[CML 033301] 放射脳カルトはヘイトスピーチ
林田力
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2014年 8月 21日 (木) 17:40:14 JST
福島や東日本を差別する放射脳カルトはヘイトスピーチである。ヘイトスピーチは社会問題になっている。ネット右翼らによる在日韓国朝鮮人へのヘイトスピーチは批判されるべきである。それは当然である。
しかし、左翼がネット右翼へのヘイトスピーチを糾弾しながら、放射脳カルトのヘイトスピーチに頬かむりし、あまつさえ擁護するならばダブルスタンダードになる。ヘイトスピーチのカウンター活動家が貧困ビジネスのゼロゼロ物件業者であったという問題もあった。ヘイトスピーチが異論を排除するための左翼の都合の良い玩具に成り下がるならば、ヘイトスピーチ批判は市民的支持を得られない。
ヘイトスピーチに走るネット右翼には「自分が正しい、何をやっても構わない」との身勝手さがあった(林田力『東急不動産係長脅迫電話逮捕事件』「東急不動産係長逮捕事件とネット右翼」)。この身勝手さは放射脳カルトも同じである。田母神俊雄氏は「ヘイトスピーチの法規制は、保守派を黙らせ、左翼リベラルや外国人を利するだけのものです」と批判する。この批判が説得力を有するか否かはヘイトスピーチ批判の公正さにかかっている。
放射脳カルトは放射脳カルト批判者に対しては根も葉もない誹謗中傷を書き立てても構わないと思っている。インターネット上で放射脳カルトに懐疑的な書き込みをしたならば、それに倍する罵倒が浴びせられる。過激派にふさわしい暴力的な光景である。放射脳カルトの主張は読むに耐えない。読み終えた瞬間に体中が灼熱したように熱くなり、指が小刻みに震えた。証拠物件として保管しているが、読むだけで気分が悪くなる。
放射脳カルトはスレからしである。放射脳カルトが福島県民や東日本住民に貼り付けようとしているレッテルには科学的な根拠がない。身体の不調は放射脳カルトのデマなどの強度のストレスに晒されて臨界点を超えたならば、誰だってかかりうる。被曝していようといまいと関係ない。放射脳カルトが放射するデマが健康に有害である。
科学的根拠がない放射脳カルトのデマが唱えられる背景を想像するだけで気分が悪くなる。福島や東日本が放射能汚染されて人の住めない土地でなければ困る人間が存在するということである。それが誰かは、簡単に想像できる。自主避難支援で劣悪なゼロゼロ物件に住まわせ、海外移住支援と称して人身売買する放射能詐欺の貧困ビジネスである(林田力『放射脳カルトと貧困ビジネス』アマゾンKindle)。東急不動産だまし売り被害者として放射脳カルトのような放射能詐欺の貧困ビジネスも批判する。
放射脳カルトの主張には現実感が欠けている。放射脳カルトの主張と市民感情は完全に乖離している。自主避難を強要する放射脳カルトには自分で自分の生き方を決める自由がない。放射脳カルトは地に足着いた生活を送る人々の苦労には興味が無い。福島や東日本で生活する人々の尊厳を打ち砕き、放射能危険デマの恐怖によって屈服させようとする放射脳カルトのどこに正義があるのか。
常識を無視して、ほしいままに振る舞う放射脳カルトのどこに正義があるのか。どこまで福島県民や東日本住民を動揺させれば、放射脳カルトは気が済むのだろうか。偏見と差別意識に流された放射脳カルトのどこが公正なのだろうか。創造主が他人に不快感を与えるという目的で放射脳カルトを造形したのではないかと思ってしまう。
放射脳カルトは脱原発よりも放射能汚染デマ拡散を優先する。放射脳カルトは原子力ムラよりも福島の復興を憎んでいるようにすら見える。放射脳カルトは福島差別や東日本差別に熱中して、自らの差別感情を満たそうとしている。今や放射脳カルトと原子力ムラにはエネルギー政策の争点そらしの点で暗黙の連携が成立しつつあった。むしろ、放射脳カルトは脱原発運動の分裂やイメージ低下を狙う原子力ムラの工作員との見方さえある。何とも気分の悪い話である。
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林田力(『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者)
http://www.hayariki.net/poli/cult3.html
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