTO KONISHI shakai at mail3.alpha-net.ne.jp
2014年 7月 6日 (日) 13:43:52 JST


小西です。
本日の東京新聞一面トップで、自衛隊の訓練中での死亡事故激増をスクープして
います。
集団的自衛権行使が始まろうとしている中、こういう事故は、旧軍から引き継ぐ
「精神主義」の強化の中で、ますます増加することが予想されます。集団的自衛
権反対の理論的運動的の強化を創り出しましょう(電子版のため一部省略)。

●報道記事の最後に、私のコメントを付けさせていただきました。

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自衛隊の訓練 死亡事故率 消防の3倍
                     2014年7月6日 朝刊

 自衛隊員が訓練中に死亡する事故の頻度が、消防士の三倍、警察官の七倍以上に上る
ことが分かった。多くは持久走など体力的に厳しい訓練だが、北朝鮮の不審船対処で新
設された任務に関する訓練もある。集団的自衛権の行使容認で、専門家は「訓練がより
実戦的、過酷になる可能性がある」と指摘する。 (三浦耕喜)

 死亡事故件数について、社民党の照屋寛徳衆院議員が質問主意書でただし、政府が答
弁書で明らかにした。答弁書によると、二〇〇四年度以降、今年五月までに、自衛隊で
訓練に絡む死亡事故は計六十二件発生。同時期で警察官の死亡事故は九件、消防士は〇
四〜一二年度で十件あった。
 年平均の事故件数を各組織の定員で割った「事故率」を計算すると、十万人当たりの
死亡事故は警察官〇・三二件、消防士〇・六九件に対し、自衛隊は二・二八件。警察官
の七・一倍、消防士の三・三倍だ。

 防衛省がまとめた六十二件の内訳は、四十七件が陸上自衛隊、九件が海上自衛隊、六
件が航空自衛隊で発生。状況別では、陸自では「持続走訓練中」が十八件と最多で、車
両による事故が八件。その他「体力検定中」とする事故、スキー訓練中がそれぞれ四件
あった。空自も「三キロ走」など走行訓練中が四件あり、墜落事故の二件を上回った。

 海自では航海中に行方不明になり死亡認定されたケースと、潜水訓練事故が三件ずつ。
〇八年には、不審船への対処のため新設された海自の「特別警備隊」の要員を養成する
第一術科学校で、格闘訓練中に隊員が死亡している。
 政府は答弁書で「訓練の内容だけが原因ではない」との趣旨の説明をし、体調不良な
ど他の要因も考えられるとしている。防衛省は「隊員の生命を失うことにつながる事故
は絶対に避けなければならない」(防衛白書)としながらも、「任務の多様化に対応した
訓練の充実に努める」(同)との方針を示している。

 集団的自衛権の行使容認を受け、国連平和維持活動(PKO)参加時の駆け付け警護
など新たな任務を想定した訓練が予想される。

*元自衛官で軍事評論家の小西誠氏(65)の話

 持久走中の死亡事故が頻発している点からは、倒れた場合の基本的な救命処置が十分
できていないことがうかがえる。救命知識のある消防士に比べて三倍もの開きがあるの
は、現場の指揮官に医学的な知識が足りないことを表している。

 そこまで無理をさせるのはなぜか。自分も経験し、今も多くの相談を受けているが
、現場は根性論を強調する雰囲気が強い。精神を鍛えるとして、肉体の限界を度外視

した訓練が行われやすい。旧軍の精神主義は今も引き継がれている。

 集団的自衛権の行使が容認されることで、訓練もより実戦化される。自衛隊が精神主
義を引きずったまま戦争に向き合うとすれば、これほど恐ろしいことはない。


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From: cml-bounces+shakai=mail3.alpha-net.ne.jp at list.jca.apc.org
[mailto:cml-bounces+shakai=mail3.alpha-net.ne.jp at list.jca.apc.org] On Behalf Of 京都の菊池です。
Sent: Sunday, July 06, 2014 12:44 PM
To: cml at list.jca.apc.org
Subject: [CML 032433] 間違った政策はどう作られ、なぜかくも長きにわたって継続したのか。/7/6NHKアーカイブス

間違った政策はどう作られ、なぜかくも長きにわたって継続したのか。/7/6NHKアーカイブス。ハンセン病の悲劇を繰り
返さない


転送・転載歓迎


京都の菊池です。

直前のお知らせですみません。

まもなく下記の番組が放送予定です。


「NHKアーカイブス」(番組)

http://www.nhk.or.jp/archives/nhk-archives/

(NHK総合にて
毎週日曜日、 午後1時50分より放送)


より


ハンセン病の悲劇を繰り返さない
7月6日(日)午後1:50〜3:00(70分)


今年5月、ハンセン病患者への差別と闘ってきた代表的人物ふたりが立て続けに亡くなった。
9日に他界した全国ハンセン病療養所協議会会長の神美知宏(こう・みちひろ)さんと
11日に亡くなったハンセン病国賠償訴訟の全国原告団協議会会長の谺雄二(こだま・ゆうじ)さんだ。
 ふたりを悼み、ハンセン病の悲劇を二度と繰り返さないためにはどうしたら良いのかを改めて考える。
ゲストに、彼らとともに差別と闘ってきた元患者の平沢保治さんを招き、ハンセン病の歴史を語り継いでいくことの大切さを伝
える。

とのこと。

ゲスト
平沢保治さん
14歳でハンセン病療養所・多磨全生園(東村山市)へ入園。戦後、ハンセン病回復者・患者運動にかかわる。
近年は小中学生、看護学校などで人権教育に携わる。
国立ハンセン病資料館運営委員、東村山市身体障害者患者連絡協議会副会長。平成17年度吉川英治文化賞、2009年茨城県特別功
労賞受賞。


NHKスペシャル「ハンセン病 隔離はこうして続けられた」(2001年6月16日放送)


ハンセン病訴訟は、国が控訴を断念、隔離政策が重大な人権侵害であったとする原告側の勝訴が確定した。
「らい予防法」が廃止されるまで、

90年にわたって続いてきた隔離政策。

間違った政策はどう作られ、
なぜかくも長きにわたって継続したのか。

その政策の下に、地域社会はどのように患者を排除してきたのか。そして、隔離された人々はどんな体験をしてきたのか。

裁判を通じて明らかになった資料や証言をもとにハンセン病を検証する。

ホリデーにっぽん「いのちの森で口ハンセン病元患者と小学生口」(2002年5月3日放送)

ハンセン病の元患者・平沢保治さんの生きがいは、地元の小学生たちの交流だ。
元患者らが療養所に植えた3万を越える木々が子どもたちとの出会いを生んだ。桜のころから1か月、森に集うハンセン病の元患
者と小学生たちの日々を追った。


ニュースウォッチ9「ハンセン病患者68年ぶりに帰郷 母校の児童たちに思い語る」(2008年12月4日放送)

長年、語り部として子どもたちにハンセン病について話をしてきた平沢保治さんが、68年ぶりに帰郷。母校の子どもたちに思い
を語った。


が放送予定だそうです。

菊池
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