[CML 029222] 【拡散希望:籾井勝人NHK会長発言に抗議する声明】

Maeda Akira maeda at zokei.ac.jp
2014年 1月 27日 (月) 14:51:06 JST


前田 朗です。

1月27日

転送です。

**********《抗 議声明********

安 倍首相の責任を問う!
籾 井勝人NHK新会長は発言の責任をとって直ちに辞任せよ!

1月25日、NHK籾井勝人新会長は就任会見で「慰安婦」問題に関連「戦争地域
にはどこでもあった」「ドイツ、フラン スなどヨーロッパはどこでも あっ
た」「慰安婦そのものは今のモラルでは悪い。だが、その時の現実としてあっ
た」など問題発言を繰り返し、辞任論に発展しています。これは 昨年5月の橋
下徹大阪市長による「慰安婦は必要だった」「どこの国にもあった」という発言
と重なります。橋下市長発言は女 性に対する人権侵害であり被害者の尊厳を踏
み に じる発言として瞬く間に広がり、国内はもとより世界中で非難が起こった
ことは記憶に新しいところです。続けて「韓国は日本だけが強制連行 したみた
いなこ と を言うからややこしい。お金をよこせ、補償しろと言っているわけだ
が、日韓条約ですべて解決していることをなぜ蒸し返すのか」と述べてい ます。
こ うした発言は間違った事実認識をさらに広めるもので、公共放送の長にある
まじき言動です。
「慰 安婦」問題に関して言えば、発案、設置、管理に至るまで日本政府と軍が
主導した「戦時性奴隷制度」であることは数々の証言、文書等で明ら かに なっ
ており、募集においても軍の要請を受けた民間業者らが関与したことが明らかに
なっています。このような国家主導の性奴隷制度は、日本を除 けば、ドイツで
類似のものがあったとされている以外には確認されていません。籾井会長は、そ
うした一つひとつの調査・研究の積み重ねを無 視し、公の場で持論を展開し、
無 知をさらけ出しました。戦時下・武力紛争下で女性に対する性暴力は、現在
も世界各地で続いています。しかし、他国の例を責任逃れの文脈で 語る籾井会
長の 発 言は、被害の連鎖を断ち切ろうとする日本軍「慰安婦」被害者たちの願
いに真っ向から逆行するものです。私たちは、日本政府が被害者たちの 要求に
応えるこ と こそが、今も続く戦時下における性暴力の再発防止に役立つことだ
と改めて訴えます。
今 回のことで私たちは2001年のNHK「慰安婦」番組改ざん事件を思い起こさ
ずにはいられません。当時の安倍晋三内閣官房副長官らが中心 になってNHK
に圧力をかけて「慰安婦」関連番組を改ざんさせました。裁判では最高裁で敗訴
したもののBPO(放送倫理・番組向上機構)は意見書を通じて放送前 にNHK幹
部管理職が政府高官・与党有力政治家に面談し、改編を 指示したことをNHK
の自主・自律を危うくさせる行為であると指摘しています。
昨 年11月、安倍首相がNHK会長の任命権を持つNHK経営委員会に自らの歴
史認識に近い委員らを送り込んだことは、 「NHKと政権との距離が問 わ れ
かねない人事」と問題視されてきました。まさに、今回の事態は、心配されたこ
とが現実化したということです。番組編集権を持つ会長人事 を経営委員会が持
ち、その経営委員会の任命権者が首相であることを利用して、かつてNHKのい
ち番組に国会議員として改ざん要求を出した 安倍首相が、今度はNHKの番組
全 体に自らの意向を反映させるべく、その権限を濫用したとしか言いようがあ
りません。
こ のたびの会見を通して、籾井氏がNHK会長としてふさわしい人事でないこ
とは明確になりました。私たちは、このような不見識な人物の会長 就任を促し
た安倍首相の責任を厳しく問うとともに、籾井氏の即刻辞任を強く求めます。
そ して何よりも、このようなことが再び繰り返されれば、戦時性奴隷制の被害
者たちをさらに傷つけます。戦時下・武力紛争下での女性への性暴 力をなくそ
うという世界の人権の流れに応え、安倍政権が速やかに日本軍「慰安婦」問題の
解決をはかることを要求します。

2014年 1月27日
  日本軍「慰安婦」問題解決全国行動
共 同代表  梁澄子 渡辺美奈
連 絡先:アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」(wam)気付
〒169-0051東京都新宿区西早稲田2-3-18 AVACOビル2F
e-mail:ianfu-kaiketsu at freeml.com <mailto:ianfu-kaiketsu at freeml.com> 
 fax: 03-3202-4634



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