[CML 033207] 長崎・被爆者代表の城臺美彌子さんの「怒り」を描いた大久保真紀さん(朝日新聞記者)の「戦後69年 抑えきれない怒りの行方」というコラム記事がいい

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2014年 8月 17日 (日) 02:17:57 JST


以下、大久保真紀さんの朝日新聞のコラム記事「戦後69年 抑えきれない怒りの行方」(2014年8月16日)の全文(改行は
引用者の恣意)です。とてもすばらしいコラム記事です。文章がうまいとか下手だとかいう才の問題ではありません。心がこ
もっているのです。小手先ではない大久保さんが感動している心の動きが向き合って話をしているときのように読者に伝わ
ってくるのです。私はこういう文章こそが名文だと思います。

9日。長崎市で開かれた原爆犠牲者慰霊平和祈念式典の会場にいた。台風11号の影響で時折強い風が吹く中、午前11
時10分すぎ、被爆者代表が壇上で、「平和への誓い」を読み始めた。会場で配られた式次第に印刷されている文面を目
で追っていると、異変が起きた。「今、進められている集団的自衛権の行使容認は、日本国憲法を踏みにじった暴挙です」
暴挙!? なんと強烈な表現なのだろう。式次第にあった文面は「今、進められている集団的自衛権の行使容認は、武力
で国民の平和を作ると言っていませんか」だった。異変は続く。「日本が戦争ができる国になり、日本の平和を武力で守ろ
うというのですか。武器製造、武器輸出は戦争への道です。いったん戦争が始まると、戦争は戦争を呼びます。歴史が証
明しているではありませんか」。文面にない怒りの言葉が、被爆者代表の女性の口から発せられた。ここ数年、私は現地
で式典を見てきた。事前に用意した「原稿通り」がふつうだった。この日も、田上富久市長が「長崎平和宣言」を、来賓の
安倍晋三首相があいさつを、配られた文面と一字一句違わず読み上げている。なぜ、異変は起きたのだろう。式典後、
「平和への誓い」を読み上げた被爆者代表の城臺美彌子(じょうだいみやこ)さん(75)を、長崎市内の自宅に訪ねた。

以下、省略。全文は下記をご参照ください。

■長崎・被爆者代表の城臺美彌子さんの「怒り」を描いた大久保真紀さん(朝日新聞記者)の「戦後69年 抑えきれない怒
りの行方」というコラム記事がいい(弊ブログ 2014年8月17日)
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東本高志@大分
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