[CML 029560] 今回都知事選の教訓(後半部分)(紅林進)

石垣敏夫 motoei at jcom.home.ne.jp
2014年 2月 11日 (火) 09:59:29 JST


みなさん紅林さんお疲れさま
タラレバで恐縮ですが、
 落合惠子さんが
統一候補で出馬できれば舛添氏を押さえ当選したと思います。
準備段階での話し合いが不足していました。
これが現在日本の市民の実力でしょう。
敵は「安倍政権であり、石破、舛添です」
原発は衆知の通り、核兵器の元であり、被曝労働を含む諸悪の根源です、
今後も過去にとらわれず、握手できる人とはどんどん手を組むことでしょう。
      石垣


紅林進です。

先ほど投稿したものが容量が大きすぎるということで送信できませんでしたので、
2つに分割して送信させていただきます。

先に前半部分をお送りさせていただきましたが、今度は後半部分をお送りさせて
いただきます。

(2/2)
原発・エネルギー政策は、原発のない、電力一大消費地である東京にとって
も、重要な課題であり、当然、主要な争点の一つではあるが、そのことは、
他の課題を無視してよいということにはならない。原発立地自治体においては、
他の問題は差し置いても、「脱原発」で一本化するということも当然あり得るが、
東京の場合は、都民の生活に密着する他の重要な課題で、大きな相違が
あるのに、それを無視して、「脱原発」だけで一本化するということにはならない。

細川氏は、「原発以外の政策は誰が知事でもそんなに変わらない」と述べたが、
とんでもない認識である。都民の生活にかかわる福祉や雇用、教育等の分野で、
「誰が知事でもそんなに変わらない」とは、無責任であり、自らそれらへの積極
的政策を持っていないことを証明するようなものである。そして細川氏は安倍
政権が「企業がもっとも活動しやすい」地域を作ろうと、推進しようとしている
「国家戦略特区」を活用すると語ったり、今日の格差社会を作った元凶である
小泉元首相と二人三脚を組む中で、都政が小泉流の新自由主義的な方向に
一層進むという危惧も大いに感じられた。都政をどのようなものにしようとして
いるか明らかにせず、政策論争すら避けるという状態で、一方的に「降りろ!」
「一本化しろ!」と迫るのでは、それに乗れる状況でないのは誰の目にも明らか
である。

本当に一本化させようと思うのであれば、きちんとした政策のすり合わせ等、
双方が納得できる形で進めるべきであったと思う。

ところで舛添候補は、厚生労働相をやったことがあるというだけで、あたかも
福祉に力を入れるのではないという誤解、あるいは意図的なイメージづくりが
行われたと思われるが、それは多いな誤解で、舛添氏が厚労相時代にやった
ことといえば、老人への医療費負担増を強いる後期高齢者医療制度の導入、
生活保護の母子加算廃止、介護保険料値上げ、年金改悪等々、福祉の切り
捨てであり、宇都宮氏も「名誉村長」として支援にかかわった「年越し派遣村」
に支援を求めてきた人々に対し、「大事な税金を働く能力があるのに怠けて
いる連中に払う気はない」と発言した人物が舛添氏です。

また舛添氏は、国民の税金から支出される「政党助成金」で2億5000万円
に上る借金を返済した疑惑((2014年2月6日発売の『週刊文春』)など、金銭
疑惑や、女性や老人に対する蔑視発言も問題になっています。しかしマスコミ
は決してこれらを報じません。投票日までにこれらが広く報道されていれば、
流れは変わっていたかもしれません。舛添氏が都知事に就任しても、これら
の疑惑が問題になり、任期途中でやめるという猪瀬氏の二の前になる可能性
もあります。そうなれば、巨額の都民の税金を使って、短期間での選挙という、
異常な事態ですが、それらに備えて準備しておくことも必要かもしれません。


なお私自身は、今回の都知事選では、前回に引き続き、宇都宮候補支援の
一市民ボランティアとして参加した。

ところで安倍政権は、舛添候補が勝利したのをよいことに、再稼働の強行や
都知事選での原発問題争点化を避けるために、都知事選まで、延期されて
いた、原発を「重要なベース電源」と位置付ける「エネルギー基本計画」の
閣議決定などを強行しようとしてくるであろう。

そのような中で、今回の都知事選を巡る脱原発派の、宇都宮陣営と細川陣営
への分裂は、後に尾を引かせてはならない。そのような分裂を残してしまっては、
原子力ムラの連中の思う壺である。違いは違いとしてお互いに認めつつも、
再度、脱原発派の協力と連帯を取り戻すことも急務である。


紅林進
qurbys at yahoo.co.jp










CML メーリングリストの案内