[CML 029594] 不正選挙論について

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2014年 2月 12日 (水) 18:05:45 JST


2012年の衆議院議員総選挙から、「不正選挙」論がネット上でよくみられるようになりました。
特に、「未来の党」支持者や、先ほど行われた東京都知事選では細川支持者がこのような説を主張しているようです。
これに対する答えとしては、「不正選挙」は非常に多くの国で行われているし、技術的には十分可能だが、
現在の日本の支配階級はそのようなハイリスクな手段を必要としていない――ということです。
確かに、2012年の総選挙で「未来の党」が惨敗したのは、支持者にとっては納得がいかないでしょう。
民主党が「国民の生活が第一」を掲げ政権交代を実現した後に、官僚や利権勢力に屈服し、公約をことごとく裏切った
のだから、民主党に投票した層は「未来の党」に投票して当然なのに、「未来の党」が惨敗したのはおかしい――とい
う支持者の気持ちはわかりますが、「未来の党」が惨敗したのは、メディアの偏向報道(特に小沢一郎と陸山会事件)と、
日本人のメディア・リテラシーや知能の低さによって十分に説明できます。日本人はメディア・リテラシーや知能が低い
から、マスコミを通じて簡単に操ることができるのです。だからあえて「不正選挙」というハイリスクな手段に訴える必要
がないし、実際に行われたともいえない、といえるでしょう。

米国では不正選挙が行われたことがすでに明らかになっています。
http://www.usccr.gov/pubs/vote2000/report/main.htm
2000年大統領選挙のFlorida州における不正です。Monkey Bushは不正選挙で大統領に当選したのです。

「株式会社ムサシ」に関する疑惑がささやかれます。「株式会社ムサシ」の役員は自民党に政治献金している、だから
自民党の不正選挙に荷担したに違いない――という意見も散見されます。確かに自民党に政治献金している会社が、
公正さを疑われてはいけない選挙に関るのはおかしいでしょう。ムサシは選挙事務から排除すべきです。しかしムサシ
の開票の文字読み取り機が実際に不正選挙に利用されたという証拠も兆候も見ることはできません。

「不正選挙」のでっちあげで気に入らない政権を打倒するという陰謀が帝国主義諸国によって行われたことはあります。
2000年、Jugoslavija大統領選挙で、「不正選挙」などなかったのに、西側帝国主義諸国が、「ミロシェヴィッチの不正選
挙」なるデマ宣伝で内政干渉を行い、野党をあやつってクーデタを起こさせました。この過程で、ミロシェヴィッチ大統領
を「独裁者」とか「危険な大セルビア民族主義者」とか描き出すデマキャンペーンが行われたのも特徴的です。
ある日本共産党員の大学院生が、「ミロシェヴィッチは危険な大セルビア民族主義者」と信じ込んでいたので驚いたこと
を覚えています。私はその人に、「ミロシェヴィッチ大統領が大セルビア民族主義者だという根拠は?」と質問すると、
「彼のこれまでの発言や行動からそう判断できる」と言ったので、「じゃあ、どういう発言や行動ですか?」と質問すると、
案の定答えられませんでした。ミロシェヴィッチ大統領は民族紛争の防止と連邦の維持に尽力した平和主義者だったの
に、西側帝国主義のマスコミがそれをまったくさかさまに描き出すデマキャンペーンを行い、日本共産党員までもそれを
信じ込むという事態が起きていたのです。

ミロシェヴィッチ大統領の唯一の「罪」は、祖国の統一と独立を守ろうとしたことでした。

その後、ミロシェヴィッチ大統領は憲法に違反してDen Haagのでっちあげ裁判所に引き渡され(Jugoslavija憲法は国民が
不当な扱いを受ける可能性のある外国への引き渡しを禁じていた)、でっちあげの容疑で起訴されましたが、ミロシェヴィ
ッチ大統領は自ら弁護を行い、すぐれた法廷闘争ですべての「容疑」を粉砕し、「証人」をことごとく笑い者にしましたが、
無罪判決を受ける前に2006年3月11日朝、心臓発作で死亡しました。これが暗殺であった可能性はかなり高いでしょう。
当時、ロシヤのラブロフ外相も、暗殺の可能性に言及しましたが、NATO諸国との関係を考慮したためか、それ以上の追
及は行いませんでした。


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