[CML 035696] 思わず、姿勢を正しました。2014年締め括りの日に全国放送で菅原文太さんの沖縄11/1の発言が語りかけた時。

京都の菊池です。 ekmizu8791 at ezweb.ne.jp
2014年 12月 31日 (水) 11:32:56 JST


思わず、姿勢を正しました。2014年締め括りの日に全国放送で菅原文太さんの沖縄11/1の発言が語りかけた時。


転送・転載歓迎


京都の菊池です。

「政治の役割はふたつあります。
ひとつは、国民を飢えさせないこと、安全な食べ物を食べさせること。
もうひとつは、これが最も大事です。絶対に戦争をしないこと」
と語りかけ、
仲井真陣営に向けて
「まだ弾は残っとる」と不敵にほほ笑むなど“文太節”を披露していた。・・・

菅原文太さん 「仁義なき」暴挙に走る安倍政権に“痛烈遺書”
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/155416/1
2014年12月3日 日刊ゲンダイより


沖縄知事選で翁長雄志さんの総決起集会に来賓として出席した

菅原文太さんの発言です。


新聞、雑誌で
「まだ弾は残っとる」の方は取り上げるところが多いですが、

政府の役割は
飢えさせない、安全な食べ物
絶対戦争をしない 

と語ったことをきちんと伝えているところは少なかったです。

この言葉を書くと、
報道機関として、
政府にこのことをきちんと問わない、
自らの報道の姿をさらけ出してしまうからでしょうか。

そう思っていたところ。

今日12/31水曜日
午前7時20分から午前7時45分(放送時間25分間)NHK総合

耳をすませば 第3回「宇沢弘文・菅原文太」

今年惜しまれつつ亡くなった著名人の言葉に耳を傾けるシリーズ。
3回目は経済学者・宇沢弘文さんと俳優・菅原文太さん。2人の信念を貫いた人生が語られる。

今年惜しまれつつ亡くなった著名人の言葉に耳を傾けるシリーズ。3回目は経済学者・宇沢弘文さんと俳優・菅原文太さん。
宇沢さんはアメリカで経済学者として活躍するが、ベトナム戦争に失望し帰国。日本では水俣病、成田闘争の現場に足を運び、人間中心の経済学を提言した。
菅原さんは「仁義なき戦い」で知られる映画スターだが、晩年農業を始め、命や平和の大切さを訴える活動に取り組んだ。
2人の信念を貫いた人生が語られる。


の放送があることをNHK番組表で知り。
どのように放送するだろうかと思っていましたが、

まさか、
冒頭に書いた
菅原文太さんが2014年11月1日に沖縄で語りかけたその姿と言葉を
全国放送で放送するとは思いませんでした。
画面に現れた時
思わず、姿勢を正し、見つめました。

権力者は、よけいなことをしやがってと、
小さな反抗も見逃さず確実につぶしにかかってくるでしょう。

それがわかっていても、
心ある番組、報道は、行われようとしています。

それを受け止められるかどうか、
そしてその動きを支え、その心ある番組、報道を力の一つとし、行動していくかは、
私達に委ねられているとまた思いました。
※関連して
http://list.jca.apc.org/public/cml/2014-December/035571.html
参照ください。


NHKでは、
衆議院議員選挙が行われた日の深夜

12月15日午前1時10分から15日午前2時40分(放送時間90分間) 
に

日本人は何を考えてきたのか 第2回「自由民権 東北で始まる」

番組内容
明治10年代、国会開設を求めた自由民権運動。
福島は高知とならぶ中心地だった。
俳優の菅原文太さんが東北の民権運動家の足跡を追い、地方分権、民主主義の源流を訪ねる。

詳細
明治10年代、国会開設を求めた自由民権運動。福島は高知と並んで運動が盛り上がった地域だった。
しかし、道路建設をめぐって県令と民衆が対立。1882年の福島事件を機に運動は政府の厳しい弾圧を受ける。
当時、植木枝盛をはじめ民間でも憲法草案が作られたが、東北でも千葉卓三郎や小田為綱などが草案を作っていた。
番組では宮城県出身の俳優・菅原文太さんが東北各地に民権運動家の足跡を訪ね、地方分権を考えていく。
(番組表より)

の再放送を行いました。

ブログ
四丁目でCan蛙
http://d.hatena.ne.jp/cangael/
が、

この番組について、

2012-01-28
光は辺境から・・・「自由民権 東北で始まる」(その1)
http://d.hatena.ne.jp/cangael/20120128/1327728573

2012-01-30
光は辺境から・・・「自由民権 東北で始まる」(その2)
http://d.hatena.ne.jp/cangael/20120130/1327882930

2012-02-01
光は辺境から・・・「自由民権 東北で始まる」(その3)
http://d.hatena.ne.jp/cangael/20120201/1328055111

を書いてその放送内容を伝えておられます。

よろしければ、ぜひお読みください。


上記より抜粋します。

・・・
自由民権運動が130年前に燃え上がった福島。

毎年、民権家の子孫たちが集まり、「福島自由民権大学」が開かれている。

自由民権の精神を現在にどういかしているのか、地域の人々や研究者の人も参加して議論を重ねている。
(この日の集まりには、東北の自由民権家たちを訪ねた菅原さんと、その末裔の大和田さんが参加して発言をしている)

菅原:「「自由民権の水脈が果たしてあの時に途絶えてしまったのか、あるいは今日まで、どこかに細々とでも土の中を這いながらあるんだろうか」

大和田:「俺は原発反対を言い続けてきたんだけど、言葉は自由民権とついていないけども、政府がやることは間違っているから直しなさいというのは、民権運動と同じ(拍手)じゃなかったのかと、実は、文太さんと話しているうちに気付いた」
・・・


菊池
ekmizu8791アットezweb.ne.jp
(菊池へ送信の場合、アットの部分を@に直して送信してください。菊池)




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