[CML 029082] 宇都宮都政への期待と提言:貧困問題について

林田力 info at hayariki.net
2014年 1月 21日 (火) 00:21:50 JST


東部勝手連の林田力と申します。貧困問題の取り組みと宇都宮都政への期待と提言ということで話します。私たち東部勝手連は2012年東京都知事選挙の東部勝手連を中心とし、都知事選挙後もつながりを活かして活動してきました。2013年6月の東京都議会議員選挙前は立候補者を招いた勉強会を開催しました。その後も貧困問題をテーマとして都政について勉強会を続けて来ました。勉強会では、特に、貧困ビジネスやブラック企業、官製ワーキングプアについての実態を明らかにし、対応について考えました。

 私達は足立区舎人の無料低額宿泊所進出問題に見られるように、貧困ビジネスに囲い込まれた若者をはじめとした困窮している人々の、健康で文化的な生活とは程遠い住まいの実態を明らかにしました。貧困ビジネスの規制は待ったなしです。一方で、危険な脱法ハウスに住まなくてもよいように、低所得者向けの廉価で良質な住宅が必要です。

 現在増え続けている空き家を低所得者向けの住宅に活用すれば、住宅政策と空き家問題を一挙に解決できます。空き家は家族向けのものが多く、そのままでは単身者が多い低所得者向け住居としてはマッチしません。新しい公共住宅の形として、シェアハウスを提言します。一つの部屋に10人が住むような脱法ハウスではなく、4LDKを4人で住むような健全で安全なシェアハウスです。

 質の悪い危険で不健康な住まいは即ち生活の貧困の問題です。貧困ビジネスに囲い込まれてしまった人々は孤立しています。情報を持たないため、どこにも誰にも相談したり助けを求めたりすることができずにいます。宇都宮健児さんの新刊『希望社会の実現』では「現代の貧困は、単に経済的に貧しいという『経済の貧困』に加えて、『貧困当事者』が社会的・人間的に孤立しているという『関係の貧困』に、その特徴がある」と分析しています(23頁)。シェアハウスは交流・話し合いの場にもなり得ます。このような住宅政策を宇都宮都政の下で考えていきたいと思います。

 「住まいは人権」を公約に掲げる候補者は宇都宮けんじさんだけです。この一点だけでも宇都宮けんじさんを支持する理由になるのではないでしょうか。2012年の都知事選挙の結果は残念なものでしたが、2012年と2014年は異なります。2013年は脱法ハウスが社会問題になり、「ブラック企業」が流行語大賞のトップテンにランクインしました。貧困と格差の問題が改めて認識された年でした。2014年、今、反貧困に取り組んできた宇都宮けんじさんが求められています。東部勝手連は東京都を希望のまちにするために全力を尽くします。
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林田力Hayashida Riki
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