[CML 033030] 「彼らをとことん抹殺する」ジェノサイドの圧倒的な証拠:ミシェル・チョスドフスキィ
Yasuaki Matsumoto
y_matsu29 at ybb.ne.jp
2014年 8月 7日 (木) 05:04:11 JST
*みなさまへ (**BCC**にて)松元
*
*グローバル・リサーチ誌を主宰するミシェル・チョスド フスキィ氏が昨日の
ニュースレターに掲載した、パレスチナ人を抹殺するジェノサイドは米
‐**NATO**‐イスラエルが共謀したもので「新たな標準」になりか ねないという
警告です。拙訳ですが紹介させていただきます。
*
*イスラエルは、すでに着々と進行している「大エルサレ ム」計画および西岸の
「併合」とあわせて、「大イスラエル」の野望を捨てないでいるようで
す。**66**年間、イスラエルの罪を裁けずにきたツケがガザの子ど もたちを殺
し続けています。イスラエルを一貫して支持している米欧はもちろん国連も安保
理も、このならずもの国家を容認、放任してき たすべてのものに責任がある。
いま鉄槌を下さないと大きく口を開けた地獄の底に人類が落ちてしまいかねませ
ん。ガザのジェノサイドは あんぐり開けたその口です。原発同様、「裁き」こ
そが鍵。
*
*Israel’s Military Strategy:”Obliterate Them Completely”. Overwhelming
Evidence of Genocide, Precise Data on Death and Destruction in Gaza
*
*イスラエルの軍事戦略:「彼らをとことん抹殺す る」ジェノサイドの圧倒的な
証拠、ガザ の死者と破壊にかんする明白なデータ***
*ミシェル・チョスドフスキィ教 授**(松 元保昭訳)*
*2014**年8月3日**
グローバル・リサーチ誌***
Url of this article:
http://www.globalresearch.ca/israels-military-strategyobliterate-them-completely-overwhelming-evidence-of-genocide-precise-data-on-death-and-destruction-in-gaza/5394678
<http://r20.rs6.net/tn.jsp?f=001Ldp5khhsTBpED-3woaDGzayQajEE2Rx7BMWb-aZ1vkukM0Kv0cCR9WZo_W4mEj8RQXwj2G90XVF8FKL7orzH4h-SCb1gM1y8tVOvmFSCRllAYlMor3IK2IkFws3VIp6a75Zq3yDSQoPX_YurF8ez-6aheX8DZvPVhqm1aQqbdvPB8cfd8upeZzeKi-jEwedNmJ96Yb4bbro5P_m7lpRSJsWSxGa9LavqnH6r8PtnMUtnqrEfW_SE3V55Ynz2LQPZt_XexB3HtTK_S479LWllF-mhHTGXqqp6SaJlwVKjbWRZUkqvPw2pAN1sO5UMOgbTB80W5K_WGhfxlZbBe-XDXz1VtkY5xuzcxfbgZvLi62YecSf8IgPxVw==&c=6Hl1wquB1E1LRmMIXbodQfsksKDFRc7QEqy885PZDG-4MkZw7r9D1Q==&ch=B-tDI8pQvfcxsgqFZdcabXMTVn8Yk8pR1pfl2H-E_Le5MXDk2LxqZw==>
/パレスチナ人に向けられたジェノサイドは、イスラエ ル・タイムズによれば新
たな標準となった。
/
/イスラエル・タイムズの論説記事によれば、特定の状 況下では、テロリストで
あり抹殺されるべきパレスチナ人に対するものだからジェノサイドは許される。
/
罪のない民間人を含むテロリストに対するジェノサイド政 策を実行すること
が、ネタニヤフ政府がはっきり述べたように責任ある目標達成のために許されて
いる。
“*ならば彼らを完全に抹殺する以外、この本来的な敵に 対処するため何か別の
方法があるのか?…
*
*安心でき持続する目標達成の唯一の方法はジェノサイ ドを貫徹することである
と*、 政治指導者と軍事専門家たちが決 定するとき、*彼らの責任ある目標達成
のためにそれが許されるというのか?
*
(イスラエル・タイムズ:責任ある目標達成のためにジェノサ イドは許される
か?グローバル・リサーチ誌、2014年8月1日参照:The Times of Israel:
Genocide is Permissible “to Achieve Responsible Goals?”
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_
下記のデータ(レズリー・ブレイバリーが注意深く編集、スクロール を)が、
イスラエルの軍事戦略の結果としてのその中心目標を 確認している。それは*
「ジェノサイドの実施」*お よび*「抹殺の戦略」*を実行することこそ本質 だ:
民間人の殺害を中心目標にしながら、パレスチナ人の経済 を破壊すること、市
民社会の諸機構を破壊すること、爆撃を切り抜けて生き残った人々の生活を耐え
がたく不可能にさせること、これらは軍事 作戦の不可欠の一部である:
爆撃と砲撃の軍事作戦ではあえて居住地域が選別されてい る。全壊あるいは半
壊された建物の大部分は人々の住居である。
多くの学校、病院、診療所が標的にされている。
爆撃はまた、電力、水、そして排水の生活基盤施設に集中 している。
*暗黙の目標は、パレスチナの人々に向けられたジェノ サイドである。
*
*パレスチナ人の故国からの***強制*追放
*
思 い違いをしてはならない。シオニスト国家の中心目標は、*追放であり領土拡
張である。
*
イスラエルのクネセト(議会)にある強力な声は、*パレスチナ住民を強制追放
しその領土にユダヤ人を再植民 させること*を政府に要求した。(クネセト副議
長モシェ・フェイグリンの声明):
“「IDF(イスラエル国防軍)がその射撃能力を弱め攻撃を 完了した
後、*IDF は全ガザを占領するだろう*。わが兵士の損害を 最小限にするため
必要な手段のすべてを利用するが、それ以外のことは考慮せずに…。ガザはわが
領土の一部であり、われわれは永遠にそこに 留まるだろう…。*ガザ*からのテロ
の排除に引き 続き、*主権を持つイスラエルの一部となり、ユダヤ人 によって
植民されるだろう。*これはまた、イスラエルの住宅供給 危機の緩和にも役立つ
だろう。」
(アリー・アブーニウマが「パレスチナ人を強制追放し ユダヤ人をガザに植民
させよと語るク ネセト副議長」2014年7月28日Expel Palestinians, Populate
Gaza with Jews, Says Knesset Deputy Speaker
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E_Le5MXDk2LxqZw==>で引用したモシェ・フェイグリン)
【訳注1: 上記アリー・アブーニウマの警告記事の日付は、グローバル・リサー
チ誌がそれを掲載した7月28日。著者アブーニウマ氏の元記事は、エレクトロ
ニック・インティファーダ7月19日付。*Expel Palestinians, populate Gaza
with Jews, says Knesset deputy speaker**
*http://electronicintifada.us2.list-manage.com/track/click?u=70effeb5f63e84ab0c0730984&id=360186824e&e=b4205a5765
アブーニウマ氏は、再度同趣旨の警告記事をエレクトロ ニック・インティ
ファーダ8月3日 付に投稿。モシェ・フェイグリン国会副議長の要求書を貼り付
けたこの記事を京都大学の岡真理さんが翻訳紹介している。】
根本的な前提は、「大イスラエル」である:*「ガザはわが国土の一部であり、
われわれはそこに永遠に 留まるだろう。」*
*欧米の共謀
*
欧 米の指導者たちは、共謀だけではない。彼らはその血に直接責任がある。
この慎重に計画されたイスラエル軍の陰謀は、ペンタゴン とNATOに調整さ
れていた。ここには幅広い地政学的、経済的な配列がある。(これはこの論考の
範囲を越えている。)
イスラエルの軍事行動は、イスラエル近隣のアラブ諸国を 不安定にしかつ分裂
させるという本質をもつワシントンの中東戦略が支援している。それはまた、イ
ランに対するUS-NATO-イスラエルのロード マップの一部でもある。東
ヨーロッパの軍事化とロシアに向かう情け容赦のない戦争の脅迫と、イスラエル
のガザ攻撃のタイミングは同時だ。
【訳注2: 中東・イスラーム研究者で思想家の板垣雄三氏は、昨年1月にマレー
シアのナジーブ 首相がガザを訪問しイスラームのウンマにもとづいてパレスチ
ナ勢力の統一を訴えたことが6月2日の自治政府の統一合意を導き、今回のパレス
チナ勢力の統一崩壊をもくろむイスラエルの ハマース攻撃⇒ガザ攻撃に結びつい
ていると、マレーシア機の行方不明・撃墜を含めてより具体的に同時性を示唆し
ておられる。IWJ板垣雄三インタビュー:8月1日〜2日http://iwj.co.jp
/channels/main/channel.php?CN=1】
*イスラエルの戦争犯罪には「口先だけのお返し」
*
「ワシントンの統一見解」は、イスラエルの戦争犯罪には 口先だけのお返し
だ。米国務省に影を落とす強力な外交問題評議会(CFR)によれば、ネタニヤ
フ首相は軍事紛争には根深い嫌悪をもつと 語っている。CFRによれば、ネタ
ニヤフは彼の支配を越えた事態の為すがままになっているという。イスラエルの
戦争犯罪による犠牲者は、 彼ら自身に死の責任があると言われている。ネタニ
ヤフは、安全で確実だ。彼は平和を約束し、政治的には行動を無理強いさせられ
たと、彼は 犠牲者として描かれる(だろう)。
*ジェノサイドは「新たな標準」
*
こんどは米国メディアも「新たな標準」を採用した。その 標準とは*「特定の状
況下ではジェノサイドは許される」*と ほのめかすのだ。ウォール・ストリー
ト・ジャーナルによれば、解決は彼らパレスチナ人の故国からの強制追放および
/あるいは徹底的な抹殺である:
ガザの人々は何が起ころうとしたか分かっていたのか?と うぜん彼らは選挙の
夜に分かっていたにちがいない。*彼 らの命がすぐにも完全なカオスの状態に架
けられるだろうと。寿命は惨めにも低いものになるだろう:子どもたちは未来の
ないままだろ う。もはや生きていることさえ問題であるなら、生きていること
が挑戦になるだろう、と。*(セイン・ローゼンバウム教授、ウォール・スト
リー ト・ジャーナル2014年7月21日、強調付加)
*2014**年8月3日、ミシェル・チョスドフスキィ
*
*■パレスチナ人権キャンペーンのレズリー・ブレイ バリーによるデータ収集*
ニュージーランド、オークランド**
*CMLの投稿制限で、ここは削除しました。
*
(以上、翻訳終わり)
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