[CML 029573] 東京都知事選挙・江東区分析

林田力 info at hayariki.net
2014年 2月 11日 (火) 16:57:46 JST


2014年東京都知事選挙の江東区の結果を分析する。江東区の主要3候補者の得票は宇都宮けんじ34,553.982票、舛添要一85,994.000票、細川護煕30,676.000票である。全都得票率と江東区の得票率の比較では、舛添氏が全都得票率を上回り、宇都宮氏と細川氏が下回った。

江東区の宇都宮票は2012年東京都知事選挙の30642票から約3912票も増やしている。これは区市町村別増加票数で大田区7828票、葛飾区4312票に次いで3位である。

2013年参議院選挙比例区の得票と比較する。宇都宮けんじ氏の推薦政党は日本共産党と社会民主党、緑の党がある。宇都宮氏の得票は3党の比例票を上回っている。これに、みどりの風の得票を加えても宇都宮氏の得票が僅かに上回っている。

参院選の投票率52.61%に対して都知事選の投票率は46.14%である。実際は強固な支持者が投票に行き、無党派層ほど投票に行かなくために単純な比例はできないが、参院選の票を46.14/52.61=0.88で乗ずると、ほぼ同じ割合になる。このように調整してみると、宇都宮氏の躍進ぶりが明確になる。市民の力で押し上げた。

毎日新聞の出口調査によると、宇都宮氏は共産支持層の約8割と、社民支持層の約7割から支持を集め、民主の2割強にも食い込んだという(「都知事選:舛添氏、無党派層にも支持広げる 出口調査」毎日新聞2014年2月9日)。これを基に算出しても宇都宮氏の躍進が示せる。尚、毎日新聞の出口調査では緑の党の情報がないが、共産支持層でも約8割というところからは緑の党支持層の割合は高くないと考えられる。
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林田力Hayashida Riki
http://www.hayariki.net/tobu/kaihyou2.htm


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