[CML 035386] Fwd: 【報告】第1329日目★原発とめよう!九電本店前ひろば★

青柳 行信 y-aoyagi at r8.dion.ne.jp
2014年 12月 9日 (火) 07:21:56 JST


青柳行信です。12月9日。

【転送・転載大歓迎】

=鹿児島薩摩川内(せんだい)原発再稼働反対の声をあげよう=
     九電本店電気ビル前
      http://youtu.be/NrMdvBrFo48

九州電力本社に再稼働阻止の申し入れ統一総行動
   ご参加よろしくお願い致します。
日時:12月15日月午後2時  九電公開質問交渉 
集合:1時30分★原発とめよう!九電本店前ひろば★前。
  (室内交渉と九電本店前でのアピール・九電ビル廻りデモ)
 九電公開質問状・当日のスケジュール
http://ameblo.jp/yaaogi/
 「資料」川内原発・玄海原発の再稼働に反対です!
 http://tinyurl.com/p3ddet5

☆原発とめよう!九電本店前ひろば第1329日目報告☆
      呼びかけ人賛同者12月8日3672名。
原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】を募っています。
  
私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
 <ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです。>

★ 横田つとむ さんから:
青柳さん
お疲れさまです。
選挙公約はうそだーーというようなものがたくさん聞き取れます。
選挙前には 「原発は廃炉」という「公約」がたくさん見られます。
どれが本物なのか、きちんと判断する必要があります。
かれらは、これまで何をやって来たのか よく見てみることですね。
あんくるトム 工房
円安と株価高    http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/3283

★ 橋本左門 <無核無兵・毎日一首> さんから:
  ☆ナイ氏には色々アルけど今回の辺野古否定は是と言ふべきだ
      (左門 ’14・12・7〔昨日と入れ替え〕−863)
※ジョセフ・ナイ氏は、元・米国防長官補佐として「ナイ・イニシアティブ」
などで、沖縄と本土のためにならないことを数々やらかしたので、腹に
一物も二物もあるけれど、彼の論調の基本は「アメリカの利益」である
のだが、「中国の弾道ミサイルの射程内にある沖縄に米軍基地が集中
する現状をかえるべきだ」、「中国の弾道ミサイル能力の向上に伴い、
固定化された基地の脆弱性を考える必要が出てきた」と自国の防衛の
ことしか考えていない。しかし、「沖縄の人々が辺野古への移設を支持
するなら私も支持するが、支持しないなら我々は再考しなければならな
い」とマトモなことも言っている。安倍政権に彼の現状認識の正しさは聴
かせなければならない。

★ 西岡淳子 さんから:
雪やみぞれの中、青柳さんお疲れ様です。
何も出来ませんが、
12月1:日水曜日、
雨40%ですが、気温は5℃〜16℃で、
11:30に心臓内科の予約が入ってますので、
それが終わり次第、一人で、テントにお伺いします。
青柳さんは、いらっしゃいますよね?☆
 <青柳コメント:はい、いつものようにいます。>

★ 仮面ライダ− さんから:
  一日川柳
『呆け防止子どもに学ぼう非戦論』
中学生の新聞読者投稿欄 
「人を殺すことは、通常の世界では最も重い罪です。しかし戦場では
その一番重い罪である人殺しを命令されるのです。・・・略・・・
集団的自衛権の行使は、海外で人を殺すことを伴います。
僕には、それは絶対できません」

想像力が欠如しているのは、戦争体験者ではないかもしれません。
そう中学生のこの新聞投稿には脱帽です。

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
昨日は、玄海原発で事故が報告されています。その記事は川内(せんだい)原発関連の記事の次に紹介します。

1.「川内原発再稼働、避難計画不備を指摘 民間シンクタンクが公表 受け入れ市町にアンケート」毎日新聞2014年12月08日地方版
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20141208ddlk46040358000c.html
全文「九州電力川内原発の過酷事故が起きた場合の避難計画について、脱原発を目指す民間シンクタンク「原子力市民委員会」(座長=吉岡斉・九州大大学院教授)は3日、避難と
避難を受け入れる川内原発から30キロ圏内外の計21市町に実施したアンケート結果を公表し、再稼働の問題点を指摘した。11月10?21日にアンケートし、全自治体から回答
を得た。病院や社会福祉施設への説明を実施しているか▽避難受け入れ計画を策定しているか▽避難先を調整するシステムの説明は受けたか??など計18項目を尋ねた。市民委によ
ると、病院や社会福祉施設に説明したのは30キロ圏9市町のうち2市のみ。避難者を受け入れる18市町で受け入れ計画を策定した自治体はゼロだった。自治体からは「
県による受け入れ市町への説明が必要」(霧島市)、「国・県から受け入れ自治体の役割について説明を受けたい」(枕崎市)などの意見が寄せられたという。国際環境NGO「F
oE Japan」理事を務める満田夏花・市民委座長代理は「受け入れ計画もできていない中、再稼働の話だけが動いている」と批判している。
各自治体のアンケート結果は「http://www.ccnejapan.com/2014/sendai/enq/20141203_11.zip」でダウンロードできる。」
・・・この記事は4日の地元のKKB鹿児島テレビでも報道されていましたが、紹介をもらしていました。

2.「衆院選激戦区、再稼働素通り 川内原発お膝元 鹿児島3区」西日本電子版2014年12月09日 03時00分
http://qbiz.jp/article/51433/1/
「・・・・再稼働1番手となる見込みの九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)を抱える衆院選鹿児島3区。3人が立候補した選挙戦は、再稼働を容認する無所属候補と自民候補
が激しく競り合う構図だ。鹿児島県内でも反対の世論が根強い原発再稼働だが、地元同意手続きが既に終了したこともあり、原発のお膝元での再稼働論戦は、激戦の陰になって低調
だ。・・・
●●「川内原発の再稼働は止めてください。お願いしますよ」。薩摩川内市で4日あった無所属前職の野間健の個人演説会。終了後に男性から手を握られた野間は返す言葉がなかっ
た。野間は連合鹿児島の推薦を受け、「反自民」票の結集を図っているが、基本的に再稼働は容認派。演説では時折、避難計画の充実に触れるだけだ。一方で、再稼働に反対する社
民は野間を支援している。社民の幹部(67)は「原発は決して小異ではないが、反自民という大同のための判断だ」と明かす。・・・・
野間と激しく競うのが、父から地盤を引き継いだ自民新人の宮路拓馬だ。・・・宮路が演説で原発に触れることはない。・・宮路が演説で原発に触れることはない。・・・
「原発再稼働をストップし、すべての原発を廃炉にする」と公約に掲げる共産の新人、・・・
薩摩川内市には11日、首相の安倍晋三が応援に入る。・・・・
ただ、市内の農業男性(56)は、ぽつりと言った。「薩摩川内では原発は終わった話。それより農業振興策を聞きたい」」 

3.「玄海原発の発煙トラブルは施工不良が原因」西日本電子版2014年12月08日16時20分
http://qbiz.jp/article/51391/1/
全文「九州電力は8日、玄海原発3、4号機(佐賀県玄海町)の原子炉補助建屋で10月28日に起きた火災について、火元の「局所排気装置」の製造時点での施工不良が原因とみ
られると発表した。九電によると、装置は研究関連設備メーカーのダルトン(東京)が、玄海3号機が建設された1994年に納品。装置内の電気ケーブル接続器具の電流容量が基
準より小さく、接続方法にも不備があったため、接触不良などで発火したとみられる。
九電は再発防止に向け、出火した装置のほか、玄海原発と川内原発(鹿児島県薩摩川内市)にあるダルトンの装置計22台の電気配線方式を12月中に変更する。
一方、ダルトンは同日、焼損の恐れがある排気装置約3万台を自主改修すると発表。装置は玄海、川内両原発のほか国内の6原発にも納品しているという。」

3’.「原発火災原因は排気装置」NHK佐賀12月08日19時04分 ※映像あり
http://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/5083807551.html?t=1418059513046
「・・・・玄海原発では、ことしの10月28日に、3・4号機の原子炉補助建屋内にある「第1放射化学室」と呼ばれる原発施設内の排水などの水質を測定する部屋で、ブレー
カーの周辺が燃える火災がありました。・・・・・
・・・九州電力では、この排気装置の設計ミスか、製造段階での不具合によって電気の容量を超えたことが火災の原因と見て、玄海原発内にある同型の排気装置3台、それに、同じ
メーカーで型が違う排気装置6台について改良を加えるほか、施設内の設備の配線を点検することにしています。」
・・・類似ニュースを佐賀テレビでも?http://www.sagatv.co.jp/news/

3”.「九電がリリースした関連資料(PDF)」
・玄海原子力発電所3、4号機 第1放射化学室における火災発生の原因と対策について?
http://qbiz.jp/apdf/ba4a5c2e1f09ff045a176b26bd036505.pdf
・(別紙)玄海原子力発電所3、4号機 第1放射化学室における火災発生の原因と対策の概要?
http://qbiz.jp/apdf/7607d31b67fbc6b2b3c11c44d451e23e.pdf
・関連資料(PDF)用語等の解説 
http://qbiz.jp/apdf/2a5ebcc42340572233297abbb8d73f4b.pdf

3”’.「<玄海原発>10月の火災 ケーブルコネクターの過負荷原因」毎日新聞?12月8日(月)20時13分配信
http://mainichi.jp/select/news/20141209k0000m040051000c.html
「・・・・・1994年の3号機建設時に外部業者に製作を委託しており、20年にわたって過負荷の状態で運転していた。九電は近く、管内6基の全22台をコネクターを使用し
ない配線方式に変更するほか、他の類似設備のコネクターも点検する。九電が施工不良と判断した装置を製作した実験装置メーカー、ダルトン(東京)によると、九電以外の6原発
にも類似した製品を納入しているという。ダルトンは今後、改修などを実施する方針。」
・・・・22台も20年間にわたり使用してきた、と。車のリコールのような・・・。

衆院選、
4.「(佐賀県)衆院選、原発論戦盛り上がらず 首相回避、民主は曖昧」佐賀新聞2014年12月08日18時26分 
http://www.saga-s.co.jp/news/national/10202/133670
「・・・衆院選で原発をめぐる各党の論戦が盛り上がりを欠いている。安倍晋三首相(自民党総裁)は8日の街頭演説でエネルギー政策への言及を避ける方針を維持した。民主党は
将来的な原発ゼロを掲げるものの、再稼働の是非は党内や支持団体の賛否が分かれて曖昧だ。他の野党は原発利用に前向きな次世代の党を除いて脱原発を主張するが、受け皿になり
きれていない。
首相は8日、静岡と愛知両県で街頭演説したが、原発問題には触れなかった。自民党公約は原子力規制委の基準に適合すれば再稼働を進めると明記。首相が演説で言及しないのは
「不人気な政策」(党幹部)との認識があるとみられる。」

4’.「衆院選に「関心がある」62.2% 前回を大きく下回る FNN世論調査」フジテレビ系(FNN)12月8日(月)12時41分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20141208-00000243-fnn-pol
「・・・・前回、2012年の衆議院選挙の79.9%を大きく下回った。・・・・投票で最も重視する政策課題については、・・・「原発・エネルギー政策」(6.1%)と続いている。・・・・
原発については、再稼働は容認するものの、将来は廃止とする立場の候補者に投票したいとの回答が、半数を超えた(50.6%)。」

電力、
5.「電力関連各社が自民党に3228万献金 原発推進政策とカネの関係」エコノミックニュース?12月8日(月)9時13分配信 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141208-00000029-economic-bus_all
「11月末に公表された2013年度の政治資金収支報告書から、関西電力 <9503> ・中国電力 <9504> ・四国電力 <9507> ・北陸電力 <9505>
の関連会社・子会社が福島第一原発事故以降の3年間で、自民党内政治資金団体「国民政治協会」に合計3228万円の献金を行っていたことが分かった。また、この他にも2013年度に
は、原発メーカー、原発輸出関連企業からの自民党への献金も大幅に増加している。・・・・電力各社は、公益企業として特定政党への献金は自粛するのが建前上のルールとなって
いる。しかしこれはあくまで建前でしかない。・・・・共同通信社が11月末に衆院選立候補予定者に行った政策アンケート調査によると、原発再稼働について、自民党候補者は賛成
が90%、公明党は賛成が79%、・・・・こうした与党の原発推進の裏には、冒頭の電力各社などからの献金も無関係とは言い難いだろう。・・・」

数日前に他紙既報ですが、
6.「関電、再値上げ申請へ」時事通信?12月8日(月)20時0分配信 
「関西電力が、家庭向け電気料金の再値上げ申請を検討していることが6日分かった。来春に10%超値上げすることを目指し、早ければ年内にも経済産業省に申請する。企業向け料金
も同時に引き上げる。原発再稼働が不透明な中、これ以上の業績悪化を回避する狙いだが、家計や企業には負担増になる。」

政府が、
7.「再生エネの「出力抑制」適用拡大へ 政府が検討」西日本電子版2014年12月09日03時00分
http://qbiz.jp/article/51418/1/
「九州電力など大手電力会社5社が再生可能エネルギーの契約手続きを中断している問題で、政府は太陽光などの発電量が需要を上回りそうな場合に、再生エネ事業者が接続を遮断
する「出力抑制」の適用拡大を検討している。電力会社は年30日以内であれば、太陽光と風力発電事業者に無償で出力抑制を要請できるが、30日を超えた分は金銭補償をする必
要がある。無償で出力抑制を求めることができる期間を延ばし、電力会社が再生エネを受け入れやすい環境を整える。
政府は現在、大手電力会社の再生エネ受け入れ可能量を検証中。九電管内では保留中の契約申し込みが約1150万キロワット分あるのに対し、受け入れ可能量は数百万キロワット
にとどまる見通しで、経済産業省は有識者会議での議論を経て年内に拡大策を固める。・・・・政府と電力会社は出力抑制の期間を60日程度や無制限とする案などを検討。新たに
契約を結ぶ太陽光発電事業者を対象に、遠隔操作で接続を遮断できるようシステム整備を義務付けることを軸に調整し、住宅用太陽光や契約済みの設備は適用を見送るとみられ
る。・・・経産省によると、出力抑制が原則無補償で認められているスペインでの適用は2%程度。・・・無償の出力抑制を拡大しても、事業参入への大きな阻害要因にはならない
とみている。」

8.「(プロメテウスの罠)自然エネ危機:17 「日本の近未来の姿」」朝日デジタル2014年12月8日05時00分
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11495670.html
「◇No.1120 自然エネルギーの導入が多い欧州と日本のやり方はどこが違うのか。7月、経済産業省の審議会(新エネルギー小委員会)のメンバーが、固定価格買い取り制
度(FIT)で自然エネを増やしたスペイン、デンマーク、ドイツを視察した。「あれが我が国の近未来の姿ではないか」 視察団のひとり、北海道稚内市長・工藤広(くどうひろ
し)(65)が強い印象を受けた施設があった。マドリード郊外にある送電会社REEの再生可能エネルギー制御センター(CECRE)だ。大きな画面にスペイン全土が示されて
いる。点在する自然エネ発電所を送電線がつないでいる。・・・・
風力や太陽光の発電については天気予報をもとに予測、全土の送電網をセンターが一括して運用する。自動制御して電気を全国に配る。状況に応じて一部の発電を止める。スペイン
は風力の国だ。風力設備は日本の8倍あり、国の電気の2割を風力で発電する。・・・順調に自然エネを増やしているように見えるスペインも、太陽光では手痛い失敗をした。 ス
ペインの成功と失敗。それは日本への教訓になる。」

原発関連メーカー
9.「三菱日立パワーシステムズ、原子力プロジェクト総括部を廃止」時事通信?12月8日(月)20時0分配信 
全文「三菱重工業の子会社、三菱日立パワーシステムズ(MHPS、横浜市)は8日、エンジニアリング本部の中にある原子力プロジェクト総括部を2015年1月1日付で廃止すると発表し
た。原子力プロジェクト総括部では、原発の2次系タービンの開発・製造などを手掛けてきたが、東日本大震災後の原子力をめぐる事業環境を踏まえ、廃止を決めた。2次系タービン
の事業自体はエンジニアリング本部の中で継続し「原子力タービン技術の維持・伝承を図る」(三菱重工広報部)としている。」 

10.「●●「原発ビジネス成り立たぬ」 脱原発の市民団体座長、九大・吉岡氏が会見」2014年12月09日 03時00分 
http://qbiz.jp/article/51431/1/
原子力市民委員会座長を務める吉岡斉(ひとし)九州大大学院教授が8日、東京都内の日本記者クラブで会見し、電力会社や政府に対し「原発から賢明な撤退戦略を考えるべきだ」
と呼びかけた。吉岡教授は、石炭産業が衰退した際、ある程度の生産を続けようと、政府が企業や地域振興に多額の予算をつぎ込んだことを例に挙げ「原発も同じ道をたどる。一定
規模を保とうとすると無駄にお金が使われる」と指摘。その上で「(過酷事故など)何か起きればすべての原発を止めないといけない。原発はビジネスとして成り立たない」と強調
した。
同委員会は九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働に反対してきた。「原子力規制委員会の新規制基準や避難計画の問題を、川内で詳細に分析してきた。その知見を全国
に応用する」とし、再稼働への審査が進む他の原発でも活動を続ける考えを述べた。」 

規制委、
11.「特定秘密の対象なし=要件満たさず−原子力規制委」時事通信2014/12/08-17:44
全文「原子力規制委員会は8日、非公開会合を開き、特定秘密保護法が10日に施行されるのを前に、規制委が保有する情報を検討した。その結果、現時点では同法が定める「特定
秘密」の要件を満たす情報がないと判断し、指定を行わないことを決めた。特定秘密保護法は官公庁が保有する情報のうち、漏えいにより安全保障に著しい支障が生じるとされる情
報を特定秘密に指定するよう求めている。」
・・・今後、ありうるということ。

福島第1原発、
12.「高放射能井戸の濃度低下=建屋周辺、地下水放出計画で−福島第1」時事通信2014/12/08-19:47
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2014120800813
「東京電力福島第1原発の建屋周辺にある「サブドレン」と呼ばれる井戸から汚染地下水をくみ上げ、浄化して海に放出する計画で、東電は8日、10月に最大で1リットル当たり
46万ベクレルのセシウムを検出した2カ所の井戸で、濃度が最大同7700ベクレルに低下したと発表した。東電はこれを受け、この2カ所も海への放出対象に加える方
針。・・・・
東電は11月に汚染井戸との連結部を埋め立てた。12月3日に改めてこの2カ所で地下水を調べたところ、セシウムは最大同7700ベクレル、ストロンチウムなどベータ線を出
す放射性物質も最大同7400ベクレル(10月は同39万ベクレル)と、浄化可能な水準まで下がったという。・・・」
・・・・数値が低くなったから流す!! とんでもない。

13.「正門周辺の大気中の環境放射線量」毎日新聞 2014年12月08日 東京朝刊
「7日正午現在 1.192マイクロシーベルト毎時 数値は東京電力のホームページから抜粋 前日は1.195マイクロシーベルト毎時」

被災地フクシマ、
14.「<常磐道開通>つながる被災地(下)新たな役割/廃棄物輸送占拠に懸念」河北新報?12月8日(月)11時29分配信 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141208-00010015-khks-soci
長い記事「・・・国は除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設の建設を大熊、双葉両町で予定する。廃棄物の搬入計画に盛り込んだのが高速道を輸送に積極利用する方針だ。廃棄物の仮
置き場や現場保管場所は、県内で7万6000カ所余りに上る。「搬入車両が常磐道を占拠することにならないか心配だ」(馬場町長)と沿線自治体の首長らは不安視する。除染や復旧工
事関連を中心に、町内には既に1日約2500台の車両が出入りするが、国道6号は9月の全線開通後、渋滞が激しい。・・・」
・・・国が開通を急ぐのは、このため。

155.「(証言そのとき)再生請負人がゆく:9 福島、バスで5000人運んだ 冨山和彦さん」朝日デジタル2014年12月8日05時00分
http://www.asahi.com/articles/DA3S11495666.html
「◇元産業再生機構COO 「3・11」。あの大震災の夜のことでした。「福島第一原発近くの住民を避難させるため、バスを至急手配してほしい」。国土交通省の幹部から、私
の会社が経営する福島交通に、急な電話が入ったのです。
《政府の産業再生機構が解散した後、冨山さんは経営コンサルタントの「経営共創基盤」を設立し、トップに就く。その後、子会社を通じ、福島交通や茨城交通など、東北のバス会
社の経営に乗り出した。地方バス会社の再建を、不採算路線の収支改善などで成功させた機構時代の経験が生きる、と判断したからだ。》・・・・震災後の10日間だけで、福島、
茨城交通で延べ128台を出し、約5千人の住民を退避させました。」・・・・有料設定記事です。

16.「8日県内各地の放射性物質検査結果・県内13箇所の放射線量量測定値」福島民報12月9日朝刊紙面
http://www.minpo.jp/pub/jisin_jyouhou/01.pdf
※ここにある数値は、モニタリングポストの周辺が除染された環境にある結果です。
※この紙面は、同じURLで毎日更新されています。
・・・「都市公園の放射線モニタリング結果」
・・・「●震災関連死 新たに4人認定 南相馬市」→1817人になりました。

17.「(栃木県)【全県】環境放射能の調査結果(原子力規制委発表)」下野新聞12月8日17:25
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/news/20141208/1802971
▼空間放射線量率(8日午後5時。単位はすべてマイクロシーベルト/時。地上1メートルで測定。宇都宮(下岡本町)のみ高さ20メートル)・・・・・・・>

原発立地地域、
18.「(愛媛県)大災害を想定、消防や住民ら訓練 愛媛大病院」愛媛新聞ONLINE?12月8日(月)17時30分配信 
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20141208/news20141208303.html
「南海トラフ巨大地震などの大規模災害時、拠点病院となる愛媛大医学部付属病院(愛媛県東温市志津川)で7日、市消防や自主防災組織、行政などが参加した災害訓練があった。約
500人が病院と連携し被害を最小限に食い止めるべく、医療体制の確認を進めた。
訓練は震度6強の地震で火災が発生したと想定・・・・約160人の傷病者について、医療スタッフらが緊急性や症状の重さで4段階に選別した。救急外来では、四国電力伊方原発による
二次災害で被ばくしたと想定して患者を受け入れ。緊迫した雰囲気の中、診療放射線技師や医師、看護師らのチームが放射線量を測定し汚染された傷を洗浄したほか、救急隊員の線
量も確認した。」

19.「(愛媛県)農業・福祉・防災の拠点つくろう 遊休地に多機能農園  松山市のNPO法人」日本農業新聞?12月8日(月)12時18分 
http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=31141
「福島第1原子力発電所事故の避難者らでつくる、松山市の特定非営利活動法人(NPO法人)「えひめ311」が、各地で相次ぐ遊休農地を農業・福祉・防災など多くの機能を発揮する福
祉農園にしようと提案している。・・・
委員長を務める同大学農学部の香月敏孝教授は「就労困難な人の社会復帰や大学生の栽培実習、幼稚園での野外体験など、幅広い利用をしていきたい」と構想を描く。1年目の今年
は、障害者の就労を支援する市内のNPO法人「農業で古里創り」が就労の場として利用しタマネギや小松菜、ホウレンソウを栽培。・・・・・」
・・・伊方原発が事故を起こして再びこの地を追われないように!!

20.「(福井県)老朽原発運転延長に地元は抵抗感 世論調査、世代間でも違い」福井新聞12月8日(月)8時12分配信
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nationalelections/59128.html
「福井新聞社は衆院選の福井県内情勢を探る世論調査に合わせ、原発に関する電話世論調査を行った。原則40年の運転制限がある古い原発の運転延長の是非に関し、「安全が確認さ
れれば運転するべき」とする回答は36・0%にとどまった。一方「40年を超えた原発は動かすべきではない」は31・6%。「年数にかかわらずすべての原発を動かすべきではない」も
22・6%あった。・・・・
年齢別では、40年超運転の容認が最も高かったのは20代の57・5%、次いで40代の40・5%。40年制限は40代が37・4%と一番高く、70歳以上の24・3%を除き、どの年代も3割以上あっ
た。全廃炉は70歳以上で30・2%を占め、年代が上がるにつれ、原発に不安を感じている傾向がある。・・・・」
・・・・この記事にはグラフがあります。
関連、
21.「(福井県)衆院選、現実味欠く原発比率の論戦 集中立地・県の将来左右」福井新聞(2014年12月8日午前10時02分)
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nationalelections/59141.html
・・・長い記事です。お時間があれば検索してどうぞ。

22.「(福井県)もんじゅ:廃炉求める 全国の市民団体、敦賀で集会 研究者ら危険性講演」毎日新聞 2014年12月08日 地方版
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20141208ddlk18040392000c.html
「高速増殖原型炉もんじゅ(敦賀市)の廃炉を求める全国の市民団体の集会が6日、同市東洋町のプラザ萬象で開かれた。ナトリウムを冷却材に使うもんじゅの危険性などについて
研究者らが講演し、全国から参加した約600人が耳を傾けた。・・・・・」

23.「(茨城県)東海第2再稼働反対57% 県内世論調査 9条改憲、反対4割超」茨城新聞2014年12月8日(月)
http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14179710631260
「衆院選に合わせ、県内有権者を対象に茨城新聞社が実施した世論調査で、運転停止中の日本原子力発電(原電)東海第2原発の再稼働に「反対」と答えた人は回答者全体の57・6%とな
り、「賛成」の24・7%を大きく上回った。再生可能エネルギーなどを中心とする「脱原発」への転換に「賛成」と答えた人も56・0%と過半数を超え、県民に原発への抵抗感が根強い
ことがうかがえる。・・・・
今回の調査で、東海第2原発再稼働について、女性は反対が61・4%に上って賛成の17・8%を大きく上回り、男性も反対が53・7%、賛成が31・7%。20代男性を除いて、男女とも全ての年
代で反対が多数を占めた。
支持政党別では、民主で反対70・6%、賛成18・8%だったほか、維新、共産、生活、社民で反対が7割以上に達した。新規制基準に適合した原発を再稼働させる方針の自民でも反対49・
0%、賛成33・5%と反対が上回り、公明も反対56・5%、賛成29・4%だった。無党派層は反対58・9%、賛成19・7%だった。選挙区別では全選挙区で反対が賛成を上回ったが、東海第2原発
が立地する東海村を含む5区は反対が49・7%にとどまり、賛成が30・0%に上った。・・・」

24.「(青森県)(票流)原発再稼働 東通村民の思い交錯」デーリー東北2014/12/08?11:00
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/kita_ar/20141208/201412070P042640.html
「下北半島の東部に位置する東通村。東北電力東通原発1号機が立地する白糠地区は4日、衆院選が公示された2日から断続的に降り続いた雪に包まれていた。東京電力福島第1原
発事故から、間もなく3年9カ月。原発の再稼働は選挙戦の争点の一つ。東北電は2016年3月を目指す。
自宅の雪かきに汗を流していた女性(70)に尋ねると、「原発? そりゃあ怖いですよ」とぽつり。「大きな声では言えない。だけど皆、どこか不安なんじゃないかな」と、表に
出せずにいる思いを口にした。白糠地区から陸路での避難は国道338号に限られる。道路が寸断されたり、南にある六ケ所村の再処理工場でも事故が起きたりしたら・・・。村は
国のエネルギー政策に協力するとして、原発と共存する道を歩んできた。「何かあっても逃げ道がないような場所だから…」。多くは語らないが、再稼働には懐疑的だ。」・・・・
紙面では、さらに記事が続いているようです。

原発周辺自治体、
25.「京都府、高浜原発事故時にヨウ素剤配布へ 立地県外で初」京都新聞?12月8日(月)18時40分配信 
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20141208000113
「京都府は8日、関西電力高浜原発(福井県高浜町)の半径5キロ圏内にある舞鶴市松尾、杉山地区の住民に今月下旬、原発事故時に甲状腺被ばくを防ぐ安定ヨウ素剤を事前配布す
ると発表した。国の原子力災害対策指針に基づく事前配布は、原発立地県以外で初めて。
高浜原発3、4号機は原子力規制委員会の審査が進んでおり、川内原発(鹿児島県)に次いで再稼働2番手と目されている。国の指針は約5キロ圏で安定ヨウ素剤の事前配布を求め
ており、福井県は11月から高浜町で事前配布している。配布は、松尾地区は19日、杉山地区は21日に各地区の集会所で行う。対象者は3歳以上の住民計70人。・・・服用
は、事故時に原子力規制委が必要性を判断した上で府や市が住民に指示する。・・・
安定ヨウ素剤の配布は福井、愛媛、佐賀、鹿児島に次いで5府県目。」

参考資料、
26.「温室ガス、目標提示期限は5月末 ペルーのCOP20」西日本2014年12月09日 01時23分
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/science/article/132132
「・・・・今後の議論で修正される可能性があるが、目標提示時期の見通しがない日本に対して圧力が強まった形。・・・」

27.「【群馬】「知る権利奪うな」「戦争させない」 高崎でパレード」東京新聞2014年12月8日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20141208/CK2014120802000167.html
「十日に施行が迫る特定秘密保護法の廃止を求め、集団的自衛権の行使容認に反対するパレードが七日、高崎市であった。県内から約二百人が集まり、「知る権利を奪うな」「戦争
はさせない」と声を上げた。・・・・集団的自衛権の行使を判断する過程が同法で国民に隠される恐れがあるとして、群馬弁護士会が主催した。戦争や原発に反対する市民団体も参
加し、のぼり旗や横断幕を掲げて、城址公園を発着点に高崎駅周辺の約二キロを練り歩いた。」

28.「<秘密保護法・集団的自衛権>日本ペンクラブが警鐘の声明」毎日新聞?12月8日(月)18時18分配信 
http://mainichi.jp/select/news/20141209k0000m040129000c.html
「日本ペンクラブ(浅田次郎会長)は8日、施行が10日に迫っている特定秘密保護法▽閣議決定した集団的自衛権▽原発推進−−という三つの動きをめぐり、「日本は、近年、大
きく変質しようとしている」と警鐘を鳴らす声明を出した。・・・」

29.「鳥越俊太郎氏 「菅原文太さんは心の底から日本を憂いてた」」NEWS ポストセブン?12月8日(月)16時6分配信 
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141208-00000022-pseven-ent
「・・・映画関係者は「昔から政治に強い関心を持っていた」と口を揃える。それは通信社記者の父を持ち、ジャーナリスト志望であったこととも無関係ではないだろう。仙台一高
時代には新聞部に在籍し、1年後輩の作家・井上ひさし氏の原稿に赤字を入れていたエピソードも持つ。東日本大震災以降、遅々として進まぬ復興や、原発問題に対する政治の無策に
憤りをあらわにした。・・・・
「付き合いを重ねるうち、菅原さんが心の底から今の日本と日本人の有り様を憂いていることがよく分かった。彼は、豊かな社会になったのに“人の命”がないがしろにされている
この国をどうにかしなければならないと必死だった。・・・」

30.「産経新聞社が記事取り消し 承諾得ずにコメント掲載」佐賀新聞2014年12月09日 01時16分
http://www.saga-s.co.jp/news/national/10203/133743

「産経新聞社は8日、朝日新聞社の新体制を報じた6日付朝刊の「木村前社長処遇 なぜ二転三転」(見出しは東京最終版)の記事を取り消すと明らかにした。ジャーナリスト江川
紹子さんのコメントを、本人の承諾を得ずに作成したためと説明している。・・・ 記事は、東京電力福島第1原発事故の「吉田調書」報道取り消しなどを受け、5日付で退任した
朝日新聞社の木村伊量前社長が、顧問就任を辞退した経緯などを報じた。」

今朝届いた西日本新聞朝刊紙面では、
5面下方に小さく、10.の記事、
7面経済面上段トップに、7.の記事、
34面に、2.と3.の記事、

35面に火山の多い鹿児島県の離島での火山噴火に関する記事、参考まで、
31.「見捨てられた火山島 検証「口永良部噴火」 観測機は全滅、国会議員視察もゼロ」2014年12月09日 03時00分
http://qbiz.jp/article/51432/1/
「・・・・8月3日午後0時半前、島の真ん中にある新岳が34年ぶりに噴火した。現在も噴火警戒レベル3(入山規制)。火口から半径2キロは立ち入り禁止のまま。気象庁が
24時間監視する全国47火山のうち、警戒レベル3が出されているのは他に、9月27日の噴火で戦後最悪の被害が出た御嶽山(おんたけさん)=長野、岐阜県=と、年に千回以
上噴火する桜島(鹿児島県)だけだ。・・・」・・・有料設定?


2面の社説も気になるテーマ、
32.「「改憲」再起動もありうる」
・・・・自民党が議席を伸ばすと、また改憲策動が強まる、と。
社説検索は11時頃⇒ http://www.nishinippon.co.jp/nnp/syasetu/

今朝の紙面は以上です。(12.9.4:30)
※この新聞記事紹介は、この時間を過ぎた頃には次のフェイスブックにも毎日貼り付けています。 
⇒ https://www.facebook.com/yasuyuki.funatsu

★ たんぽぽ舎 さんから:
【TMM:No2355】
┏┓
┗■.高コストの原発導入は、核兵器技術を獲得するため
 |  原発再稼働は、実に愚かな選択  (連載その2)
 |  IAEAは「原発事故の影響は大したことはない」ことを教育・宣伝する
 └──── 小出裕章(京都大学原子炉実験所助教授)

 ただし、これまで人間が放射能で地球を汚染してきたことに関しては、様々な経験があります。福島第一原子力発電所の前には、チェルノブイリ原発の事故が1986年にありまし
た。その前には1950〜60年代にかけて、膨大な大気圏内核実験が行われています。空中で核爆弾を爆発させて、放射性物質をばらまいた訳です。
 福島原発事故でばらまかれたセシウム137は、日本政府の公式発表によると、広島原爆168発分だと言っています。それだけでも大変な量ですが、大気圏内核実験はその60倍で
す。それが太平洋・大西洋、大陸にも降り積もって、地球を汚染したのです。
 ですから、福島事故で海へ流れ出ていっている放射性物質は、正確な評価ができないのですが、セシウムについては、大気中に放出したものと海に放出したものはほぼ同等程度だ
ろう、と思っています。
 そうすると、大気中に放出したセシウム137は、大気圏内核実験で既にその60倍をばらまいて地球上を汚していた訳ですから、全地球を平均的に汚染したとすれば、大気圏核実
験のほうが多いのです。太平洋は、これから福島から放出される放射性物質で汚れていきますが、これまでの汚染を超えることは、たぶんないと思います。
 ただし、福島近海や阿武隈川河口は、放射性物質で濃密に汚れています。そこの海産物は取らないというような注意をすれば、良いとは言いませんが、有効な手段の一つだろうと
思います。

編…IAEA(国際原子力機関)は、福島で1.放射線モニタリング、2.除染、3.福島県立医科大学と協同で健康管理に関する研究・事業を行うとしています。実際には何を
やっているのでしょう?
小出…何もやっていないでしょう。実働部隊は、福島県や原子力開発機構などでしょうし、それらが収集したデータを眺めて、指示を出すことはあるかもしれません。
 IAEAは、加盟各国の意を汲む研究者が集まっている国際組織ですが、そもそも「核爆弾開発」に起源をもつ組織です。1945年 、アメリカ合衆国が広島、長崎で原子爆弾を爆発
させ、人類は初めて核エネルギーに接することになりました。米国が核爆弾を製造できたのは、第2次大戦で主戦場にならず、資源も豊かだったからです。
 米国は、核兵器を当分は独占できるだろうと思っていたのですが、1949年8月には、早くもソ連が原爆製造に成功し、核の独占は崩れます。そこで米大統領・アイゼンハワーは、
核独占を維持しながら核技術開発を継続するために、「原子力の平和利用」を打ち出します。核爆弾製造施設であるウラン濃縮工場や原子炉、再処理工場を、原子力発電施設として
外国に売りつけ、金儲けをしながら技術開発を維持したいと考えたのです。
 しかし、原子力発電は核技術そのものなので、原発輸出は核兵器拡散になります。そこで1957年、 米国は国際原子力機関を設立したのです。このためIAEAは、2つの矛盾した
役割を負わされることになりました。
 それは、1.「原子力の平和利用」を世界に広め、米国が原発ビジネスで金を儲けることを支えること、2.他国に核兵器を作らせないための徹底した監視、です。国連安全保障
理事国は、核兵器を独占して世界を支配する国々ですから、IAEAを通じて核兵器の拡散を阻止しようとしてきたのです。
 IAEAとは、そういう国際機関ですから、原理的に原発否定はあり得ません。福島でやることははっきりしていて、「原発事故の影響は大したことはない」ことを教育・宣伝す
ることです。
 IAEAから派遣された「専門家」の仕事は、「福島で事故は起きましたが、健康被害は大してことはありません」と事故を過小評価するための作業なのです。

○目先しか見ない人たち
編…再生可能エネルギー固定価格買取制度が、機能しなくなっていますが…
小出…目先のことしか見られない人たちだと思います。説明します。原子力発電は、燃料のウラン埋蔵量が石炭の数百分の1という少量ですから、早晩消えて無くなります。石油・
石炭などの化石燃料は、当分大丈夫ですが、100年の単位では枯渇するエネルギー源です。そうなると、人類が頼るべき枯渇しないエネルギー源は、太陽しかないのです。そのために
は、長期の見通しを立てて、計画的にシフトしていくしかありません。
 現状の再生可能エネルギー促進制度には数々の問題があると思いますが、いずれにせよ進まねばならない方向性なので、環境負荷を少なくしながら移行の方法を考えなければなら
ないし、できるだけ早く実践に移す必要があります。
 固定価格買取制度は必要な制度ですが、電力会社は原子力を少しでも延命して、自然エネルギーへのシフトを遅らせたいために、足掻いているのだと思います。本当に困った人た
ちです。(連載その3に続く)
 ※(人民新聞オンライン 1531号 2014/11より許可を得て掲載)

★ 京都の菊池 さんから:
です。 さんのコメントを転送します:
 「福島、沖縄は捨て石」 衆院選で県内避難被災女性  琉球新報12月7日記事
http://list.jca.apc.org/public/cml/2014-December/035489.html

(※下記とは別件ですが、
今日12/8発売の小学館のビッグコミックスピリッツに
美味しんぼ 新刊 111巻が12/10水曜日に発売というお知らせが出ていました。
選挙の前に発売されます。)

・・・
 「捨て石」。その言葉を福島県出身の女性(47)は2012年3月、初めて訪れた沖縄で知った。
11年3月の東京電力福島第1原発事故後、避難した那覇市での暮らしは3年目。
故郷の復興は見通しがつかない。沖縄県民として前回の衆院選、11月の県知事選でも投票した。
沖縄で2度目の衆院選投票を控え、「捨て石」という言葉が福島にも当てはまると痛感する。
・・・
◆「福島、沖縄は捨て石」 衆院選で県内避難被災女性  琉球新報
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-235487-storytopic-271.html

記事は
・・・
 約70年前の戦争で日本本土を守るため、捨て石にされた沖縄は戦場になった。
「今も政府は基地を押し付けている」。
無関心で済まされない現実を目の当たりにし、次第に政治への関心を抱くようになった。
 「汚染土壌は結局、福島に建設予定の中間貯蔵施設への保管が決まった。
沖縄では名護市辺野古に新基地建設が強行されている。
福島も沖縄も捨て石だ」
 原発、基地をめぐる問題にはいずれも命が関わる。女性は避難者や基地に苦しむ国民がアベノミクスや消費税増税の議論の影に隠れていると感じる。景気回復の実感もない。基地
問題の公約を重視して今回投票するつもりだ。
 衆院選中の10日、特定秘密保護法が施行される。国民の命に関わる情報に「秘密」の網がかけられないかと懸念する。
「多くの国民が声を上げると、権力者は自分勝手に動きにくい。だから政治への関心が高まらないように、権力者が仕向けていると勘繰ってしまう。
私たち有権者が関心を持ち、1票を投じることは大切だ」

という、彼女の思いと言葉を伝えています。
ぜひ多くの人にお伝えください。(ぜひ上記の記事URLで記事全文もお読みください)

琉球新報は下記の記事も報じています。

辺野古工法変更、知事承認に抗議 県庁前で座り込み(2014.12.7)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-235492-storytopic-271.html

秘密法評価で与野党に相違 衆院選アンケート(2014.12.7)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-235491-storytopic-271.html

★辺野古新基地建設反対アピール(略称辺野古アクション・火曜日行動)
・12月9日(火曜日)18時30分〜19時30分 天神パルコ前 
・連絡先(080-1760-4767いで)

−−−−−集会等のお知らせ−−−−−−

【テントひろばから生まれたオリジナル曲】
●「きみへ」 さよなら原発!●
http://youtu.be/kCyPiK48E00
音声と画像(池田@中津・作)★九電本店前ひろば★紹介。

「きみへ 〜さよなら原発!福岡〜 」
http://youtu.be/WZb9zgoMY8s  
編曲・歌 荒木美帆(声楽家)

<私のフェイスブック>
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004132171448

●12・15九州電力本社に再稼働阻止の申し入れ統一総行動●
    ご参加よろしくお願い致します。
日時:12月15日月午後2時  九電公開質問交渉 
集合:1時30分★原発とめよう!九電本店前ひろば★前。
  (室内交渉と九電本店前でのアピール・九電ビル廻りデモ)
 九電公開質問状・当日のスケジュール↓
http://ameblo.jp/yaaogi/
 「資料」川内原発・玄海原発の再稼働に反対です!
 http://tinyurl.com/p3ddet5

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
     第11回裁判判 2015年1月23日(金)14:00から 佐賀地裁
             原告総数 原告総数 8774名(12/4現在)
  ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html

● 玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会 ●
判決公判 2015年3月20日(金)11時、佐賀地裁。
     ホームページ: http://www.facebook.com/genkai.genpatsu

○−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−○
         ★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
         午前10時から午後4時。(土・日曜・休日は閉設) 
      ♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
         場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
    地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
        ★☆ (ひろば・テント080-6420-6211青柳) ☆★
          <facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

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