[CML 029027] Re: 神社も宗教 けじめは必要

no name spilliaert at jcom.home.ne.jp
2014年 1月 18日 (土) 12:46:38 JST


CMLの一読者です

長い投稿文だったので要約しますが、文部省の元事務次官、國分正明氏は

1神道は古来からの日本独自の伝統・文化であって、宗教ではない、初詣など習
慣・文化であって宗教ではない
2日本の神道(神社)は宗教ではないので国家による運営や政治家の参拝は政教
分離・思想の自由に抵触しない
3現状の政教分離原則から神道(神社)は明示的に除外されるべきだ
4宗教ではなく文化である神社に日本の伝統を大事にする首相が参拝するのは自
然だし、靖国神社を戦前と同じく国家経営にしても違法ではない。

と主張されているのでしょうね。実際日本の神社組織、神社本庁は戦前の国家神
道に戻すよう主張していると聞きます。ひどい事です、しかしなぜ初詣するの
か?など神道のありかたと日本人の関わり方を考えれば、簡単には否定できない
と思います。
 またこの問題に日本の市民運動団体は、完全に無知・無関心・無警戒に見えます。


これをまさに宗教内容を吟味する立場から答えている方がいます。島薗進氏(元
東大宗教学教授、現上智大)の「国家神道と日本人」(岩波新書、2010年)で
す。氏はここで明治維新以降の日本の神道を中心とする宗教状況を実証的な調査
研究の上で明らかにした上で「国家神道は今も戦前同様日本人により行われてい
る」と述べています。

この問題が日本社会で広く議論され、國分正明氏の主張がきちんと批判される為
にも島薗進氏の著書を読む事を皆さんに呼びかけたいと思います。

以上



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