[CML 035324] Re: 12.4「声明:東京地裁によるテント裁判“結審”強行を弾劾する」
長船 青治
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2014年 12月 4日 (木) 22:41:28 JST
「講義声明」→「抗議声明」に「2012年12月4日」→「 2014年 12月4日」にそれぞれ訂正します。
長船から
On 2014/12/04, at 21:26, 長船 青治 wrote:
> 長船です。
>
> 本日のテントの記者会見で配布された抗議声明を送信します。
>
> ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
> 声明:東京地裁によるテント裁判“結審”強行を弾劾する
> ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
>
> 12月3日、東京地裁大法廷にて、テント裁判第9回口頭弁論が行われた。
> 今回の口頭弁論では、前回法廷で、当事者参加を申し立てた43名のうち、福島の女性たちをはじめとする6名が法廷内に入り、福島県双葉町で3・11事故に遭遇し、
> 現在も都内に避難している亀屋幸子さんの感動的な陳述が15分にわたって行われた。
> 法廷をうめる多くの人々が涙ながらに聞き入った。
>
> ところがその直後に、村上正敏裁判長(民事37部)は、「合議のため、5分間休憩します」といい、3名の裁判官は合議室に消えた。
> そしてこの「休廷」ののち、裁判長は、弁護士の証拠・証人調べ請求を却下、続いて間髪を入れず「今回の法廷で弁論は終わります」とつぶやき、閉廷を宣言することもなくそそくさと姿を消した。
> 一瞬の出来事だった。請求却下直後に弁護士が「忌避」を申し立てたが無視した。
> 傍聴席の多くが何が起きたのか理解できなかったが、これが昨年3月以来続いてきたテント裁判の「結審」だった。
>
> 弁護士らは、直ちに裁判部に抗議したが、村上裁判長は姿を見せず、一切の要請・確認にも応じなかった。
> 裁判長の「審議終了」発言の前に、われわれは「忌避」を申し立てた。
> 裁判は止まっているはずだ、という抗議にも一切回答しなかった。
> シナリオ通りに法廷は進行した。
> 先日の進行協議で裁判所は、次回第10回口頭弁論の期日を来年2月26日と指定した。
> また今回法廷では前記・亀屋さんの陳述を認めるなど、被告とその代理人側の意向に応えるかのようなポーズをとりながら、だまし討ち的に「結審」を強行したのだ。
>
> われわれは、怒りをもって村上裁判長の無謀な訴訟指揮を弾劾する。
> これは、国・経産省の意に沿った、鹿児島・川内原発再稼働情勢の切迫と一体となった暴挙である。
> 福島原発事故は終わったどころか、始まったばかりだ。
> 廃炉への道のりは少なくとも数十年といわれている。
> にもかかわらず原発の再稼働・輸出などにひた走る安倍政権の血迷った暴走は、まさしく亡国の道である。
> われわれは許すことも、諦めることもできない。
> 引き続き、脱原発の砦・テントを守り抜き、原発をなくし、再稼働を阻止するために全力をあげる決意である。
>
> 2012年12月4日
> 「経産省前テントひろば」
>
> ~~~~~「講義声明」転送ここまで、~~~~~~~~~~~~
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