Re: [CML 030643] Re: 「絶望の裁判所」なり瀬木比呂志 すさまじきかな講談社新書

大山千恵子 chieko.oyama at gmail.com
2014年 4月 6日 (日) 17:09:03 JST


情報通の前田 朗さん

本書を読む詠む...きっかけになった山下幸夫弁護士のフェイスブック寸評です。

>瀬木比呂志『絶望の裁判所』(講談社新書)を読了。一気に読んだ。裁判所のヒエラルヒー構造の中の
キャリアシステムにより、裁判官が駄目になっている現状を元裁判官の立場から告発する書。弁護士から見て、最近の裁判所の劣化ぶりは知っていたが、この本
を読んで腑に落ちた。そんなに衝撃的ではないものの、多くの市民には是非読んで欲しい内容だ。瀬木氏は、キャリアシステムを辞めて法曹一元制度にすること
を提案している。刑事裁判についても、裁判員制度が導入されたのは、刑事系裁判官の復権のためであり、現在の裁判員制度のままでは駄目で、被告人の選択制
の陪審制にすることを提言している。いずれにも全く同感である。多くの市民にこそ読んで欲しい。

千恵子@そっこー図書館予約者


2014年4月4日 20:56 大山千恵子 <chieko.oyama at gmail.com>:

> 前田 朗さん
>
> 解説、ありがとうございます。
>
> 大山千恵子@門前の仔猫
>
>
> 2014年4月4日 15:58 <maeda at zokei.ac.jp>:
>
> 前田 朗です。
>> 4月4日
>>
>> 先ほど買ってきましたが、まださわりしか読んでません。
>>
>>
>> >
>> > なぜ解決策として法曹一元? 本書を読んでも分からない。
>> >
>>
>>
>> これは読まなくても、私なりの意見を出せます。
>>
>> 法曹一元制をとれば、現状の司法官僚制の打破ができます。
>>
>> 日本では、司法試験合格後の統一修習(裁判官、検察官、弁護士の供給源)の一
>> 元化ができただけで、
>>
>> これは法曹一元ではありません。
>>
>> 法曹一元というのは、国によって差異はありますが、
>>
>> 司法試験合格者はすべて弁護士になり、弁護士経験者の中から裁判官を募るとい
>> う考え方です。
>>
>> 司法修習も、最高裁が恣意的に運営するのではなく、むしろ弁護士会主導でやる
>> べきです。
>>
>> 弁護士の養成、後継者育成は弁護士会が責任を持ってやるべきです。
>>
>> これによって、一方で、裁判官を民衆の中から選出するという位置づけにすると
>> ともに、
>>
>> 他方で同時に、裁判官を官僚制から引き離し、弁護士から裁判官へ、そして逆に
>> 裁判官から弁護士へという流れを作る。
>>
>> もちろん、一定程度の司法行政が必要になり、司法行政に強い人材が生み出され、
>> 司法行政による裁判官支配がなされる危険性は残りますが。
>>
>> 前回の司法改革の時に、学界からは法曹一元の提案がありましたが、
>>
>> 最高裁は法曹一元だけは絶対に拒否し、
>>
>> 弁護士会も責任の重大さから逃げ腰となり、
>>
>> しかも、裁判員制度や法科大学院という奇妙な改革に流れました。
>>
>> 学界では法科大学院制度には強い反対があったのですが、
>>
>> 最高裁と弁護士会の結託で制度ができました。
>>
>> 制度ができてしまえば、各大学とも懸命になって法科大学院を作り、宣伝し、維
>> 持しなくてはなりません。
>>
>> かつて法科大学院構想を厳しく批判していた教授たちが、懸命に法科大学院の授
>> 業をやっているという漫画的な状況です。
>>
>> あとは裁判官、検察官の天下り先をつくっただけです。
>>
>> 法科大学院制度の制度設計が失敗であり、次々と問題を引き起こしてきたことは
>> 報道されている通りです。
>>
>> 法曹一元が基礎にあれば、法科大学院はもう少しましになったと思います。
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>> > http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama/e/a024d4eaf5cf42a3fedec171976a4386
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