[CML 033085] なぜ日本を「許した」のか
donko at ac.csf.ne.jp
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2014年 8月 10日 (日) 00:58:32 JST
坂井貴司です。
太平洋戦争末期の1944年から45年にかけて、フィリピンは日本軍とアメリカ軍
が激突する戦場になりました。
日本と東南アジアを結ぶ要所として確保したい日本と、アメリカと中国を結ぶ
要所であり、植民地の利権を奪還したいアメリカのすさまじい奪い合いの場所と
なりました。
フィリピン各地で凄惨な戦闘が繰り広げられました。中でも悲惨だったのが、
マニラ市街戦でした。
日本軍は沖縄と同様、住民を意図的に戦闘に巻き込む作戦を行いました。マニ
ラ市民を楯に使ったのです。その結果、10万人の市民が市街戦に巻き込まれ、
死亡しました。
戦後、フィリピンには激しい反日感情がわき上がりました。フィリピン人によ
って裁かれたBC級戦犯裁判によって死刑判決を言い渡された日本人戦犯は79人に
およびました。しかし、昭和28年、当時のキリノ大統領は恩赦を決意し、BC級戦
犯全員の日本への帰国を認めました。実はキリノ大統領自身は妻と子どもをマニ
ラ市街戦で失っていたのです。それでも彼は「憎しみを忘れなさい。憎しみにと
らわれてしまうと、子どもにも憎しみが受け継がれてしまうから」と恩赦を決意
しました。
なぜ、フィリピンは日本を「許した」のか。
その真相に迫ります。
NHKBS1
BS1スペシャル
「憎しみとゆるし マニラ市街戦〜その後〜」
http://www.nhk.or.jp/bs/special/
放送日: 8月29(金)
放送時間:午後9:00〜9:49
坂井貴司
福岡県
E-Mail:donko at ac.csf.ne.jp
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「郵政民営化は構造改革の本丸」(小泉純一郎前首相)
その現実がここに書かれています・
『伝送便』
http://densobin.ubin-net.jp/
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