[CML 033405] 改めて「ブラック」という言葉の用法について~Re: ブラックが白人英語であることが分からない前田朗大先生は馬鹿である

higashimoto takashi higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
2014年 8月 25日 (月) 18:20:30 JST


檜原転石さんと一部(1、2)の人は大きな勘違いをしているようですが、彼の記事にリプライがないのは彼の説に圧倒されて、
もしくは説得されているからではありません。彼の屁理屈に次ぐ屁理屈の濫造にただただ呆れ果てているからです。

その証拠(一部)は以下です。多くの人に批判し尽くされています。この議論はすでに「終わっている」議論なのです。それを
性懲りも、もちろん反省もなく繰り返し繰り返し蒸し返す。正気の人のすることではありません。呆れ果てるほかないでしょう。

証拠1【一部】:
・あなたは人種差別や憎悪犯罪に“本気”で反対するつもりがあるのですか?(浜田守彦 CML 028388 2013年12月22日)
(前略)これが「無理やりこじつけて」とか「わけのわからない批判」というなら、あなたの知性も読解力もしれたものだというこ
とです。「応答のしようがありません」のではなく、あなたは論理的に反論ができないのです。改めて聞きます、あなたは人種
差別や憎悪犯罪に“本気”で反対するつもりがあるのですか?(後略)
http://list.jca.apc.org/public/cml/2013-December/028359.html

・Re: 言葉に無頓着な愚か者のモノカキ・林田力は名誉白人をめざす(mine 
ryouichi CML 028423 2013年12月23日)
いかに言論の自由があるとはいえ、こうした表現をとるような文章を、メーリングリストで流してほしくありません。みね
http://list.jca.apc.org/public/cml/2013-December/028394.html

・Re: 哲学の貧困: ブラックが恣意的に使われています(泥憲和 CML 028487 2013年12月26日)
みなさん つまんない屁理屈の応酬はやめませんか? 「白=佳、黒=悪」というイメージはありますが、「黒=佳、白=悪」と
いうイメージだってあるのです。柔道選手は、一日も早く白帯から黒帯になりたい。逆に力士は黒まわしから白まわしに上が
りたい。白は死装束です。(略)白旗は降伏の印です。一方、白は勝利をも意味します。(後略)
http://list.jca.apc.org/public/cml/2013-December/028459.html

・Re: 哲学の貧困: ブラックが恣意的に使われています(前田 朗 CML 028488 2013年12月26日)
泥さん ご指摘の通りです。泥さんは以前にも指摘していますし、私も「白にも赤にも青にも茶にも黄にも緑にも金にも、プラ
スイメージもマイナスイメージもあるのです。ただそれだけのことです」と述べています。こんな当たり前のことが分からない
人が、一人ではなく、複数いることが驚きです。
http://list.jca.apc.org/public/cml/2013-December/028460.html

・Re: 泥憲和さん、ブラックは英語ですよ(東本高志 CML 028496 2013年12月26日) 

檜原転石さん いい加減に「つまんない屁理屈」はやめていただきたいものです。泥さんは「(『ブラック』という言葉は)両面
性のある言葉なのに、一面だけ取り上げて決めつけてものを言ってても、議論は成立しないでしょう。くだらないメールばか
り増やすのは止めて欲しいです」とおっしゃっているのです。おそらく多くの人が泥さんと同じように思っているでしょう。私も
そうです。(後略)
http://list.jca.apc.org/public/cml/2013-December/028468.html

また、檜原転石さんは「名誉白人用語・「ブラック」を使う知性など所詮しれたもの」(CML 032701 2014年7月20日)などとも
豪語していますが、政党としては共産党も社民党も、弁護士団体としては日弁連も、一般に民主的と評価されているメディ
アとしては岩波も週刊金曜日も東京新聞も朝日新聞もすべて「ブラック企業」という言葉を用いていますが、これらの政党、
弁護士団体、メディアに関わっている人たちもその「知性など所詮しれたもの」ということになるわけですね。すなわち、自分
以外はすべて「馬鹿」だという宣言。アドルフ・ヒトラーも安倍晋三という独裁者も顔負けの笑止千万の宣言だといわなけれ
ばならないでしょう。こういう思考の人がどこに行き着くか。すでに歴史によって明々白々に証明されています。

証拠2:
・共産党の「ブラック企業」という表現
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-10-16/2013101601_01_1.html
・社民党の「ブラック企業」という表現
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20130713/Bizjournal_201307_post_2497.html
・日弁連の「ブラック企業」という表現
http://www.nichibenren.or.jp/event/year/2013/130610.html
・岩波の「ブラック企業」という表現
https://www.iwanami.co.jp/moreinfo/2709050/top.html
・週刊金曜日の「ブラック企業」という表現
http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/?tag=%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E4%BC%81%E6%A5%AD
・東京新聞の「ブラック企業」という表現
http://www.tokyo-np.co.jp/article/seikatuzukan/2014/CK2014011502000184.html
・朝日新聞の「ブラック企業」という表現
http://www.asahi.com/edu/articles/TKY201306010107.html
・付:竹信三恵子さん(和光大学教授、元朝日新聞記者)の「ブラック企業」考
http://mizukith.blog91.fc2.com/blog-entry-530.html

最後にブログ「kojitakenの日記」が「『ブラック企業』は『差別用語』か」(2013-12-30)という記事を掲載して檜原転石さんを
明確に批判していますので同記事をご紹介しておきます。

■「ブラック企業」は「差別用語」か(kojitakenの日記 2013-12-30)
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20131230/1388398858

同記事でkojitakenさんは「『檜原転石』というのは、自分の気に食わない記事を『お前は『差別用語』を使っている』などと、
記事とは無関係なことを言挙げしていちゃもんをつけるような人間であ」る。「『差別用語』が問題とされるのは、言葉が差
別的に用いられてきた文脈が存在するからであって、問題にすべきはその文脈である(略)。言葉が差別的に用いられて
いる文脈がないにもかかわらず、『差別用語』を勝手に規定して騒ぎ立てるのはナンセンスな『言葉狩り』以外の何物でも
ない。(略)そして、『ブラック企業』という言葉にはそのような文脈は存在しないと私は考えている。」と指摘していますが、
私はkojitakenさんの同指摘に全面的に賛成するものです。

私は上記の「証拠1」のメールにおいて「私はあなた(檜原転石さん)に応答するつもりはありません。『つまんない屁理屈』
が返ってくることはわかりきっているからです」と述べておきましたが、その事情はいまも変わりません。檜原転石さんの反
論に私は一切応答するつもりはありません。


東本高志@大分
higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
http://mizukith.blog91.fc2.com/



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