[CML 029575] 権力に擁護された集団処刑

hinokihara hinokihara at mis.janis.or.jp
2014年 2月 11日 (火) 19:23:07 JST


檜原転石です。

田島さん、こんちは。

映画『セデック・バレ』の原作本には、注釈としてこうあります――「霧社のタイヤル族は祖先が木から生まれたと信じているので、自殺の時は必ず木に帰るのだという。」。

以下、とりとめもなく・・・

外形は似ているが内実はまったく違うのは当然として、自殺ではなく処刑で似たようなものをあげれば、見せしめとして、タリバンがサッカー場でやった遺族による公開処刑、同じく見せしめを含む、人種差別に基づく集団リンチとしての「奇妙な果実」、これは非暴力運動の「フリーダム・ライド」に加えられた白人による集団暴力でも明白なように権力に擁護・扇動されている。分かりやすく言えば白人が黒人を殺しても警察にほとんど捕まらない時代(注:黒人にとって警察が最も悪質な場合もあり、概して警察には訴えない。KKKに入っている警官も相当数いた。)。

で、無実の人間まで処刑する日本の死刑制度の場合、飯塚事件の久間三千年さんも「奇妙な果実」ではないのか?

同じく権力に擁護されメディア(ミーディア)で繰り広げられた光市母子殺害事件関連で繰り広げられた「殺せ!殺せ!」の大合唱、すなわちメディア(ミーディア)が権力の意をくんで扇動する集団リンチ(※注1)。

また権力に擁護された暴力的なるものには右翼暴力団の街宣もある。このごろでは珍奇な犯罪集団・「在特会」も 右翼政治屋ばかりの日本という時代に呼応しており、ある意味権力に擁護されているとも言える。

で、ほとんどの日本人が馬鹿な右翼になってしまった今、政治屋はほとんどが右翼でもあり、これすなわちリンチを煽る右翼政治屋にはことかかず、加えて愛国に燃える貧乏人は沢山いて、この先、暴力が珍奇な犯罪集団・「在特会」程度でおさまるのかおさまらないのか・・・。

※注1:

日本だけではないことが慰めにもならないが・・・。

『第二の罪(ドイツ人であることの重荷)』ラルフ・ジョルダーノ(白水社)――

・・・免罪を求める声はナチ犯だけを対象としている。「集団的情動その6」の信奉者たちは、他の犯人グループ、例えばタクシー運転手殺し、風俗犯罪者、子供誘拐犯、それにもちろんのことだがテロリストに対しては処罰を求めるだけではなく、死刑の導入さえ要求する。ところが、私自身の経験では「ナチ犯にも、死刑か」と問うと、見識のなさが露呈、なかには面くらった顔をする人がいる。死刑制度再導入を求める人びとは、このナチ犯グループをまったく除外している。かれらのことなどだれも考えてみなかったのだ。

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 ナチ犯→戦犯ヒロヒトでも岸信介でも児玉誉士夫でも笹川良一でも文芸春秋社・新潮社何でもいい・・・。

たとえば文芸春秋社は明白な戦犯出版社であり、自らの犯罪を隠蔽するために「南京大虐殺は幻」などの政治的宣伝活動に日々余念がない。だからこそ一般犯罪へはリンチそのものの犯人つるし上げ報道を波状的に繰り返し、間抜けな野次馬の扇動役をかってでる。何のことはない、自らの罪を隠すために、減らすために、正義の番人と錯覚させるために、権力に捕らわれた無力な犯罪者に向かって安全地帯から吠えまくる。

  




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