[CML 035599] 日本の進むべき道  伊藤惇夫が北朝鮮テロ指定と日本の政界を語る

ishigaki motoei at jcom.home.ne.jp
2014年 12月 22日 (月) 09:04:20 JST


みなさん、永岡さん
2014.12.22

日本の進むべき道

米政府は相変わらず、自分のことを棚にあげ北朝鮮をならず者国家として糾弾しています。

安倍首相も「拉致問題の解決が第一」と言っていましたが、

北朝鮮との国交正常化を米政府からけん制され、選挙でも言わなくなりました。

日本の進むべき道は内田雅敏弁護士が強調しているように、「相互の関係において、

すべての紛争を平和的手段により解決し及び武力又は武力による威嚇に訴えないことを確認する」

(日中平和友好条約第1条)を基本として、日米安保を日米平和友好条約に変え、

北朝鮮と速やかに拉致問題の解決と国交回復(正常化)をさせ東アジアの平和と安定を図ることでしょう。



さいたま市 石垣敏夫


 永岡です、朝日放送のおはようコールABCのナットク!ニュース塾、今朝は政治アナリストの伊藤惇夫さんのお話でした。

 アメリカで、北朝鮮の金正恩氏の暗殺を描いたコメディ映画を作り、そこにサイバー攻撃が行われた件で、アメリカはこれが北朝鮮のものと断定、表現の自由を守るべきとアメリカでは語られ、北朝鮮は関与を否定しています。アメリカは北朝鮮をテロ支援国家に、2008年以来の指定を検討しています。これについて伊藤さん、映画はサイバー攻撃に脆弱で、北朝鮮はサイバー攻撃をよくやり、軍事力より有力で、北朝鮮の行為は認められないが、しかしB級映画で、そしてて一国の元首を名指しでこんなことをする映画を作ることも問題であり、しかし、これでアメリカがサイドテロ指定を北朝鮮にしたら、米朝関係が悪化し、日本はアメリカと歩調を合わせないといけなくなり、日本と北朝鮮の拉致問題の進展に大きな影響があると言われました。これからの時代は、目に見える戦争ではなく、サイバー戦争も行われると言われました。映画は、違った形で公開されると言われました。

 さらに、総選挙が終わっての、伊藤さんの総括で、結局何も変わらず、自公で326議席は変化なし、0増5減で野党が減ったのみで、そして今後の政界を伊藤さんが占うと、まず与党で、自民は安倍政権の独裁体制が続き、これに対して長老の野田氏、伊吹氏、二階氏らの当選回数の多い議員が不満を持っており、これがどうなるかとと言われました。
 他方、野党は、まず民主党、代表選で細野氏と岡田氏が出て、野党再編論の細野氏と、自主再建論の岡田氏の争いになり、他にも候補はいるがこの二人の争いになり、伊藤さんは岡田氏が有力と思うが、細野氏が勝ったら他の野党にも影響する。
 そして、維新は橋下氏と江田氏の間に亀裂があり、維新も東西分裂の可能性があり、野党にも大きな変化がある可能性を伊藤さん示唆されました。 
 それで、来年の政治はTPP、集団的自衛権、統一地方選などあり、安部総理にも多難で、問題はアベノミクスの化けの皮がいつはがれるかであり、国民の安倍政権への支持が高いのはアベノミクス、経済への期待のためで、しかしそれも落ちてきており、これの正体が国民に分かったら大きく変わると言われました。

 そして、来年の統一地方選に関して、大阪で、維新と、それに反対する勢力が動き、都構想の住民投票のためのプレ住民投票を求める直接請求(43000人要り、40万集めるらしい)に、名古屋の河村市長も参加し、他方維新に反対する識者の団体も、堺市長他が反維新ののろしを上げました。
 伊藤さん、都構想はきびしく、市議会、府議会で議決されないとだめで、不毛の闘いで、本当に市民のことを考えるから、二重行政を統合したらいい、それが目に見える解決で、二重行政の解消が都構想に置き換わり、ちゃんと二重行政を橋下氏と松井氏がやれと言われました。




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