[CML 029732] 都知事選総括について

石垣敏夫 motoei at jcom.home.ne.jp
2014年 2月 18日 (火) 11:14:37 JST


都知事選総括について

みなさんお疲れさまでした

都知事は衆知の通り、国政に大きな影響を与えます。

今回の都知事選は突然行われたことですが、特定秘密保護法案の強行採決、

原発再稼動を巡って非常に重要な選挙戦でありました。安倍首相の下に都知事として返り咲いた舛添氏ですが、

彼もいつ失態が暴露され、退陣するかわかりません。それゆえ、しっかりした総括をする必要があると考えます。



1 候補者の選定 (敵はだれか、選挙は勝たなければならない)

2012年の都知事選の際、都知事候補に湯浅誠さんを推薦しましたが、宇都宮健児さんが決定され、

応援しましたが、敗れました。今回は急な選挙で時間がなかったと思いますが、

2012年の総括を踏まえ候補者選びはどのようにされたのでしょうか。

私は今回、落合惠子さんを推薦しました。

 理由は女性票と保守票を獲得でき統一候補として適任、政治姿勢も明らかで有り、

 舛添氏を押さえ、当選出来ると考えました。今回宇都宮氏立候補決定までの経緯とその後の経過を、

 明らかにしていただきたいです。



2 敗北の原因

 2012年選挙の総括について、なぜ猪瀬氏に圧勝されたのかが伝わっていませんでした。

宇都宮さんのマニフェストは前回とそれほど変化はないと思っています。



1)   浮動票の獲得

選挙に行かないのは政治に関心がないだけでなく、自分が投票しても結果は同じであろう、

というあきらめが主です。「雪が降った」は大きな要因ではありません。

舛添、宇都宮、細川氏を見て票が割れ、自分が何処に投票しても体制に影響はない

、だから投票に行かない。という判断をされていると考えます。

自分の票によって当落が左右されると認識すれば(可能性があれば)有権者は投票所に足を運ぶでしょう。



2)   猪瀬氏を推し、舛添氏を推した自公に対する批判が欠落していた

自公は徳洲会問題であわてて猪瀬氏を知事の座から引きずり降ろした。

しかし、猪瀬氏を推した自公の責任問題は問われなかった。

前回猪瀬氏に投票した有権者に自公の過ちを指摘しきれなかったと考えます。

宇都宮さんは百条委員会にかける、と主張されていました。

庶民感覚から言って5000万円を個人的に選挙前に借りたことは公職選挙法に抵触する、と推測します。

猪瀬氏以外、石原慎太郎元知事や自民議員にも同じような該当者がいるのではないか、と疑っています

。悪徳業者の問題で都知事が辞任したのにも関わらず、それをマスコミに取りあげさせることができませんでした。



3)   根源暴露の不足

イ 東京都に原発による電力を使用させない。

原発は衆知の通り、核兵器の元であり、被曝労働を含む諸悪の根源です。

東京や大阪のように人口多住地に原発がないのは危険だからです。

(この問題は米軍基地を設置され日常被害を受けている沖縄県民の声も共通しています)

脱原発は有権者の7割を超えていますが、それが投票に結びつかない。この現実の分析が今後も重要です。

ロ 悪徳(ブラック)企業問題、貧困、非正規雇用問題は基本的に大企業優先、

ご用組合を抱える大企業の問題であります。中小零細企業を食い物にし、

非正規雇用者を放置して自己の安泰を図っている現実にどう迫るか、

非正規雇用労働者が1/3を超えている現実に対する分析が有権者にまだ届いていません。

  ハ オリンピックと放射能漏れ

   安倍首相はIOC総会で放射能漏れはない、と大嘘をつきました。

  本来安倍首相は謝罪して責任を取らなければなりません。この放射能漏れについて舛添氏は何も語らず、

  他の候補から質問すらでていません。メルトダウンの処理は今も試行錯誤でしかなく、

  専門家もわからない状態で安全なオリンピックが開けるのでしょうか。

  これも大きな争点であったのですが外されました。

  ニ 女性への人権侵害発言(女は生理の時はノーマルじゃないから政治家には向かない等)の撤回と謝罪

  ホ その他、カジノ(ばくち)構想の件等。

 

 以上僭越ですが総括の一意見として述べさせて頂きます。

                                  2014.2.17( 石垣敏夫)






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