[CML 033235] 原発通信671 原子力発電所 その452

山田敏正 toshi-y at kids.zaq.jp
2014年 8月 18日 (月) 09:00:42 JST


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みなさまへ

まいど! 原発通信です  BCCで失礼します。

◆ 参加者

・「ドイツでは反核と反原発が一体となって社会に
 根を下ろした」
  (ここまで 朝日新聞記事(8/16)の一部です)

・2011.4.1に関西電力本社前で行なわれた反原発
 集会で、30歳代のドイツ人女性(神戸市)が下記
 のように話しました。(原発通信242より)

 「この集会に参加した人数(約100人)は少なす
  ぎる。これの100倍位集まらなければいけない。
  ドイツではここ数日で原発反対のデモに25万人
  が参加しました。
  チェルノブイリ原発事故(1986年)の影響でドイ
  ツ南部の森では今でもキノコを採って食べること
  が禁止されています」

・「私は何度も反原発・反核デモに参加した。でも、
 こんなアクションをしても世界は何も変わらない。
 ドイツがどんなに頑張っても、結局当事国(日本の
 こと)の人々は何も行動しない」

 桂木さん(ドイツ在住 女性)が、ケルンの反原発
 デモで出会った女性(70歳)の言葉です。(2014.8)

・トルコ、インド、台湾などでも非常に多くの人たち
 が反原発のデモなどに参加しました。(2013〜2014)

・福島原発事故の当事国である日本人の反原発活動へ
 の参加は少ないです。

なぜ、諸外国に比べて日本人は動かないのか、
どうすれば動くのかを考える必要があります。

・桂木さんのご意見

民主主 義の国家では、私たち市民が主権者です。為政者は
「見えない主権者」は恐れませんが「見える主権者」ほど
怖いものはありません。

アンゲラ・メルケルひきいるドイツ政府は福島原発事故の
半年前に、ドイツの原発の稼動期間を延長する決定をした
ばかりでした。福島原発事故直後、ドイツで20万人以上の
人々がデモに出かけたとき、メルケル首相は「原発稼動延長
は取りやめます。原発は2020年ですべて止めます。危ない
原発は今すぐに止めます。だから、お願い、もうデモはやめ
て!」と悲鳴をあげた、とドイツでは一般的にいわれていま
す。
メルケルはヒーローではなく、目に見える主権者の大群に
恐れをなしたのです。

みなさんも主張したいことがあれば、是非該当する デモに
出かけて、「見える主権者」であってください。

◆ 保守

「いままで脱原発運動は環境派、人権派、左翼など
一部の限られた人たちだけでやってきた。
それでは原発は止まらない。ぼくは20年間やってきた
からそれを身に染みて感じている。
保守・革新が力を合わせて脱原発する時代になった」

脱原発訴訟に取り組む河合弘之弁護士(70)の
東京都知事選挙(2014.2)での細川候補への応援演説
の一部です。 (朝日新聞 8/17)
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山田敏正
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