[CML 035420] 天皇制...卑弥呼の国のありさまよ 小路田泰直・洋泉社本

大山千恵子 chieko.oyama at gmail.com
2014年 12月 11日 (木) 07:27:55 JST


「卑弥呼と天皇制 - 王統の誕生と記紀神話」 <http://www.yosensha.co.jp/book/b181640.html> 小路田泰直
<http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E8%B7%AF%E7%94%B0%E6%B3%B0%E7%9B%B4>
洋泉社 <http://www.yosensha.co.jp/>

偽ーじゃなかった二世、三世
<http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E5%80%8D%E6%99%8B%E4%B8%89>が蔓延る昨今。

自然崇拝を否定し、始祖崇拝を基本とする「世襲王制」を創ったのが...卑弥呼なんだ。

なるほどと感じることが、たくさん。

------------ 目次 -----------------------

はじめに

【序章】 未知なる領域への挑戦
一つの質問/暗黙の取り決め/敗戦国の歴史学/邪馬台国論争の再整理

第吃 邪馬台国の時代とは何か?

【第一章】 邪馬台国論争と畿内説

原点に帰る/論争の概要/笠井新也説(日本海経由説)の登場とその黙殺/畿内説の優位

【第二章】 吉野ケ里遺跡は狗奴国か?

広大な遺跡/熊国の中心地・狗奴国/「建国神話」と鉄・硫黄の交易/二つの大国、狗奴国と邪馬台国

【第三章】 卑弥呼と祖先崇拝の時代

邪馬台国成立の意義/「鬼道に事え」る者とは?/箸墓がつくられたわけ/自然崇拝から祖先崇拝へ

【第四章】 卑弥呼誕生の背景──農本主義と身分制社会

移行することの意味/人の本質は自立性にあらず、他者依存性にあり/農本主義の発明と身分化/卑弥呼の歴史的役割

【第五章】 邪馬台国以前と「神武建国神話」

『魏志倭人伝』と記紀の記述/「六合の中心」と神武建国/日時計の中心「唐古・鍵」遺跡/大物主神のエピソード

第局 古代天皇制国家への道程

【第六章】 男系王統の創出

信用を失った「男王」/天照大神の伊勢降臨/神功皇后と応神天皇/世襲王制確立の大事業

【第七章】 雄略天皇と「新神」の誕生

決定的な弱点/一言主神・別雷神・高皇産霊神の登場/三神登場の意味/顕宗天皇の即位事情/歴史は繰り返す

【第八章】 暴走する天皇と王統断絶

「悟り」と暴君の登場/悟りの暴走――顕宗天皇と武烈天皇/壱与の再来――手白香皇女の戦い/「悟り」の作り替え

【第九章】 欽明朝と仏教の導入

聖明王の矛盾した言説/仏教とは何か――『法華経』より/仏教導入の光と影/藁にもすがる思い

【第十章】 「記紀神話」の誕生

統合される神々の物語/神々の整理法/変革の書としての『古事記』

【終章】 「記紀神話」と世界史

法の源は「道理」/伊勢神道と大日本帝国憲法/本居宣長と『古事記』/世界史の中の八世紀/時代区分と歴史学/歴史学の大きな欠陥/「東方」からやって来た先祖/三世紀以前の歴史を描く

あとがき

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大山千恵子
ブログ 「千恵子@詠む...」 毎日更新http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama


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