[CML 033040] Re: 「見ざる聞かざる言わざるの平和宣言」
伊藤 厚志
atsushi-i at oregano.ocn.ne.jp
2014年 8月 7日 (木) 16:49:04 JST
伊藤厚志です。
佐藤袿子さん
ご意見ありがとうございます。
「歴史認識」ほんとうに重要な
ご指摘だと思っています。
板垣雄三さんは中東問題の
大家ですよね。いつかお話を
お聞きしたいです。
若い人にどう広めるのか、
富山でもいつも課題となっています。
-----Original Message-----
From: Sato Keyko
Sent: Thursday, August 07, 2014 11:30 AM
To: 市民のML
Subject: [CML 033036] Re: 「見ざる聞かざる言わざるの平和宣言」
伊藤厚志さん、みなさま
私はテレビを観ていないし、新聞もあまり読んでいないので
広島の市長の「平和宣言」についての指摘、ありがとうございました。
「平和宣言」について、読んでみます。
確信と覚悟がなければ、自分を表現していくのは難しいが、日本人は
先ず歴史を知らないという、大きな欠陥をみんな抱えています。
檜原さんのようには歴史についてよく知らなくても、せめて
事実を知る機会を、特に若い人たちにどう作っていくのか
物事を考えるすべての大人たちに課せられた責任があると思います。
歴史を知らない大人たちが、板垣雄三さんのお話を聞く機会に恵まれて
日本人の今の立ち位置を考えようと思うことは必要最小限必要なことと
思いました。
IWJでの8時間以上にわたる岩上安身氏と板垣雄三さんの対談インタビューは、
私たちの知りたいことが詰まっていると思うので、機会を作ってぜひ聞いてください。
お勧めです。会員以外への開放は昨日で終わってますので、映像自体は
会員にならなければ、無理かもしれません。
佐藤袿子
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From: "伊藤 厚志" <atsushi-i at oregano.ocn.ne.jp>
Sent: Wednesday, August 06, 2014 9:14 PM
To: <cml at list.jca.apc.org>
Subject: [CML 033026] 「見ざる聞かざる言わざるの平和宣言」
> 伊藤厚志@富山です。
>
> 富山県内在住の50代のお母さんからの
> メッセージを紹介します。
>
> 「今年の広島の原爆忌の広島市長の
> 平和宣言をテレビでみて大きく落胆した。
>
> 集団的自衛権のこともひと言も触れず、
> フクシマのことも何のコメントもなかった。
>
> 今、現在の状況に即した平和宣言である
> べきなのに、当たり障りのないコメントに、
> 終始したというのが、私の感想である。
>
> 余談であるが雑誌の『暮らしの手帖』も、
> ほぼ当初の理念を忘れてただのインテリの
> 手帖になり下っていると、最近とくに感じる。
>
> 反戦の記事もないし、反権力の記事もない。
> 現在の日本の抱えている問題を避けて
> 作っていると思わざるをえない。
>
> それは現在のマスコミ全体の姿勢が、まさに
> 見ざる聞かざる言わざるそのものであるのだ。
>
> 発言するというのは大きなエネルギーを必要
> とする。何も悪いことを言っていなくても、実名を
> 出しただけでも叩かれるのが普通なので、今は
> どこもここもペンネームのオンパレードである。
>
> まして権力に逆らうことは、本当に命がけである。
> 叩かれても立ち上がる強靭な精神力がないと、
> 理想を掲げる純粋さだけでは発言できない時代に
> なりつつある。
>
> 私はそういう点で写真雑誌の『DAYS JAPAN』の
> 新編集長にそれに耐えられるだけの精神力が
> はたしてあるかどうかを、とても心配している。
>
> 広島の市長には発言するだけの精神力がおそらく
> なかったのであろう。だからと言ってとうていあの
> 発言を許すことはできない。
>
> 私たちはあらゆることを、覚悟して、それでも
> 未来を生きるものたちのために命がけで声を
> 挙げていかなければならないのである。」
>
>
>
>
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