[CML 033351] チェルノブイリ法
donko at ac.csf.ne.jp
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2014年 8月 23日 (土) 20:04:58 JST
坂井貴司です。
福島第一原発事故の賠償は、すべて東京電力という一企業が行っています。東
電は賠償するにあたって、迷路のような複雑きわまりない条項を設けて賠償を値
切ろうとしています。そのためほとんどの被災者が受け取るべき賠償を受け取る
ことができません。
日本政府は福島第一原発事故に対して「これは東京電力がすべきことであって、
政府が関与すべきことではない」という態度です。
これと対照的なのが、チェルノブイリ原発事故で大きな被害を受けたウクライ
ナです。国家が責任を持って原発事故を賠償すると定めた「チェルノブイリ法」
と呼ばれる法律を制定しました。もちろん、ソビエト崩壊や経済危機、クリミア
問題などで賠償がすんなりいっているわけではありません。支給は2割以下が現
実です。
しかし国家が責任をもって原発事故の賠償をするという姿勢は、日本とは対照
的です。
今日(8月23日)放送のETV特集がチェルノブイリの賠償の現状を伝えま
す。
NHK教育
ETV特集
「原発事故 国家はどう補償したのか〜チェルノブイリ法 23年の軌跡〜」
http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2014/0823.html
放送日:8月23日
放送時間:23時〜
再放送:8月30日(土)午前0時00分※金曜日深夜
坂井貴司
福岡県
E-Mail:donko at ac.csf.ne.jp
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「郵政民営化は構造改革の本丸」(小泉純一郎前首相)
その現実がここに書かれています・
『伝送便』
http://densobin.ubin-net.jp/
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