[CML 035514] 天皇誕生日祝賀反対12・23大阪集会
吉田 宗弘
mnhryoshi at yahoo.co.jp
2014年 12月 17日 (水) 22:50:43 JST
反戦反天皇制労働者ネットワークの吉田です。
日本の戦後史を画する歴史的瞬間に行われた総選挙は、沖縄を除いて極右安倍政権の勝利に終わりました。安倍はあたかも全権委任を得た独裁者のように、戦争といっそうの搾取・収奪・貧困化に突き進み、2016年には念願の改憲を果たすと宣言しました。
この選挙結果は悔しいけれど、ある意味で戦後70年の私たち日本の労働者民衆の後退に次ぐ後退の結果だと、改めて思わざるをえません。極右政権が戦後史の根本的転換をはかり戦争にまっしぐらに進むこの歴史的瞬間に、私たちは労働者のゼネストと巨万のデモンストレーションをうてないでいます。日本最大の労働組合、連合が「平成の産業報国運動」を担い始め(『朝日』素粒子11月20日)、「革新」諸政党は「戦争反対」を掲げても天皇と自衛隊(日本軍)を容認し国益主義・愛国主義にどっぷりとつかっている、これが私たちの現実です。それは、併合され沖縄戦を強いた日本(ヤマトゥ、天皇制)、戦後も過酷な軍事植民地を強要した米国と日本(ヤマトゥ、天皇制)の責任を自力で追及し続け、自決権を
自己の根源的欲求にまで押しあげてきた沖縄民衆と余りにも隔たっているといわねばならず、忸怩たる思いを禁じえません。
私たちは、いま改めて、私たちの戦後民主主義は何であったのか。根本的に問い直すことが求められています。参戦と天皇制に反対する連続行動はその第一弾として下記の集会・デモを行います。多くの参加を呼びかけます。
■天皇誕生日祝賀反対12・23大阪集会
敗戦70年―戦争国家と対決し戦後史を見直す
◇日時 12月23日(火)午後1時30分~4時30分 集会後 デモ
◇場所 エルおおさか(大阪地下鉄谷町線・京阪「天満橋」下車徒歩7分)
◇講演 「戦後70年、日韓条約50年を問う」(仮題)
講師 渡辺 健樹さん (日韓民衆連帯全国ネットワーク)
◇参加費(資料代含む) 1000円(経済的に厳しい方は受付まで)
◇主催 参戦と天皇制に反対する連続行動
日本の支配階級は本格的な戦争準備を権力的・暴力的に急ピッチで進めており、民衆の間で危機感が広がっています。敵は「戦後レジームからの脱却」を掲げて、戦争の歯止めとしては一定の役割りを果たしてきた「平和と民主主義」(戦後民主主義、戦後レジーム)をぶち壊しにかかっています。しかし、戦争の危機感をもつ私たちは戦後民主主義を守るだけで闘えるのだろうか。それがいま厳しく問われています。
私たちが確認せねばならないのは、この戦後民主主義が曖昧で、日本(天皇)に侵略戦争責任や植民地支配をとらせないできた「平和と民主主義」であることです。南京大虐殺、日本軍「慰安婦」、朝鮮人・中国人被曝者、強制連行、沖縄戦住民虐殺など、私たちの責任も問われています。戦後70年を迎えるいま、敵の戦争準備と闘うために、私たち民衆自身の戦後民主主義を問い直します。その第一弾が12・23集会です。多くの参加を呼びかけます。
参戦と天皇制に反対する連続行動
大阪市淀川区十三東3-16-12 Tel/Fax 06 (6303) 0449
*12・23集会に賛同を。
賛同費は個人・団体とも1000円。「12・23」集会と明記を
郵便振込 00900-8-168991 口座名称 反戦反天皇制労働者ネットワーク
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