[CML 030836] トルコ・UAEとの原子力協定についての4/15(火)参議院審議。参考人質疑報告など(前半部転載)

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2014年 4月 16日 (水) 04:04:26 JST


紅林進です。
    
容量の制限との関係で配信されませんでしたので、下記転載を2つに分けて 
転載させていただきます。 
  
まずは前半部分を転載させていただきます。
 
    
(以下分割再送・前半) 

紅林進です。 

トルコ・UAEへの原発輸出を可能にする原子力協定について国会審議が行われ 
ていますが、昨日4月15日(火)に参議院外交防衛委員会で行われました、参考 
人質疑などについて、FoE Japanの満田さんがまとめられていますので、また議員 
への働きかけを呼びかけられていますので、転載させていただきます。 

なおこれらの詳しい記録については、後程、「避難の権利」ブログにアップします、 
とのことです。トップページはこちらです。
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/ 


(以下転載) 

みなさま(重複失礼します)

FoE 
Japanの満田です。本日、参議院外交防衛委員会で、トルコ・UAEとの原子力
協定について質疑が行われました。また、午後には、田辺有輝さん(JACSES)、
舩橋晴俊さん(法政大学教授)が参考人として招致され、陳述・質疑が行われま
した。与党側の参考人としては、服部卓也氏(原子力産業協会理事長)が招致さ
れました。
見ごたえのある素晴らしい陳述で、多くの重要な問題点が提起されました。
私としては、とりわけ下記のポイントに注目しています。

・トルコのシノップ原発の問題点。原子炉そのものが耐震性が高くても、周辺イン 
フラが寸断される可能性が高い。(田辺さん)
・トルコ国内で6~8割の人たちが反対。政府は、「一部の人たちが反対してい
るが、概ね賛成を得られている」とするが、これは推進側からの情報のみに立脚
している。(田辺さんおよび午前中の井上議員)
・最近のトルコの状況。民主化と逆行。昨年、イスタンブールの公園撤去問題と
関連して、大量の逮捕者・けが人がでている。政府がツイッターやYouTubeが禁
止し、言論の自由が遮断されている(中西議員、田辺さん、井上議員など)
・原子力協定の問題点。核物質の濃縮・再処理に関して、両国の書面での合意の
もとに許可されてしまう。政府は、「日本は許可しない」ことをトルコ側に伝達
されたが、これは公開されていない。国民に知らされないまま許可してしまう可
能性もある。(中西議員、井上議員、田辺さんなどが指摘)
・国税を使った調査の問題。日本原電一社しか入札できない状況。しかも、日本
原電が適切なのか?ダイヤコンサルタントが再受注しているが、三菱系列。日本
原電は敦賀原発に活断層がないと言い張っている。財政も赤字。報告書は黒塗り。
(井上議員、田辺さん、舩橋さんなどが指摘)
・国策がなくては成り立たない。とりわけJBIC・NEXIの融資・付保。国内での安全 
確認体制は宙ぶらりん。

・「世界最高水準」と繰り返されているが、新規制基準は「世界最高水準」には
程遠い。たとえば、欧州加圧水型炉の安全基準に照らしても4つの点で大きく 
劣っている。(舩橋さん指摘)
・高レベル放射性廃棄物については、10万年の保管が必要されるが、世代間、 
地域間の深刻な責任の押しつけあいをもたらす。日本が輸出した原発の放射性 
廃棄物をどうするのか? 日本が引き取るのか? 他国に押し付けるのか?  
不明。(舩橋さん指摘)
・公論が形成されていない。国民の多くは脱原発を望んでいる。一貫して多数意
見。年々増加している。政権与党の公約違反。原発を復帰させることは公約違反。
原発輸出は、国民の民意に反する。支持しないが58%。支持するの2倍以上。
(舩橋さん指摘)
・国会の政策形成能力が低い。行政にレクを求めているのではだめ。国会に専門
家も入れた政策調査会をつくるべき。第二次国会事故調をつくるべき。(舩橋さん 
指摘)

その後の質疑も興味深いものでした。記録をつくりましたので、後程、「避難の権利」 
ブログにアップします。トップページはこちらです。
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/


午前中の審議については、ツイッターでなるべくポイントをツイートしていました。 
重要なポイントがたくさんでたと思います。特に後半の中西議員・井上議員などの 
質疑は重要だったと思います。
下記にまとめをつくったので、どうぞご覧ください。
http://togetter.com/li/655544

重ねてのお願いです。

今日、参考人質疑は実現しました。舩橋さんは大きな政策論的な観点から、日本
の公論形成の問題点について、田辺さんは非常に具体的に、シノップ原発の問題、
原子力協定の問題、日本国内での安全確認体制や、原発輸出そのものが経済的 
にみあうのかという点について、それぞれ説得力のある提起を行いました。国会議
員も、「共感する」「理解する」というような発言をしていました。
が、参考人がどんなにもっともな理由で警鐘を発しても、形式だけ「やりました」
ということにされてしまう可能性は高いです。
つまり、アリバイ作りにされてしまう可能性もかなりあるのです。

外交防衛委員会の委員、とりわけ理事たちに、参考人から提起された問題につい
て議論をつくべきだと、また自民・公明・民主党議員(とりわけ民主党議員)たちには、 
「反対を!」というメッセージを伝えてください。その際は、なるべく丁寧に、理由も 
添えてみなさんからのメッセージを送ってください。    


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