[CML 035336] 今日の言葉(「私」と総選挙)18 ――いとうせいこうさん(俳優・小説家)の「一羽の鳥について」という「詩」のようなかたちをした言葉がなにやらもてはやされているらしいことへの違和感
higashimoto takashi
higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
2014年 12月 5日 (金) 20:17:05 JST
今日の言葉はいとうせいこうさんの「一羽の鳥について(あらゆる選挙に寄せて)」という言葉への私の違和感。その反語と
しての「一羽の鳥について」という言葉の紹介です。いま、フェイスブックやツイッターなどで大きな反響を呼んでいる言葉だ
といいます(弁護士ドットコム)。たしかにいとうせいこうさんの言っていることは間違いではありません。正論だと私も思いま
す。にもかかわらず、私は、いとうせいこうさんの言葉に強い違和感を感じます。
http://www.bengo4.com/topics/2378/
「『自分一人が投票したところで何も変わらないと思う一人』が投票すると社会が変わる」というのはたしかにまっとうで、き
れいな言葉です。が、そういうまっとうで、きれいな言葉の使用は、選挙管理委員会が発注する広告会社のコピーライター
諸氏にでもまかせておけばよいのではないか。いま、私たちに必要な言葉は、単なる投票の勧めではない。もちろん、「美
しい青空をとりもどそう」などと拡声器で虚しく叫ぶ空々しい言葉でもない。「投票すると社会が変わる」という言葉も同じこと
です。単に投票するだけでは社会は変わらない。
私たちにいま必要な言葉。それは、自民党の首相安倍につながるどのような人脈の候補者にも絶対に投票しないこと。私
たちを猫なぜ声で貶めて私たちを日に日に貧しくさせていくアベ自民党には絶対に投票しないこと、を訴える言葉。手前味
噌の自己主張で票をばらけさせ、結果として自民党のひとり勝ちを容易にするいわゆる第3極なるものにも絶対に投票し
ないこと、を訴える言葉ではないか。
私のいとうせいこうさんの言葉への違和感はそういうものです。いとうせいこうさんの言葉に違和感を持たず、フェイスブッ
クやツイッターなどで彼の言葉を拡散している人たちは、投票所で誰に、どのような政党に投票するつもりなのでしょうか?
以下、省略。全文は下記をご参照ください。
http://mizukith.blog91.fc2.com/blog-entry-1090.html
東本高志@大分
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http://mizukith.blog91.fc2.com/
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