[CML 026697] 【「財界」理性派の死を悼む】「財界の護憲派」品川正治氏が死去

uchitomi makoto muchitomi at hotmail.com
2013年 9月 22日 (日) 18:52:36 JST


安倍政権の無茶苦茶な改憲攻撃の中でこうした経済人内部の理性派・良心派がお亡くなりになることは本当に寂しい限りです・・・ご冥福をお祈り申し上げます。今こそ品川氏の遺志を受け継ぎ平和憲法擁護の広範な運動を!

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 合掌

 内富@きょうと緑の党(運営委員)


【東京新聞・社会】

財界護憲派、元日本火災社長 品川正治氏死去

2013年9月6日 朝刊

 財界の護憲派として知られる経済同友会終身幹事の元日本火災海上保険(現日本興亜損害保険)社長、品川正治(しながわまさじ)氏が八月二十九日午前四時四十五分、食道がんのため東京都内の病院で死去した。八十九歳。神戸市出身。葬儀・告別式は近親者で行った。後日、お別れの会を開く予定。喪主は妻初巳(はつみ)さん。

 一九四九年に日本火災海上保険に入社。社長、会長を歴任した。経済同友会では、副代表幹事を経て終身幹事。国際開発センター会長も務めた。

 旧制三高に入学後、召集され中国で終戦を迎えた。その経験から憲法九条の堅持を主張し、武器輸出三原則の緩和に反対。米国流の市場主義にも異論を唱え、雇用を重視する日本型資本主義の必要性を訴えた。著書に「戦争のほんとうの恐さを知る財界人の直言」など。

    ◇

 二〇〇七年夏には本紙で、評論家の鈴木邦男さんと終戦記念対談をした。

◆反戦訴え続けた品川正治さん「九条の旗を手放すな」

<評伝> 戦場の悲惨さを一兵卒の目で見つめてきた人だった。それを今の世代に語り伝えることを生涯の使命にした。

 戦後六十二年の二〇〇七年夏。品川正治さんは本紙の終戦対談で、評論家の鈴木邦男さんとほぼ半日、語り合った。

 旧制三高(現京都大)在学中の一九四四年十二月、中国戦線に出征し、足に弾を受けながらも生き残る。復員した終戦翌年、日本上陸の直前に船上で配られた新聞で日本国憲法草案を読んで泣いた。「二度と戦争をしないと誓ってくれた」。戦闘で失った仲間、アジアで失われた数え切れない命を忘れることなく、新たな憲法を握り締めるように歩いてきた戦後だった。

 品川さんは〇六年、「戦争のほんとうの恐さを知る財界人の直言」を出版。戦争世代が少なくなり、「憲法は米国の押しつけだ」と主張する安倍晋三首相ら改憲派への抵抗だった。

 「反戦を堂々と言う財界人」として全国から講演依頼が集まるようになる。高齢の身をおして応えていった。

 対談で語った言葉が忘れられない。「いまこの国のあり方として、どっちでもいいっていう言葉をよく聴くんです。選挙でもどの政党を選んでも同じだとね」。そのような世代を生んだのは自分を含めた戦争世代の責任だと。

 「でもね、そう言った瞬間に、ヒトラーの時代のように独裁が生まれる。どっちでもいいっていう人にどうしたら分かってもらえるのだろうか」。民主主義の行く末を案じて最後まで自分の役割を果たそうとした。

 そんな揺るがぬ信念に柔らかさが同居した人でもあった。代表を務める財団の執務室を訪ねるたびに気さくに雑談に応じてくださった。八十歳を過ぎて若き日の恋を小説に書くロマンチシズムにあふれた紳士だった。

 「どんなにボロボロになっても九条の旗を手放してはいけない」。集団的自衛権の行使を認めるのかどうか、改憲をめぐるせめぎ合いが再び始まった今、その言葉を遺言として抱きしめたい。

 (編集委員・佐藤直子)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013090602000111.html

共同通信の記事より

品川正治氏が死去
財界の護憲派

 死去した品川正治氏

 財界の護憲派として知られる経済同友会終身幹事の元日本火災海上保険(現日本興亜損害保険)社長、品川正治(しながわ・まさじ)氏が8月29日午前4時45分、食道がんのため東京都内の病院で死去した。89歳。神戸市出身。葬儀・告別式は近親者で行った。後日、お別れの会を開く予定。喪主は妻初巳(はつみ)さん。

 1949年に日本火災海上保険に入社。社長、会長を歴任した。経済同友会では、副代表幹事を経て終身幹事。国際開発センター会長も務めた。

 旧制三高に入学後、召集され中国で終戦を迎えた。その経験から憲法9条の堅持を主張し、武器輸出三原則の緩和に反対した。(共同通信) 		 	   		  


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