[CML 030736] Re: 「駐車場<クレア>管理人労働者」 mixi ニュースから

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2014年 4月 10日 (木) 07:37:33 JST


 承前
 「ダンダリン・労働基準監督官」について。(下)     塩見孝也 2014年02月
19日09:11.  

 ●労働基準法と戦後憲法との関係性。僕は「資本論」に出てくる「工場監督官」との
類似性に注目した。 
  
 労働規準法は、戦後直後のマッカーサー占領時代に定められた労働法規であるが、ま
こ 
とに、立派な法律である。マッカーサーが連れてきた官僚達は、敗戦直後の占領下では
、多方面にわたって日本社会を改革しようとして理想に燃えていたことは事実であろう
。彼らの提起が、労働基準法の制定を生み出していったといえます。 
 労働三法といわれる労働基準法、労働組合法、労働関係調整法は日本国憲法、第22
条:職業選択の自由、第25条:生存権、第27条:勤労権、第28条:労働基本権、
団結権・団体交渉権・団体行動(争議)権に立脚して提出されている。 

 このように労働基準法を憲法との関連で捉えるのは、まったく正当ですが、しかし、
僕個人は、一寸違う視角からも捉えもしていたのです。 
 僕には、ダンダリン達、労働基準監督官達が産業革命直後のイギリスにおいて、いま
だ労働法などが確立していない遥か、遠い昔の時代に活躍していた≪工場監督官≫の姿
を彷彿とさせるものとして、映っていたからです。 
彼らの報告文は「資本論」などで、マルクスやエンゲルスが、資料として、よく使って
います。この<工場監督官>たちは、国家の官僚であり、公正中立を旨としていました
が、当時の労働者達の無知を伴った、まったく悲惨な無権利状態に、非常に同情的な態
度をとっており、このような彼らの態度が、後の10時間工場法制定の礎になって行き
ました。  

 ●キャスティングについて。 
 竹内結子は、こういうテーマのドラマに、これまでも出ていた記憶がありますが、今
回は、美人女優振りは、全面的に押さえられ、どちらかというと野暮ったさを伴った、
熱帯魚ベタに似た、思想的な純粋さ、一途さ、猛烈ぶり、非妥協性、戦闘性を前面に押
し出しています。みんなをどこまでも目的に向け引っ張って行くような、周りはいつの
間にかついてゆくような、教祖性を演技しようとしています。教祖と言っても、あくま
でも、人間性を大切にしてゆくヒューマンなことにおける純粋さの世界でのことであり
ますが。  
 この演技が成功したかどうかはなんともいえませんが、それでも、この難題に挑戦し
ている必死さは認めるべきであろう。 
 彼女(段田)の強さは、生来のものではありますが、過去の若き日における、自分の
欠陥としての狭さ、未熟性と孤独に闘いつつ、自分の思想性を鍛えてきたこと。この思
想形成の過程は、最後の10回目、11回目で、表現されて行きます。そして、彼女の
強さが、身勝手な自己本位の一人よがりでは決して培われず、孤独に耐えながら、周り
の仲間達との協力関係や勤労民衆の苦難を我が物としてゆく協働の闘いの中でしか培わ
れてゆかないことが示されます。 
 彼女は大成してゆけば、あのマリア・テレーザのような聖女、ないしはジャンヌ・ダ
ルクのような人柄になってゆくような素質の持ち主なのでしょう。今回では、大学時代
の友達で、立場的には、対立する社労士、岸本を、結果としてだが、自殺に追い込む責
任性をどう受け止めてゆくかでずっと悩んできたこと。また、御子柴(=今は、「アッ
プル。ドリーム」社社長、飯野と名乗っているが)の度外れな、逆恨み、復讐をどう払
いのけてゆくか、これらの思想的苦闘を、必死で演じています。 
 御子柴は、ダンダの携帯に、「殺されるぞ!」「殺すぞ!」「死ね!」とかの脅し文
句を頻繁に送り続けていた。 
 彼女の相棒、南三条の俳優は、一時挫折しかかるが、それを超えて復活し、その後、
彼を落とし込める胡桃沢や飯野=御子柴達の、でっち上げスキャンダル、小西美月の狂
言、セクハラでっち上げ、不当拘留にもびくともせず、強くなってゆきます。この、彼
の成長過程、ダンダとの交流過程を彼は巧く演じています。また、南三条の母親を演ず
る石野眞子は、久方振りに明るい良い演技をしています。 
 ダンダらの直接の上司、土手山課長を演ずる北村一輝が、彼のこれまでの俳優イメー
ジを一変させるような、味のある演技をやっています。バツイチの彼は、労働問題で、
格好良いところを見せ、元妻・紺野や息子との信頼関係を回復し、家族を再建してゆく
わけだが、この過程はまことに微笑ましい限りです。しかし、この「再建」は労働基準
監督官の仕事に、土手山が信念を持ち続けたからこそ、家族との一体性が回復につなが
って行ったことを僕らは忘れてはならないであろう。主婦達が離婚後、仕事をしつつ、
労働者としての権利を学んでゆく姿には結構リアリティーがあり、現代日本社会、家族
・家庭の状況を、僕に垣間見せてくれました。 
 事なかれ主義の所長役を佐野史郎が、面白おかしく演じていますが、いざとなれば、
所長としての責任を取ろうとしたりし、これはこれでひょうきんな演技なのだが、好演
しています。 
 若手の三羽烏として二ノ宮瑠璃子や田中、恩田らが各人、各様の監督官をやり、各回
ごとに成長し、監督所の情景を引き立てているのは、これはこれで立派といえます。こ
ういう人たちがいるからこそ、監督所の風景や活動が、なんとなく全体像を持って視聴
者に想像されて、伝わってくるのです。 

 ●第10,11回の大団円が提出したもの。「労働運動の第三の道」、<自主管理型
社会主義>への道。 
  
 人が、己の思想、信念、理論を貫いていこうとすれば、その極限では、己の生死の問
題が先ず問われます。そればかりでなく、この信念を持った行動は、必ず隣人、他人の
生死の問題を問うてゆきます。 
そして、隣人、他人の生死の問題について、それを、自分がかぶるかかぶらないかは別
にして、ぎりぎりの責任を問われます。段田はアップル・パイ社の飯野、かつての御子
柴や胡桃沢との、決定的対決において、自分が引きずってきた過去の問題についても決
着を問われつつ、対決してゆかなければなりません。アップル・パイ社の不正をめぐっ
てのダンダや西東京労働基準監督所と御子柴や胡桃沢との対決は、この三者の関係を総
決算する決戦場でありました。これが、シリーズ10、11です。 
 それは、先ず留置場の南三条を救出するか、否かの関門として提出される。この関門
を、西東京基準監督所の面々は、総力を挙げて突破します。 
そして、アップル・パイ社の臨検の決戦場に臨んでゆきます。御子柴を演ずる柄本明は
、悪徳企業の権化、モンスターのような態度をとり、「労働時間記録など、どうでも良
いのだ、どれだけ、カネが入る仕事をするか、このためには企業(資本のこと)は手段
を選ぶ必要はない」「それよりも、ダンダは、自分の信念を振りかざしつつ、過去、学
生時代の友人で、立場を違えていたとは言え、自殺に追い込んだり、会社をつぶしたこ
とで、従業員を、路頭に迷わしてしまったことの責任をどう取るのか」と糾弾します。
 
 ダンダ達は、これに対して、大切なことは、仕事・労働が<楽しいか否か>、仕事、
労働を通じて<幸せが得られるか否か>、このような基準を持つ労働の在り様から、御
子柴の企業第一の利潤追求第一主義を批判してゆく。ここで、証言者が登場する。布施
博が演ずる小西憲二である。彼は、自分の娘、小西明美の父親でもあります。「かって
、御子柴(飯野)の下で、利潤追求第一の権化となって働いた労働が、楽しくなく、幸
せをもたらさなかった。自分はこの労働の中でボロボロになっていった。」「会社が潰
れたことで、郷里の田舎に帰って、公園の管理者の労働をすることで、仕事の楽しさや
幸福を初めて味わっている」「会社が潰れたことで、現在の幸せを獲得したのだから、
段田らの、あの時の、臨検、糾弾、会社崩壊の結果を全然恨んでいない」と言い切る。
また、娘、明美には、「スキャンダルの狂言などを、御子柴−胡桃沢などに踊らされて
やっているが、それはお門違いであり、やるべきではない」と諭します。 
 布施博の自戒、自省気味の弁論は、説得的で、含蓄深く、人の心を撃ち、会場の雰囲
気を一挙に変えて行きます。 
 結局、「人間とは何か?」「労働とは何か、労働の楽しさとは何か、幸せは利潤追求
第一の労働から得られるか」を巡って、人間論、哲学の問題にいきなり入って行き、論
戦は伯仲してゆくのである。そして、ダンダ達は、見事に、御子柴のブルジョア・イデ
ィオロギーを打ち破ってしまうのである。 
 この論点は、8回目の企業(資本)をどう見るか、で、段田が展開した、労働運動が
資本主義体制との関連で、あるいは、資本主義体制の変革との関連で、いかなる地位、
役割を占めるかについての論議であり、その哲学的裏づけとなるような主張であると思
われます。 
 現在の資本主義体制下での企業の中では、「労働者は、不満、批判があっても、我慢
して会社に隷属してゆくか、そうできないなら、辞める以外にない」という二つの現実
的選択肢に対して、ダンダは「<第三の道>がある。」と言いました。「それは、企業
の下で自分達の言い分、利益を、労働者が人間的権利を貫き、会社を企業であって企業
でないような生産共同体に変えてゆく道である。」「経営者だけが、生産と経営を独占
してゆく企業の在り様に対して、労働と生産の主体である労働者が、生産を統制し、管
理してゆくことだ」と言ったことに対して、哲学的、人間論的裏付けを展開したものと
いえます。 
 僕流にいえば、≪第三の道≫とは、労働者が生産と資本の運動を自己のヘゲモニーで
統制し、自主的に管理してゆく、≪自主管理型社会主義の道≫だと思います。 





----- Original Message -----
>From: 長船 青治 <pencil at jca.apc.org>
>Date: Mon, 7 Apr 2014 21:20:55 +0900
>To: 9条改憲阻止の会メーリングリスト <non9kaiken at list.jca.apc.org>
>Cc: 市民のML <cml at list.jca.apc.org>,
>        福島原発事故共同デスク MLアドレス <2011shinsai at list.jca.apc.org>
>Subject: [CML 030694] 「駐車場<クレア>管理人労働者」mixiニュースから
>
>
>長船です、今までアンドロイド端末しか閲覧できなかった「mixiニュース」(一般公
開型SNS)に盟友(9条改憲阻止の会)である
>塩見孝也氏の投稿を発見したので氏の了解を得てご紹介します。
>
>昨日から、同ニュースは
>互換性: iOS 6.0 以降。iPhone、iPad およびiPad mini、 iPod touch 対応。 iPhon
e 5 用に最適化済み
>
>https://itunes.apple.com/jp/app/id767362319>
>以下コピペします。
>?????
>私達は「クレア駐車場管理人総会」を提案します。 
>2014年 3月28日(金)               
>           
>1、 
>  a,現在の「シルバ−・人材・センタ−」、「都市開発」社、「駐車場<クレア
>管理人労働者」の三者関係は異常であります。
>2月14日のシルバ−・センターの26年度案提起、3月14日班長会議、そして、
本日、28日のシルバ−からの「まとめ」的報告文章はその異常度を更に深めています
。
>僅か19円のスズメの涙程の「配分金上げ」(このこと事態は歓迎するものではある
が)通告は、私達の全体の労働強化、収入削減、既得権の破壊を覆い隠すイチジクの
>葉っぱに過ぎません。私達はこんな小細工に騙されません。 
> 「シルバ−・センタ−」(と「会社」)はこの案を、暫定的な試案にもかかわらず
、強行に私達に押し付け、これを既成事実化せんとしています。 
> これでは私達はまったく納得できるわけがありません。  
> これでは、まとまるものもまとまらない。不測の事態も起こりかねないし、この案
を強行すれば、諸問題が発生し市民の批判・苦情が殺到することも考えられます。
>この報告書は、これまでのもろもろの議論をなんら省みず、2・14提起案をひたす
ら強行的に、私達に押し付けてきている以上の何者でもありません。 
> 貴方方は、ボタンの掛け違いの過ちを最初にやりました。そんな服は不恰好で着る
ことも出来ません。 貴方方は、ボタンを正常に掛けなおすべきである。 
> 私達は「反対のための為の反対をする」「平時に乱を起こす」好事家ではありませ
んから、ボタンの掛け違いを改めるなら、三者は生産的方向での関係性を獲得し、
>この問題も含めて、豊かで正しい方向で、諸問題を共同的に解決し、良き実りをもた
らす可能性も生み出される道は拓けて行くと確信いたします。
>私達の職場である清瀬駐車場「クレア」が、市民・利用者の痒いところにも手が届く
ように、効率的に、風通し良く回ってゆき、人々にとって人気のある明るい、活力も
>持った駐車場になるべく、労働したいのであります。「シルバ−センタ−」が本来の
、「シルバ−救援」、「相互扶助・友愛・協働」の理念を失わないよう、小企業の
>「会社」が、良き経営をし得るよう、市政が、民衆=市民にとって、更に良くなるこ
とを願って、意見提出をしているつもりです。 
>
>  b,私達30人の職場管理人、各人の全員は26年度方針(案)について、貴方
方の意見を直接聞き、そのことについて、直接に質問し、かつ直接に自らの意見を述べ
る
>必要性を痛感しています。そして、このような議論を通じ、全体的観点を持ってより
良き方向、方針を見つけ出したいと思っています。 
> 以上の見地で、「センタ−」へ、私達は民主主義精神と和の精神を発揚した最善の
提案として、「クレア管理人総会」開催を要望します。
>時期としては、4月いっぱいが望ましいですが、それ以降でもかまいません。 
>
>2、 
> 私達発起人は、2・14提案や「まとめ」報告について、<1>を踏まえつつ以下
3点で意見を同じゅうすることで反対する者達であります。 
>◯1「二人制」は、これまで3人〜5人であった人数を、2人に限定するもので、こ
れは、私達管理人達へ強烈な労働強化を強いるものです。
>特に「昼」の時間帯、それも土、日、祭日、サ−ビス・デ−、予測不確定でもある雨
の日などは、車両が激増するわけで仕事を十分に果たすことは出来なくなります。
>この条件では、休憩も取れず、トイレにも行けません。 この案は、仕事の現場を全
く知らない、デスク・ワ−クから捻出されたインチキ精神主義の机上の空論と言わざる
>を得ません。
>不測の事故の発生、苦情の殺到に到る諸事態は、すべからく、私達の所為ではなく、
ひとえに貴方方の責任であると考えざるを得ません。 
>
>◯2労働日の3分の2への削減、収入の約1万円の削減は、私達年金暮らしの低収入
者 
>にとって、消費税値上げ、諸社会保障費の削減の折から、極めて痛く、著しい生活苦
を強制することとなります。「たかだか一万円ではないか」と言うことなかれ。
>このパ−センテイジは私達の必要生活費の割合としては甚大なものです。
> 
>◯3役付き問題における<任命制>は、これまで確立されてきた、<下から>の労働
者 
>全員が参加しえる既に確立して来た、良き伝統である<順繰り制(ローテーション制
)>を破壊し、貴方方本位の<上から>の指揮・命令に私達を服させ、
>隷従させんとする危険があります。   
> 役付き問題では、任期期間を短縮する問題も議論されるべきであります。 
>
> 以上の見地で、私達は上述の「総会」を提案します。何とぞ、「シルバ−・センタ
−」と会社はこの提案の意を汲んでいただき、総会を招請・主催して頂きたい。
>私達は全面的にこのことに協力いたします。
> 
>3、 
>又、私達発起人は、職場仲間全員のみなさんへ、以上の提起について、何とぞ賛同さ
れんことを衷心から要望する次第です。 
>  よろしくお願いいたします。 
>4、 
> 尚、この提案は、法律上は「異論議留保の通知書」として書かれたものでもありま
す。このことを「センタ−(及び会社)」、および職場の仲間達は注意をお払い願いた
い。
>「異論議留保の通知書」とは、私達職場仲間達が、「シルバ−」提起の方針を暫定案
として捉え、差し当たって試験的に尽力するものの、決してその趣旨、やり方、方針に
>賛同しているわけではないことの謂いを通知するものです。 
> 
>(文責 塩見)
>?????
>ここまでで終わり。
>
>*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*
><パレスチナに献花を>
>対駐日イスラエル大使館抗議行動
>世話人・長船 青治
>pencil at jca.apc.org
>http://www.facebook.com/seiji.w.osafune
>http://twitter.com/sosafune
>社)母と子のセンター
>http://seijiosafune-shushu.blogspot.com/
>*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*
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