[CML 033091] 沖縄・辺野古周辺海域埋め立てのための海底ボーリング調査を防衛省から請け負った(株)中央開発への要請・抗議行動の報告 STOP!辺野古埋め立てキャンペーン 2014・8・10
井上澄夫
s-inoue at js4.so-net.ne.jp
2014年 8月 10日 (日) 12:45:27 JST
(株)中央開発への要請・抗議行動報告
8月6日午後5時ころから、辺野古埋立てに伴う地質調査を請け負っている新宿区西早稲田にある(株)中央開発本社への抗議行動を行いました。参加者は6名でした。
まず、1階の受付の電話に出た女性に訪問の趣旨を伝えたところ、女性は、何度か誰かの指示を受けながら、「お会いすることはできません」「お引き取り下さい」とういう対応。電話で門前払いか、それはないでしょうと強く言ったところ、若い男性社員(最後まで所属・部署名と名前は名乗らず)が1階の入り口まで出てきました。
私たちは、「前回訪ねた際、金沢部長とお話はさせてもらったが、急だったし、お渡しし
た『要請書』について後日あらためてお話をさせていただきたいと何度も連絡をしたが返事がなかった」「先日やっと金澤部長と電話で話をできたが、『会うつもりはない』という返事だった。それでは納得できないので本日お邪魔した」「沖縄現地では連日の猛暑の中、埋立て工事に反対している人々が体を張って抗議行動をしている。そうした多くの人々が反対している工事を請け負った会社として説明責任があるのではないか」「本社としての担当者に面談したい」と訪問の趣旨を伝えた。
男性社員は、「金澤(総務)部長は出かけている」「対応できる人はいないのでお引き取り下さい」「文書も受け取らないように言われている」「会うつもりはありません」「(だったら後日対応できる人と面談したいという要望には)それについてもお答えできません」の一点張りでした。
「しかるべき立場の人が一人もいないのは普通の会社であればありえない」「文書すら受け取らないというのは会社としての見解か。社会的な責任は果たさないのか」と問いただしたら、最初はそれについても明言しませんでしたが、「だったらそれはあなた個人の見解なのか。今の発言にあなたとして責任を持てるのか」と迫ったら事務所に戻り、誰かから指示されたのか、「会うつもりはない。文書も受け取らないというのは会社の見解です」というので、30分くらいの押し問答を打ち切りました。
その後、会社前の歩道で横断幕を広げ、当日用意した「抗議文」を読み上げ、中央開発社員、付近の住民に向かって、今日の対応への批判、抗議のスピーチを行い、また、辺野古の状況を訴えました。途中、付近の住民が何をやっているのか問うてきたので、事情を説明した。ある程度理解してくれたようでした。
結局、1時間ほどで行動を終え、帰路につきました。
今回の対応によって、あらためて我々の申し入れや文書にすら一切応じないという中央開発の考えがはっきりしたわけです。今後は更に広く抗議の声を中央開発にぶつけて行くよう呼びかけていく必要があると思います。
Stop!辺野古埋め立て キャンペーン
共同代表:加藤宣子、芦澤礼子、井上澄夫
連絡先:090-9203-7836(加藤宣子)
in_terra_pax0215 at yahoo.co.jp
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