[CML 031036] <テント日誌4月25日(金) 経産省前テントひろば958日目、商業用原発停止222日目>

Kimura-m kimura-m at ba2.so-net.ne.jp
2014年 4月 28日 (月) 01:46:32 JST


(転送します。少々遅くなりました)

テント日誌 裁判傍聴記
テント日誌 4月25日(金)特別版
経産省前テントひろば958日目 商業用原発停止222日

裁判傍聴記(壱)  一傍聴人

■  4月23日、200人近くの傍聴希望者の中、東京地裁民事37部103号法廷で満員の傍聴人の中公判が開始されました。今回の法廷から裁判官の一人に人事入れ替えがあった為に「被告人」正清、渕上の意見陳述から始まりました。正清氏は、「安倍政権は福島原発事故の解決が何もついていないにも関わらず、新エネルギー基本計画に於いて原発を日本のベースロード電源にするなど、何の反省も無い」と安倍政権を糾弾しました。 

■  渕上氏は「福島原発の過酷事故にも関わらず、国、経産省、関連省庁、東電等、誰も事故責任を取ろうとしない中で、国民の抗議の権利として、事故責任の中核である経産省の未使用敷地の一部に脱原発テントを作り、福島の人々、全国の人々と共にテントを長期にわたり支えて来ている。」「原子力規制委員会は夏にも薩摩川内原発の規制基準適合審査を終ろうとしている。しかし安全審査ではないという。誰が再稼働原発の安全を宣言するのか。政府?県?市?誰も責任を取るつもりがない。」と無責任体制を批判しました。

■ 次に河合弁護人から、福島原発事故に対し政府、東電の無責任体制の中で、続々と損害賠償の告発が行われている事が話されました。福島現地では高放射能地域にも関わらず「早期帰還、早く帰れ」だけが政府により圧力がかけられている。汚染水問題の一つも解決せず、事故の張本人が責任も取らず、テントの立ち退きばかりか、「損害金」の要求までする資格があるのか、と裁判の根本問題にせまり政府を糾弾しました。 

■  テント裁判も、過去5回の法廷の中で、「被告人」、弁護人により福島原発事故の現状、福島被災者の現実。国、経産省及び原発関連行政庁の無責任さと犯罪性、東電の過酷事故が予測されたにも関わらず経済優先、安全軽視の原発現地政策の現実等が証拠書類と共に意見が述べられてきました。国は訴状に於いてテントの設立者はあくまで二人の被告人により作られたのであり、他の人たちは「補助にすぎない」との主張を続けていました。
これに対して被告、弁護人は、今回の法廷より我々のテントが作られた経緯、第一テント、第二テント、第三テントを誰が立ち上げたのか。実際には数十人、数百人の人々によりテトトが作られ管理維持されてきたことが主張されます。裁判第二ラウンドのはじまりです。

■  一瀬弁護人はこのテントは「福島の市民の財産、健康、が侵されている事に抗議するために作られた」「福島事故後も原発推進政策を改めようとしない政府」「2011年の反原発の数千、数万の運動の高揚の中で多くの力により作られた」「被告人2人は第2、第3テントの設立には関係していない。」「第二テントは2011年10月27日より3日間の福島の女たちの座り込み行動より生まれた。3日間の記帳者は全国の支援者2371人である」と全国の原発反対の女性たちにより作られた事を準備書面と共に明らかにしました。
すなわち第二テントは、「原発いらない女たちのテントひろば〜福島とともに」の全国の女性たちにより、所有、管理・運営されている事を主張しました。又第三テントの設立、管理及び使用形態も説明されました。2014年1月30日には、多くの人々が経産省に「国有財産使用許可申請書」を提出していた事も明かされました。
 これにて次回法廷、7月16日の波乱に満ちた法廷を予測させながら閉廷致しました。

■  その後、午後4時より参議院議員会館講堂に於いて口頭弁論報告集会が200人の参加の元に開催されました。渕上太郎、正清太一の法廷報告とあいさつの後に、講堂利用に力を貸して頂いた福島みずほ参議院議員より挨拶を受けました。まず今日の「自衛隊員のいじめによる自殺問題裁判」に勝利した事の報告があり、「原発事故による避難計画は、自治体に丸投げであり無責任極まりない」と糾弾し、身体の動けない人は「自宅待機」という「見殺し」に近い政府方針を批判しました。

■  続いて大口弁護人より法廷報告が行われました。
「この裁判が始まった時、どこまで戦えるか不安であった。とにかく法律論だけでなく、裁判を広く、深く、大きくしたかった。」「いつも多くの傍聴人の力で支えられてきた。幸い多くの事が主張できた」と裁判の傾向を評価しました。「日本人は広島、長崎で被爆して放射能の恐ろしさを知り、放射能への恐れを知るべきである。
テントはその役割をしてきたし、益々テントは大切である」とテントを守る意義を、弁護人の立場を超えて感動的に語りました。そして次の法廷の展望を語り、「こんな事なら裁判など起こすべきではなかった、と国、経産省に思わせる闘いにしよう。」と集会参加者に呼び掛けました。 

■  続いて「原発ゼロをめざす、鹿児島県民の会」の村上さとし氏から薩摩川内原発再稼働阻止の為の展望と決意が語られました。村上さんの住む団地自治会での活動の経験から川内市民の多くは原発再稼働に反対であるが、地域のしがらみ、血縁者との関係で九州電力に遠慮しなくてはならない現実を紹介しました。「桜島、新萌岳の火山活動の件、活断層の事を考えれば原発の再稼働は認める事は出来ない。」「川内原発の再稼働をストップ出来れば全国の原発はストップできる」と決意を語りました。

■  次に、「原発いらない福島の女たち」人見やよいさんからの福島報告が行なわれました。「原発の被害は、だれも責任が取れない程の大きな被害である。東電のテレビ会議の様子を見てあぜんとした。パニックの連続であった。」「20ミリシーベルトを超えている所にも政府は帰れという」「ベラルーシでは:チエルノブイリ;という言葉を使うなと言われている。
何年後かは福島もこのようになるのではないか。」「福島では小さな対立がたくさん起きている。放射能の問題とはこんな事にも及んでいる」「これからは脱原発を掲げる人に選挙で勝ってほしい。テント裁判にも是非勝ってほしい」と訴えました。

■ 最後に「伊方の家」のYさんからの現地活動報告があり、これからの行動の決意が語られました。最後に川内の村上さんの元気な歌で、報告集会も成功裏に終了しました。 

次回法廷は7月16日(水)、東京地裁103号法廷、13時地裁前行動より始まります。国との攻防戦が予測される次回法廷に多くの傍聴者が駆けつけてくれることを期待しています。



川内原発再稼動阻止首都圏総決起集会のための打ち合わせ会
 日 時:2014年4月28日(月) 19時〜21時
 場 所:たんぽぽ舎「スペースたんぽぽ」(水道橋下車、ダイナミックビル   4階)打ち合わせ会の呼び掛け:経産省前テントひろば
  (連絡先:090-3919-0604、070-6473-1947)


5月7日(水)第8回東電本店合同抗議行動 18時30分〜東電前
呼びかけ団体/経産省テント前ひろば たんぽぽ舎 76団体協賛



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