[CML 028684] Fwd: 澤藤統一郎・宣戦布告の影響

林田力Hayashida Riki info at hayariki.net
2014年 1月 3日 (金) 12:32:34 JST


澤藤統一郎弁護士の宣戦布告は宇都宮健児(宇都宮けんじ)氏のイメージ戦略を一新する奇貨とできる。澤藤氏の告発動機はプライベートな問題である。大問題のように書き立てている問題も自分達が「排除」されなければ明らかにするつもりがなかったのではないか、という点で攻撃側はホイッスル・ブロワーには値しない。 

その告発される内容に法的な問題がないことは2014年1月6日に声明を出す予定である。一方で澤藤氏の宣戦布告に動揺する向きもある。法的にクリアされても倫理面の影響を懸念する向きもある。 

宇都宮健児(宇都宮けんじ)氏はヤクザや闇金融、ゼロゼロ物件業者と戦ってきた弁護士である。ヤクザや闇金融、ゼロゼロ物件業者も恐れる弁護士である。経済的利権と人脈で結合した派閥を向こうに回して、無派閥で日弁連会長に当選した人物である。綺麗ごとだけの世界ではない。宇都宮氏は綺麗事だけの世界ではない。市民派も自分達が批判する際は舌鋒鋭いが、自分達が叩かれるとヘナヘナになるという軟弱さは克服すべきである。 
http://hayariki.net/home/28.htm
「人にやさしいイメージの宇都宮氏が…」と動揺する向きもあるが、「やさしい」というイメージ戦略がそもそも社会悪と戦う弁護士像とミスマッチを起こしている。石原慎太郎や猪瀬直樹が大量得票を集める現実を踏まえると「怖い人」のイメージ戦略が実は有効ではないか。もともと宇都宮氏はネット上では「極左弁護士」「中国北朝鮮の手先」「光市母子殺害犯を擁護」などと激しく罵られている。それに澤藤宣戦布告が加わっただけである。 

ネット右翼だけでなく、左翼系市民派ブロガーも批判していることに動揺する向きもあるが、左翼系市民派ブロガーの影響力が本当に大きければ現在の選挙結果にはなっていない。むしろ右からも左からも叩かれることは、宇都宮氏が大政治家である証である。過激な左が批判することによって、宇都宮氏は政策面ではぶれることなく、中道寄りにシフトできる。 

2012年東京都知事選挙での宇都宮氏の意義は革新共同の候補であった。しかし、左派革新勢力があっさりとスクラムを組んで結集したことで、逆に中道勢力が近寄り難くなってしまった面がある。革新側の一部から澤藤宣戦布告への同調者が出ることで、「革新統一の候補としてふさわしくない」キャンペーンが熱心に行われることで、逆に市民派として応援しやすくなる。

-- 
林田力Hayashida Riki
http://www.hayariki.net/
http://hayariki.zero-yen.com/




CML メーリングリストの案内