[CML 029175] < テント日誌 1月22日(水) 経産省前テントひろば 865日、商業用原発停止 133日目>

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2014年 1月 25日 (土) 07:41:45 JST


(転送します)

テント日誌 1月22日(水)
経産省前テントひろば865日目 商業用原発停止133日

 細川でいいじゃないか!

これは個人的な意見だ。テントは様々の考えの人がいて誰かの支援を決める場ではない。選挙は個々人の判断で動けばいいのだが、それでもテントでは議論は白熱する。今日もそうだった。そこであらためて僕の意見を述べさせてもらうことにする。前回の「火事と喧嘩は江戸の華」…題した日誌に多くの反応をいただいたこともある。

選挙にはいろいろあるだろう。一般的な性格もあるが、その選挙がどういう選挙か、何を課題とした選挙かと言うことが大事だ。当たり前のことだが、僕はそう考える。いろいろの要因がそこにはあるのだが、今回の都知事選は原発の是非、とりわけ裏で進められて再稼動の動きの是非を問える可能性がある。これはやり方によってだということだ。政府や与党筋はなるべくそれを避けようとする。原発問題は課題の一つでありくらいは言うにしてもそれを避けるという戦略を取ろうとする。これはどういうことか。例えば、名護市長選挙の結果について、小野寺防衛相は「地方の選挙なので、辺野古問題に直結するとは考えていない」という。これは明らかな欺瞞であり、地域住民の意思を踏みにじるものだが、彼らすれば「原発問題は都知事選に直結しない」というのと同じである。

 細川氏が候補者に名乗りあげることで、逃げる(原発問題の争点化回避)政府―与党筋にそりゃないぜ、と待ったをかけた。今回の都知事選の課題を原発問題にする可能性をつくりだしたのだ。これは都知事選を面白くしたともいえるし、選挙らしいものにしたと言える。原発問題は争点ではない、それは国策に属することだと政府―与党筋はいいいたいのだろうが。こういう逃げをうたせないことが今度の選挙では大事なのだ。選挙の土俵を僕ら、いうなら市民や住民の側がつくることが何よりも重要なことだが、細川出場は原発問題を争点にするという土俵をつくりだした。このことの意味は脱原発運動にとっても、安倍内閣に対抗するということにとっても大きい。僕がここであらためて強調するまでもないことだ。

 脱原発候補の一本化をと多くの人が望み動いた。それはいいことだし、脱原発候補を勝たせる可能性を追求する意味で当然のことであった。しかし、この候補一本化は今回の選挙における争点の一本化が望まれていたとでもあることを忘れてはならない。前回も書いた事だが今回の選挙の争点は「第一に原発問題、第二に原発問題、第三に原発問題…第四にOO」でいい。原発問題だけが都政の問題じゃない、それも一つだと言ってはならない。こういう類の発言はどれほど善意で、かつ正当に見えても先の小野寺発言ではないが、政府-与党筋の土俵壊しに加担して行くことになる。物事には時と場合というのはついて回るのだし、ここはよくかんがえるべきところだ。争点の一本化がすでに選挙戦なのである。そこで戦略的に負けてはならない。

 僕は宇都宮氏の側の選挙チラシをみてがっかりした。争点の一本化という脱原発運動の側からの声が受け止められているとは思えなかったからだ。残念だが一本化の要求の意味が分かっていなかったのではないか、思う。心情的には応援したいが、これではということだ。

 細川氏は背後にある小泉氏も含めていろいろ言われている。ジャーナリズムには格好の材料なのだろう。しかし、僕は元首相まで務め、この年齢で都知事選に出るというそのことに敬意をはらう。これはそう簡単にできることではない。それだけ原発のことを深く考えていることでもあるのだろうが、これだけで十分ではないか。こういうことがわからないであれこれ言っても致し方ないのではないか。その意味でも僕は今回の選挙は細川氏でいいと思う。今回の選挙は諸個人が機会をとらえて意思表示すればいい。それだけでいいのではないか。
(M/O)



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