[CML 033435] インド・モディ首相来日:原発輸出に武器輸出、さらに日印「防衛協力協定」(軍事協力協定)を締結⇒【8・29モディ・インド首相来日緊急講演会】「インドへの原発輸出を考える-日印原子力協定の何が問題か?」にぜひご参加を!
uchitomi makoto
muchitomi at hotmail.com
2014年 8月 26日 (火) 12:28:15 JST
インド・モディ首相、日本滞在を延長か “中国へのシグナル”と現地紙報道
http://newsphere.jp/politics/20140825-3/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=20140825-3
更新日:2014年8月25日
15日、外務省はインドのモディ首相が今月31日〜9月3日の日程で来日し、9月1日に安倍首相と会談を行うと発表した。
海外メディアは日印首脳会談において、日本からインドに対する、民間レベルでの原発輸出や、海上自衛隊の救助飛行艇「US2」の輸出問題が取り上げられるだろうと述べるほか、以下のような点に注目している。
【訪日は30日?】
インドの日刊紙ザ・タイムズ・オブ・インディアは、モディ首相のインド出発はインド政府の発表と異なり30日で、日本滞在が1日延びることになった、と報じている。
モディ首相は「東京から離れたもう1つの都市」も訪れるだろう、と25日付の同紙は報じ、「訪日延長は中国に対する明確なシグナルの可能性がある」と述べる。
というのも同紙によれば、前任のマンモハン・シン首相も2013年の訪日直前に滞在期間を延ばす決定を行ったのだが、インド政府が公式には関連性に言及しなかったものの、それは中国軍がラダクに侵入した時期だったという。
【外務・防衛協議を格上げ】
インド紙エコノミック・タイムズは、日印両国政府がそれぞれ、外務・防衛当局による次官級対話を格上げし、閣僚級協議を創設する方向で調整に入ったと報じている。
日本が外務・防衛閣僚級協議を行っているのは、アメリカ、ロシアほか数か国のみであり、これが実現すれば、モディ首相訪日のハイライトの1つになるだろう、と同紙は述べる。
【防衛協力協定も】
英デイリーメール紙は、モディ首相の来日中に日印両国は、「防衛協力協定」を締結するだろうと報じている。
覚書(MoU)の性格を帯びる本協定によって日印両国は、防衛装備品の購入や生産に関する協力の枠組みを整えることになり、やがては合同演習も可能になるだろうという。
同紙は、中国のせいで東アジアの治安が悪化していると主張する日本政府は、集団的自衛権の行使を可能とするような平和憲法の解釈変更を行い、様々な国々との間で、アメリカを含めた三国対談を確立している、と述べる。
一方、インドにとっての課題は、自国の利益となるようなバランスを保つことである、と同紙は見る。
海外メディアはいずれも、訪日の数週間後にモディ首相が、中国の習国家主席を招くことになっている、と報じている。
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【8・29モディ・インド首相来日緊急講演会】「インドへの原発輸出を考える-日印原子力協定の何が問題か?」
https://www.facebook.com/events/728106017225577/
■日時:2014年8月29日(金)午後7:15~9:00(キンカン行動終了後です)
■場所:キャンパスプラザ京都 第4講義室
http://www.consortium.or.jp/about-cp-kyoto/access
■内容
●クダンクラム原発反対運動の動画上映
●講演「インドへの原発輸出を考える-日印原子力協定の何が問題か?日本とインドの民衆が連帯する関係を築くために」
●講師:佐藤大介(ノーニュークス・アジアフォーラム ジャパン)
ノーニュークス・アジアフォーラム
http://www18.ocn.ne.jp/~nnaf/
■資料代:500円
■主催:8・29緊急講演会「インドへの原発輸出を考える-日印原子力協定の何が問題か?」実行委員会
■共催:ノーニュークス・アジアフォーラム ジャパン、汚染水問題を憂う京都府民の会
■連絡先:汚染水問題を憂う京都府民の会・代表世話人・木原壯林
TEL:090-1965-7102 E-mail: kiharas-chem at zeus.eonet.ne.jp
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福島の苦悩 インドも 第一と同型 タラプール 元原発技官が映画化
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014073102000248.html
2014年7月31日 夕刊
「日本の皆さんには、国際的な反核運動の先陣を切ってほしい」と語るインドゥルカー監督
福島第一原発と同じ型では世界で最も古いインドのタラプール原発。その地元の村で暮らす人々の健康被害や貧困を描いた短編映画「ハイ・パワー 大いなる力」が八月一、二日、東京都内で上映される。来日した元原子力エンジニアのプラディープ・インドゥルカー監督(50)は「フクシマを経験した日本の皆さんに、現実を知ってもらいたい」と訴える。 (原尚子)
「国はわれわれをだました。仕事をやる、施設を造ると言ったのに、何も実現していない」。村の女性が険しい顔で訴える。一九六四年の建設当時、原発は「大いなる力」と熱狂的に迎えられた。しかし今、村人たちはカメラに向かって不満をぶちまける。
「約束のインフラが整備されなかった」「村では不漁や不作が続く」「がんや流産も増加している」。インドゥルカー監督は「メディアは沈黙し、インターネット環境も整わない村では(放射線測定器の)ガイガーカウンターも知らない」と嘆く。
映画では、大都市に住む電力消費者の男性が村を訪ね、人々の話を聞く。人々の話は、監督が村民にインタビューした映像を利用。ドキュメンタリータッチの短編フィクションだ。
タラプール原発は、インド西部の大都市ムンバイから北へ約百キロの村に建設された。1、2号機は福島第一原発と同じ米ゼネラル・エレクトリック社製で、同じ型では世界最古。インドにある原発の中でも最も古く、現在も使われている。
監督は八三年から十二年間、インド最大の原子力研究機関「バーバ原子力研究センター」に勤務した。アレルギー症状や神経痛などを感じて退職。体調不良や仲間の自殺などが重なり、二〇〇九年から反原発運動に関わる。タラプール村には〇九年末から通い始め、一〇年十二月から三カ月ほどかけて撮影したという。
安倍政権はインドへの原発輸出に向け、日印原子力協定の締結を目指している。インドゥルカー監督は「それが意味することを考え、世界的な反核の動きにつなげたい」と話している。
映画は二十七分。八月一日午後二時から渋谷区の津田塾大千駄ケ谷キャンパスと、二日午後五時から台東区谷中三の一七の一一の「谷中の家」で。津田塾大は五百円。谷中の家は申し込みが必要で上映とトークが千円、交流会が五百円。問い合わせは萩谷海さん=電090(4026)5974=へ。
<インドの原発> 急激に経済成長を続けるインドは原発推進政策を進めている。日本原子力産業協会によると、今年1月時点で6カ所の20基が稼働中。核拡散防止条約(NPT)や包括的核実験禁止条約(CTBT)に加盟していないため、日印原子力協定の締結で日本からの原発輸入が可能になると、核兵器開発につながりかねないとの指摘がある。
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国際アピール★日印原子力協定を放棄せよ
みなさま(重複ご容赦、拡散歓迎)
●8月27日に、両首相に提出します
どうか、ご賛同をよろしくお願いします
現在の賛同団体を下記に記載しています
(ご賛同してただいた方、ありがとうございました)
インドのナレンドラ・モディ首相が8月31日から来日し、
9月1日に日印原子力協定締結について会談を行う予定です。
福島原発事故を引き起こした日本が海外に原発を輸出すること自体が
容認しがたい行為ですが、核保有国であるインドへの原子力協力など、
とうてい受け入れられるものではありません。
この事態を食い止めるため、ぜひとも皆様のご賛同をお願いいたします。
お名前(個人名または団体名)(外国の方は国名も)をメールで
→ sdaisuke at rice.ocn.ne.jp
「日印原子力協定を放棄せよ!
安倍晋三首相とナレンドラ・モディ首相への国際アピール」
英文 http://www18.ocn.ne.jp/~nnaf/129d.htm
インドのナレンドラ・モディ首相が、8月末に来日します。そして9月1日に行われる安倍
首相との会談では、懸案となっている日本とインドの原子力協定締結に向けた交渉が一気
に進む可能性があります。この問題を懸念する日本、インド、そして世界の市民は、両首
相が協定に関する交渉を即刻停止することを求めます。
この協定は、人々の反対を無視して暴力的に原発を推進しているインドを舞台として、世
界の原子力産業に息を吹き返させるものです。そうなれば、福島原発事故後に積み上げら
れてきた脱原発の努力は、すべて水泡に帰することになります。さらにこの協定は、イン
ドの核兵器が正当化され、外国から核技術が提供されるという、受け入れがたい前例を作
ることにつながります。
福島第一原発事故は、原発で過酷事故が起きるとその被害が広く深く社会といのちを、未
来にわたってむしばみ続けるものであることを世界に知らしめました。この事故によって
、日本国内では原発新規建設や増設は言うまでもなく、既存の原発の再稼働も非常に難し
い状態になっています。
国内のこうした状況の中で、安倍首相は斜陽となった日本の原子力産業を延命させるため
に、諸外国と次々に原子力協定を結び、原発を輸出していこうとしています。すでに多く
の原発輸出計画があります。国内では今も福島原発事故によって多くの人々が苦しんでい
るというのに、原発事故とその悲惨な結果を経験した日本が、積極的に原発を輸出しよう
とするなど、非常に恥ずべきことです。
とりわけ、インドとの原子力協定は多くの受け入れがたい問題をはらんでいます。インド
は核兵器を保有しています。そして核不拡散条約に加盟せず2度の核実験を行いました。
日印原子力協定が締結されれば、それは事実上インドの核兵器を正当化することになりま
す。さらには、インドが輸入された原子炉や核燃料を民生用原子炉に使い、国内で生産さ
れるウランをすべて自由に核兵器製造につぎ込むとしたら、日本から提供された核技術が
インドの核兵器拡大を後押しすることにつながります。この協定が締結されれば、日本が
インドの核兵器製造に関与してしまうことになります。
そのようなことを容認するなら、それは広島と長崎で被爆した人々への冒涜であるだけで
はなく、世界の核廃絶へ向けた動きの中で日本が果たしてきた役割は地に落ちるでしょう
。
安倍首相、あなたはまるで原子力産業の大使であるかのように、各国を歴訪しています。
あなたの世界観では、原発や核技術の輸出が日本経済復活のカギなのでしょう。世界中で
「福島原発事故の経験と教訓」「安全な原発の提供が我が国の責務」と語っておられるよ
うですが、まともな教訓を得ていれば、安全な原子力などというありもしないものに固執
し続けるのではなく、詳細で実現可能な避難計画を立てようとするのではないでしょうか
。日本の責務は、いかに原発のない社会を実現していくのかの道筋を行動で示すことであ
って、米仏の圧力に同調して日印原子力協定に狂奔することではないはずです。インドの
原発市場がどれほど利益をもたらすものであっても、それらの原則を破ることは許されま
せん。
モディ首相、インド政府はこれまで「福島原発事故が人々に及ぼす影響はそれほど重要な
ものではない」という見解を示しています。日本滞在中に福島へ行って、今も終わってい
ない原発事故が人々の暮らしをどのように脅かしているのかを、ご自分の目で見てきてく
ださい。あなたがもし被害者の立場に立って考えるなら、原発を推進するという考えはそ
こで断念されるはずです。被害者の側に立たないならば、福島を語らないでください。
両首相に強く求めます。日印原子力協定の締結に向けたすべての話し合いを放棄し、締結
を断念してください。そして、核も原発もない未来を共に目指すと確認してください。福
島事故後の世界においては、核も原発もない未来をいかに実現するかについて話し合う英
知こそが求められているのです。
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